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第13回柳星祭・美術部の様子!(写真大量)


さぁ夏休みまであと少し!てことは高文連までもあと少し!気付けば作品搬入日まであと1ヶ月となってしまいました…!

というわけで今の美術部の様子を…とも思ったのですが、先日の柳星祭の様子を掲載したいと思います。

まず、今回の柳星祭では、前回のブログにてちょっと紹介した美術部おばけ屋敷のファストパス(入場券)の配布を行いました。

この入場券制度は今回が初でして、配布方法を考えた後に、生徒公開日の入場券に関しては柳星祭前に観覧希望者を募って配布しよう!ということになったのでした。

単純に時間で割って算出した観覧可能枠は45組
正直事前配布を行うといっても、果たしてどれだけの生徒が集まるのかが未知数…。たくさん来るのを期待していたのに全然集まらなかったら切ないけど、たくさん来たらたくさん来たで果たして納得してもらえるのか…とまぁいろいろ心配しつつ事前配布の時を待っていたところ……
 
 
 
 
開始20分前くらいからあれよあれよと人が集まり……開始5分前には……

……すんごい行列に……!!

美術室向かいの講義室から、果ては教室棟の情報室前までという、とんでもない長蛇の列……!!!


 
 
 
ほうっておくとどんどん行列が伸びていくため、予定時刻をもって並ぶのを打ち切らせてもらいました…。
並ぶのはグループの代表者のみであることを伝え、列を整理して組数を何度も確認したところ、ななんと128組も集まってくれたのでした…!なんとありがたいことでしょう…(ToT)そして、なんか申し訳ない…。。

というわけで、当選倍率は約3倍となってしまいました。。

ま、気を取り直して!最初のひとにくじを引いてもらおうではないか!!

さぁ、記念すべき最初のくじは……?!

なんと!一発目から「ハズレ」が出てしまいました!
しかし!その場はハイテンションで大盛り上がり!!さすがは一発目!!

その後どんどんくじを引いていきます。当たった人にはくじに書かれたユニットの入場券を配布していきます。

それはもう悲喜こもごも。ハズれてしまった人たちよ…申し訳ない…。また来年どうぞ…。。卒業していたら、遊びに来てください…。。

そして、いよいよラストふた組。くじの中身は、1つは当たり、1つはハズレ…。

同時にくじを引き……

まさに明暗が分かれた瞬間でした。

無事くじ引きが終わってホッとしている面々。

その日の放課後、いよいよ柳星祭目前ということで打ち合わせ。

 
 
 
というわけで柳星祭初日。
この日は天候不順のため前夜祭となる行灯行列は延期に。よって開祭式とクラスの衣装をパフォーマンスで発表する「イチコレ」が実施されました。
最後は全校生徒で記念撮影。

そして翌日の柳星祭2日目。この日は生徒のみの校内交流日。
11時からスタートしたわけですが、美術室の前はというと…

ガラ〜ンとしています。。

例年は開始前からおばけ屋敷の行列が出来ているのですが、今年は当然ですが行列なし。驚くほど閑散としています。

しかし最初のユニットであるグループはしっかりと待合所で順番を待っていました。

どばしが一生懸命注意事項の説明を行っています。どばし、説明上手だったな。

おばけ屋敷の観覧が終わった生徒たちに感想を聞いてみると、「怖かった!」「ヤバイヤバイ!!」という声を聞くことができました。よかったよかった…。

しかし、生徒公開日だとさすがに美術室に足を運ぶ生徒もあんまりいない…まぁいるんですけど、そんなもんかなと。
逆に先生方は似顔絵を描いてもらいに来てくださいます。ありがたいかぎりです…。

はまやねんはなぜか大爆笑(笑)

生徒も何人か似顔絵を描かせてくれました^^

というわけで、生徒公開日は割と穏やかに過ぎていきました。
おばけ屋敷も入場券制にしたことで混雑もなく、ちょっとこっちのシフトの入れ替えで多少バタバタする場面もありましたが、それでも例年よりずっとやりやすかったようです。
それぞれのユニットの集合時間もきっちり守ってくれたおかげで特にトラブルもなく、無事に終了することが出来ました♪
 
