カテゴリー : ニュースから

3大学認可の件と、道展U21に向けて。


某文科相が例の3大学について不認可から一転して認可しましたね。
うちにも秋田公立の受験を考えていた生徒がいて、オープンキャンパスに弾丸ツアーで行くと話していた矢先に認可しないとのあの発表。それはそれは衝撃だったわけです。
さすがに世論がそれを許さなかったようで、きっとそうなるだろうとは思っていましたが、無事なんとか認可されて本当によかったです。
しかし、そのときの田中文科相の捨て台詞がひどい。
今回(の騒動が)逆にいい宣伝になって4、5年間はブームになるかもしれない
…こんなこと言っちゃう人が文部科学省のトップだなんて…さすがにこのニュースを読んだ時は怒りを通り越して呆れました。絶句。言うかこんなこと…2chの住人だって「おいやめろ」ってなりますよこんなの。
いい加減にしてほしいというか、変なとばっちりが学校職員に飛んでくる前にぜひ辞任して欲しい。いや、しなきゃだめでしょう。
特に認可を認めないという明確な理由もなかったとか自分で言ってるし、ではそれなのになぜあの場で認可を認めないだなんて発言ができたのでしょうか。それによりどれだけ多くの人に迷惑や心配をかけ、落胆させたのか、本当にわかってないんでしょうね。謝罪の一言もないという。同じ人間として理解できませんわ。
さ、気を取り直して。
本日も部活ではU21に向けて各自構想を練り練りしています。

121108a.jpg

根っこはさっさと下地塗りながらあれこれ考えているようです。

121108b.jpg

受験組はデッサン室で石膏や静物を描いてます。

121108c.jpg

そして…

121108d.jpg

ロミ子の資料写真を撮るのに他の部員が手伝ってくれているわけですが…また右側の某線路の子がニヤニヤにじり寄ってきています。常にあやしい。冗談なんだか本気なんだかわからない。。(笑
というわけで各自だんだんと構想が煮詰まって来ました。もうそろそろ一斉にスタートになるかな、と。
ただ、ボケボケしてるとあっという間にテスト期間に突入ですから、最悪でもこの週末でケリをつけて欲しいところです。もう他の学校はとっくにキャンバスに入ってるだろうから…。
キャンバスに入ったら、ガシガシやっていきましょう!日頃から課題とか勉強を上手にやりくりしながら、制作の時間を確保するべし。
締め切りを意識して、逆算して今の現状を理解する。常日頃言っていることです。要領よく、上手に時間を使える人間になろうぜ!


「自分にとっては当たり前のことでも、他人にとっては驚くべきこと」


GIGAZINEこんな記事がありました。サイトより引用します。

どんなクリエイターでも、こんな感覚を知っている。
誰かが革新的なものを作る。とても美しく、優れていて、はっと思わせるようなもの。思わず茫然としてしまう。
その考え方は思いも寄らないもので、非常に驚くべきもの、しかし、完璧だ。
思うはずだ、「それは考えもしなかった。どうやって思いついたんだろう。素晴らしい!」
しばらくして、こう思う。「自分の考えはありふれている。あれだけの創造力がないんだ。」
私もよくこの気持ちにとらわれる。素晴らしい本、音楽、映画、そして素晴らしい会話……クリエイターたちがどう考え出したのかと思うと、私は畏敬の念を抱き、鼻を折られたような気分になる。
しかし、仕事をし続ける。ちょっとしたお話をする。視点を分かち合う。目を見張るような物は何も無い、ただの、私のいつも通りの考え方。
ある日、ある人が私にこんなメールを送ってきた。
「そんな考え、思いつかなかった。どうやって思いついたんですか?これはすごい!」
もちろん、私は否定し、それが何も特別ではないことを説明した。
しかしその後、私はとても重大なあることを悟った:
みんな自分自身の考えはありふれたものだと思っている。
賭けてもいい、サックスの名奏者ジョン・コルトレーンや物理学者のリチャード・P・ファインマンでさえも、その演奏や発想はとてもありふれたものだと思っていたはずだ。
つまり、私にとってはありふれたようなことでも、誰かにとっては凄いことなのではないか。
売れっ子ミュージシャンのインタビューで、今までで一番のヒットソングについて、「発売するまでは、録音する価値もないんじゃないかと言っていたんだ」と告白しているのを何度も見てきた。
我々は、自分たちの創作物に対するとき、とても腕の悪い裁判官なのだ。創作物は広く公開して、審判を受けるべきなのだ。
あなたも、共有するには普通すぎる何かを、抱えていないか?

なるほどなぁ…。改めて言われてみると、まさにそうだなと感じる。
美術ってのは、オリジナリティ、個性を発揮してこそなんだけど、その発想は、自分にとっては意外と普通だったりするんだよね。でも、他人から見たら「ええーー?!」みたいな。
だから、自信を持って自分の作品を自分の発想で作っていけばいいんです。人と違った発想でいいんです。
なんか気持ちが整理されたような気がするね。