カテゴリー : 2011年 12月21日

絵の具の一滴は血の一滴!(違


冬休み初日ー。
今日は職員の健康診断があったため、講習は無し。
私はまだ若いのであっという間に健診が終了したんですが、バリウムな方々は講習なぞやっている余裕なんて無いんでしょうね。気をつけないとお腹の中が大変な事になっちゃいますからね。
というわけで早速朝から部員がやってきて制作に励んでいます。いいねぇ。

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目線を落とすと、何かをしているふたりが…。

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そう、彼女らはガチガチに固まっている使い古しの絵の具の蓋を開けるのに、一生懸命頑張っていたのでした。
筆洗に熱いお湯を張ってその中に絵の具を入れ、温まったあたりで蓋をひねる。こうすることで簡単に蓋が開くんですな。そしてネジ部分にたまっている絵の具をかき落として、また開けられるようにしているわけ。
お湯につけるとこんなに簡単に開くんだーー!と感動してました(・∀・)
その後、他の部員も呼び寄せてみんなで絵の具の蓋を掃除していました。
その姿はまるでもくもくとカニを食べている集団のよう。生徒は絵の具をかき落としている感じがツブを食べている感じみたいだとも言ってましたね。確かにそう見えるわ(笑)
でも、そうやって絵の具を大切にするのはすごくいいことだよね。
「絵の具の一滴は、血の一滴」なのです。油絵の具は高価だってのもあるけれど、油彩画を制作する上でも最も重要な画材(当たり前だけど)なんだからね。大切にして当然なのです!