 
 
 
さて、最終日である柳星祭3日目、一般公開日です。

おばけ屋敷は一般公開日については完全に来校者のみの観覧にし、オープン早々多くの人たちが集まってくださいました。

10組目以降はご都合の良い時間をお客さんに確認し、入場券を配布するという方式を取りました。
すべて綿密な計画のもと動き、きちんと説明して配布したことでこちらも想像以上にスムースに運営できました。いやー入場券システム、すごいわ…。

美術室のほうにもたっくさんの方に足をお運びいただき、作品を見ていただいたり似顔絵を描かせていただくことができました♪

意外にも?!子どもの扱いがとても上手な1年生…!コミュ力高い…!

そうそう、美術部の卒業生も遊びに来てくれました!一番左は部員ですが^^;

そして、相変わらず自転車に乗れないというたろーちゃんまで…!!

あれ?今年はおばけ屋敷大好きOBが来なかったな、そういえば。。元気かな…。

そんなこんなで14時に一般公開時間も無事終了。
たくさんのお客様が美術室の展示やお化け屋敷に足を運んでくださいました。感謝感謝です…。
美術部の活動についてお褒めの言葉をかけてくださる方々も多く、認知されてるなぁと心からありがたく思いました。
しかし、ホントにトラブルなく順調に終わったなぁ、今年の美術部展示は…。
今年も、中の部員たちは汗だくになりながら一生懸命頑張っておどかしてくれていました。お疲れさま!!
 
 
 
 
さて、ここからはいよいよ柳星祭もラストに向かって突っ走ります。
初日に行えなかった行灯行列&打ち上げ花火の後夜祭が待っている!

しかし…外の天候は…いつ降り出してもおかしくないような微妙な空。。天気予報も、夕方5時から雨が降り出すとか…。。
おかしい…曇りのち晴れ、ときどきこいなつだったんじゃないのか…。これで晴れてくれればまさにポスターのキャッチコピー通りだったのに…。。

でも、結局終わってみればギリギリ雨らしい雨には当たらず、なんとか打ち上げ花火までできたので本当によかった。まさかの後夜祭中止展開にならず、ここは皆の思いが天に通じたのだと思いたいです。

それでは、行灯行列中に見つけた部員たちの写真を。

行灯行列の休憩地点である千代台公園にて。

再開前に全員で集まって記念撮影!

さ、今度は学校まで戻ります!

だんだんあたりは暗くなってきました。行灯のあかりが綺麗な時間帯です。

こっちは今年は記録係なので黙々と写真撮影していたためちょっと肌寒い感じでしたが、高校生はやはり若いね…元気いっぱいでした!

すべてのクラスが学校まで戻り、グラウンドではいよいよファイヤストーム点火!

そして……

恒例の打ち上げ花火。今年は例年に増して一段と綺麗に夜空に輝いていました。
後夜祭の花火ってのも、なにか今までの苦労が報われるような気持ちになれるというか、ラストの演出としてはいいものですね。

校舎が、祭りのあと、って感じです。

かくして、今年の柳星祭は幕を閉じたのでした。
 
 
 
翌日。
例年だとだいたい最終日の次の日は片付けなんですが、今年は暦の関係(海の日)でお休み。
本来ならば疲れ果てて休みたいところではあるのですが、美術室&講義室の復元作業を行わないと翌日の片付けに間に合わないため、午後から部員に出てきてもらって大掃除を敢行。

ほとんどの部員が片付けにやってきてくれたおかげで思いのほか片付けも順調に進んだため、高文連もあることだし思い切って床磨きもやろう!となり、皆で床をせっせこ磨きました。

終わったあとは、アイスでお疲れさん!!

