カテゴリー : 全国高等学校総合文化祭

全国大会報告


全国大会行ってきました!

第45回全国高等学校総合文化祭 紀の国わかやま総文2021
美術・工芸部門
日程:7月31日〜8月4日
場所:和歌山県立近代美術館、博物館、和歌山県民文化会館

私たちは、
30日に新千歳から和歌山へ移動
31日は作品鑑賞と開会式・講演会
1日は作品鑑賞と交流会
という日程でした。

今回、全国総合文化祭への出品を決めた佐野さんは、昨年度も全国大会に行く予定でした。
昨年度、大会が中止になったときは本当に悔しかったんじゃなかと思います。
今年度の大会もコロナウィルスの影響で予定通りに行かなかったり、制約があったりもしましたが、無事に行けて本当によかったです。

「やっぱり、本物を見るのは違う」
と言って熱心に、そして楽しそうに作品を鑑賞している佐野さんが印象的でした。
他にも会場である和歌山県立近代美術館で行われている野田裕示さんの展覧会を鑑賞したり、和歌山の街を歩いたり、様々な刺激を受けてきたと思います。

私は4月に彼女と出会い、全国大会に2年連続選ばれたと知ったとき、とにかく驚きました。
それだけ、2年連続ということはすごいことなのです。
私が4月に赴任したときにはもう今回出品した「やがて遺物」は事務局のほうにあったので、実際に見たのはこの大会が初めてでした。
「美しい」というのが率直な感想です。
照明が当たっていないのにキラキラ光って見え、静かだけどその世界の存在感は大きく、魅力的な作品でした。
佐野さんはこれからどんな作品を創造していくのか、「美術」とどう関わって生きていくのか・・・気になります。


ひろしま総文の作品を一部紹介。


7月29日から8月1日まで、全国高等学校総合文化祭広島大会に参加してきました。

って当初の予定では7月31日までだったんですが、なんと帰りの飛行機に乗るために僕らが広島空港に到着した直後くらいに、ひどい雷雨がそこらを襲い、飛行機が欠航になったのでした。それで1日帰りが遅くなったという…。
にしても広島は暑かったです。。汗が滝のように流れてました。

展覧会は広島県立美術館にて。

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かなり混雑していました。冷房もこれだけ人が多いとそこまで涼しくありませんでした^^;

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平面作品はこんな感じで展示されていました。

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すほーい、作品と10ヶ月ぶりの再会。

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久しぶりに実物をみると、改めてよく描いたなぁ…と感心しちゃいました。

さて、全国では、毎回展示会場に足を踏み入れる瞬間がいちばんワクワクするんですが、今年もやはりそういう気持ちになりました。
北海道は規定で最大30号、全国ではS50号までOKなので見栄えとしては大きさの面で見劣りはするものの、作品の密度やクオリティは負けていません。うん、負けてないどころか結構いいと思います。

正直、全道大会は結構レベル高いと思います。だからこそ、妥協せず最後まで突き詰めて作品に向き合って、全国を目指して欲しいですね。
これから支部大会を控えている高校美術部の人たちは、ぜひ全国の作品を見て刺激を受けて欲しいと思います。

取り急ぎ、全国に出品されていた作品の何点かを掲載します。もしも作者の方で問題が有りましたらコメント等でご連絡ください。
みんな、負けてらんないよ!!!