ここで1年生が自宅から持ってきた函館の有名洋菓子店「ペシェ・ミニョン」のクマのかたちをした大きいチョコを食べよう!と。
なぜか3年おきゃべがドヤ顔でチョコを掲げます。

しばらく謎の撮影会が続いたのちに、満を持していざチョコ割り!ここでもおきゃべは謎のドヤ顔。

木槌で叩いて割ったチョコを皆でほおばりましたとさ。
 
 
 
そんなこんなで今年の柳星祭も終了!
学校祭の準備を通して部員たちの交流も深まったようです。やはりなにか大きなものを皆で作り上げるという経験はとても大事。
クラスの方でも学校祭となると美術部員が活躍する機会も多く、頼りにされて頑張った結果各部門で素晴らしい結果を出して嬉しい場面もあれば、逆に理不尽な要求に涙を流すような場面もあったようです。

でも、ポスターのキャッチコピーにあるとおり、曇りのち晴れ、なんだと思うな。
一生懸命に頑張ってきた人には、必ずいいことが訪れるものであると、顧問は信じたい。それがいつ来るかはわからなくとも、頑張ったという証は自分の中にしっかり刻まれるし、それを見ていて応援してくれている人も必ずいます。
だから、やれることはなんでもやりゃいいし、頑張れば頑張ったぶん、きっとそれはその人の血肉となってこれからの人生に必ずや生きてくる。そう思って、これからもいろんなことに頑張っていける人になってほしいと思います。忙しいのは、むしろラッキー!くらいに思えばいいのさ!(笑)あ、これブラック発言ですかね…。。

でも、そういうひとのもとにはきっと、「ときどきこいなつ」的なことがやってくるんだよ。
 
 
 
 
さ!
学校祭は終わった!次は、僕らのお祭りが待ってるよ!!
これからは、全国まで続くお祭り、高文連の夏だ!
せっかく部活動させてもらえてるんだ、1日1日の時間を大切に、搬入まであと一ヶ月、濃い夏にしようじゃないのー!!!がんばろーーーー!!!ヽ(=´▽`=)ノ


今年の柳星祭も終わりました。


気がつけば学校祭が終わってもう一週間…。
なんとも微妙な天候の中開催された行灯行列からもう一週間も経ったなんてにわかに信じられないくらい、あっという間に過去のことになっていました。。

というわけで、学校祭の頃の美術部の様子です。

写真は学祭が近づき、美術部の出し物であるお化け屋敷の設営もいよいよ大詰めの頃。

そんな中、キングは崩れそうな天井の下で人柱になってくれていました。
そう、彼女はお化け屋敷の人柱になってくれていたのです…怖いですねぇ…。

こちらは顧問が担任を持つクラスの教室展示風景。
なんせ美術部が7人もいるので、こういう学校祭みたいな行事では引っ張りだこ。黒板アートをみんなで一斉に手がけていました。一気に作業するあたり、さすがの団結力です。

そんなこんなで学校祭初日を迎えました。
美術室に仮装した部員たちが集まってきました。全員はいなかったけれど、集合写真。

こちらは2年生だけ。

そして1年生。1年生は初の柳星祭ですね。

最近ことちゃんはカメラを向けると目ざとく見つけて目線を送ってきます。

こちらは3年生。一部いませんが…。

どうやら衣装がなぜか足りないという学校祭にありがちなトラブルが発生し、急遽抜けていた人たちがいたのでした。
さよちんの超高速スカート縫い作業のおかげでなんとか事なきを得たガースー。ちなみに真ん中のキングは特に何もしてません。さっきも写ってたし。

さて、これまで顧問はポスターやグッズなどを作ったり、展示用の貼りものを作ったりしていたわけですが、玄関に飾る垂れ幕もポスターのデザインをアレンジして作ったりしています。今年はこんな感じ。昨年に引き続き縦の垂れ幕です。

そんなこんなで前夜祭。
行灯行列のあとは、グラウンドで行灯を囲んで踊り…

そして、花火の打ち上げ。

相変わらず近い…!迫力満点でした。

学校祭二日目は校内鑑賞日。この日は本校生のみで行う学校祭となっています。
美術部お化け屋敷には、オープン後からどんどん並ぶ人が増え、あっという間に…

こんな感じです。ありがたい限りですね…。

美術室で行われている似顔絵コーナーでは校長先生と高市先生が部員に描いてもらっていました。

学校祭三日目。この日は一般開放日です。
この日もオープン直前から美術室付近に人が集まってきます。

ただ、この日は一般客を優先するため、張り切って来てもらって申し訳ないのですが、ちょっと待ってもらうことに…。

あっという間にとんでもない行列ができてしまいました。。
でも一般客はどんどん先に優先入場してもらいました。生徒の皆さんには申し訳ないんですが、一般開放日は、一般のお客様のためのお祭りですので…。

そんな中、やってきましたよレジェンドたちが。
そう、OBのヒロキとチャゲです!

チャゲはひょっこりはんにそっくりだなぁ。

待合ブースは一般のお客様でもういっぱいです。

既に、待ち時間は……

正直…なんか申し訳ない…。。

ちなみに、各フロアの廊下はこんな感じです。

ものすごい混雑っぷり…。。

美術室では似顔絵のほうにも結構来ているようです。

作品展示も結構観てくださっていました。今年も高文連の「制作途中展」を開催。まだ全然完成していない作品たちですので、完成版は8月23日から芸術ホールにて開催される道南支部展にて観ていただけたら嬉しいです^^

さて…そんな中、ようやくOBのヒロキとチャゲの順番が回ってきたようです。おまたせしました…。

別にOBだからといってVIP待遇ではありません(笑)しっかり1時間以上待ってもらいました…。
そんなに待ってでも、後輩の作ったお化け屋敷を楽しみにしてくれていたようです。ありがたい…。

その後も美術室に足を運んでくださるお客様がたくさんいらっしゃいました♪

1年生も似顔絵描きに挑戦してくれました。なかなかしっかり描いていましたよ!

そんな中、3年生は食品展示、いわゆる模擬店を行っており、厨房である調理室はそれはもう戦場…。
クラスの調理の様子を見に行ったらたまたまガースーとさよちんが担当していたんですが、ふだん冷静なさよちんがあわててうどんを盛り付けし、「あっつ!あーっつ!!」とやや取り乱している姿がなんだか微笑ましかったです。

そんなこんなで一般公開も終わり、閉祭式も終わり…。3日間の学校祭は幕を閉じました。。

さ、終わったと思ったら一気に片付けがスタートします!
苦労して作り上げたお化け屋敷もどんどん解体作業が進んでいきます…。

あっという間に壁が引っ剥がされ、暗かった部屋が明るくなりました。

使用した段ボールは廊下に出されます。廊下を塞ぐほどの段ボールの量…。

これは毎年本当にありがたい話なのですが、、
例年放課後であるにもかかわらず、多くの人たちが集まってきてくれて段ボールの片付けを手伝ってくれるのです。
美術部員には「手伝いをあてにせず、自分たちで片付けるよ!」とは言っているんですが…もはや特活部のほうで美術部のために放送までかけてくれ、そしてそれに呼応して生徒たちが集まってきてくれるのです。

下校時間を30分ほど過ぎて、ようやく片付けが終了。。
お手伝いしてくださった生徒や教職員の皆様、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
毎年毎年この時は、本当にありがたいなぁと市函の生徒の優しさに感動しています。

美術部の皆よ、これが当たり前と思うなかれ…。感謝の気持ちは、言葉にしましょう。そしてせめて態度で示せるようになりましょう。

コメントボードとなっていた黒板にもたくさんのイラストが描かれていました。これだって、ありがたいことですよね。

とまぁ学校祭が終わったわけですが、今年の部活動展示は2年生が中心となって頑張ってくれました。今年は3年生の大半がクラスの活動に組み込まれてしまい、必然的に2年生が中心となって動かざるを得なかったという部分も大きいとは思いますが、いろいろ考えて動いてくれていたと感じました。それにくっついて1年生も頑張っていたと思います。でもやっぱり1年生は基本的に部員数が少ない…ここをどう来年につないでいくのかが課題じゃないかと思います。

しかしながら。
今回の美術部の学校祭展示においては、ミーティングでも話しましたが結構いろんな「甘さ」が露呈したんじゃないかと思います。
それぞれにおいて「甘さ」があったんじゃないかな、と。もちろん個々に頑張っていたのは認めるけれど、集団として、組織として考えると、このままじゃ今後がやや心配かなと。きっとそれは皆感じているところでしょう。

これまでと比較しても、縦横の連携が弱い。実に弱い。今の市函美術部を作っていくのは、今の部員たちです。厳しいことを言うようだけれど、生かすも壊すも君たち次第なんじゃないかな。縦横の連携が弱いと、受け継がれていくものが途絶えてしまい、今までのような活動ができなくなっていくことでしょう。
この学校祭で学んだことは、学校祭だけに活きることではない。高文連をはじめ、様々な活動に関係してくることでしょう。反省する点はしっかりと反省し、称える部分はしっかり称えて、今後の活動に活かしてほしいと思います。

ともあれ皆さん、これまで本当にお疲れ様でした!!ヽ(=´▽`=)ノ

 
 
 
おまけ。

学校祭が終わり、いよいよ高文連モードに切り替わった部員たち。放課後は意欲的に制作しています。
搬入まで残り40日程度。これからの時間はとても大切で、貴重な時間となっていくことでしょう。
夏休みも近づいてきました。僕らの祭りは、これからが本番。全力で高文連に向けて制作に励んでいこう!!!


柳星祭が近づいてきた最近の美術部の様子


はい!お久しぶりでございます!
なんと!気がつけば6月は更新ゼロでした…!!うへーー今見てみたら月の更新がゼロだったのは2011年からブログを書いてきて初のことでした…。。

まぁこちらをよく覗いてくださっている方々ならなんとなく想像つくかもしれませんが、更新が滞る=ブログに手が回らないという状況だっということです。さ、サボりじゃないんですって!あっ石投げないで…(/_;)

とまぁそんな言い訳はいいんですが。
まぁ毎年6月は忙しいんです。なぜって?それは、市立函館高校学校祭「柳星祭」が近づいてくるから…!!

ということで、ここ最近の様子です。
これは学校祭での美術部展示について話し合いをしているところ。

話し合いは実に盛り上がっていました。

そう、今年もやりますよ、「ほん怖」系お化け屋敷!
市函美術部ではもはや恒例となっている部活動展示。昨年は蔦屋書店で配布されているフリーペーパー「peeps hakodate」にも特集されるという、地味にちょっとばかし有名?なお化け屋敷なのです。

今年のお化け屋敷のテーマは「ヘンゼルとグレーテル」。
ヘンゼルとグレーテルはいわゆるグリム童話ですが、本当は実に恐ろしい…というかもはや狂気とも言える内容であり、それをテーマにした…ということです。あれ?これネタバレ?いや、大丈夫だろ…多分。

で、クラスのほうの段ボール集めが始まる前に、美術部員はさっさと各所へ赴いて大量の段ボールをゲットしていたのでした。もう、動くのがホントに早い。

そして、準備期間がスタートするやいなや、早速支柱の組み立てに取り掛かっていました。
1年生も張り切って作業に臨みます。

今日は改めてミーティングを開き、仕掛けについての説明やシフト決めを行いました。

学校祭は今週末…ということで、皆意欲的に準備を行っています。
ただ、部活動展示とクラスの仕事に挟まれなかなか人が集まらないこともあったり、また3年生の多くがクラスのほうにかかりっきりになってしまい、作業は全員が一斉に揃うことはほとんどありません。
美術部お化け屋敷はかなり大掛かりな内容のため、一応順調に進んではいるものの、かなり大変そうなのが伺えます。

そうなってくると、どうしても疲れや焦りからピリピリした空気になってくるのもままあることで、ちょっとしたことで衝突したり、イライラしたりすることが多いようです。
まぁ、気持ちはとってもわかるんだけどね…。でも、あんまりイライラして誰かに当たったり文句を言ったところで、一瞬はスッとするかもしれないけれど、それは結果的にはいいものを生み出すことにはつながらないんだよね。

こういうときこそ、「感謝の気持ち」だと思う。自分が辛いときは、周りの人も辛いんだ。それぞれがいろんなものを抱えて頑張ってるんだ。
ちょっとした「ありがとう」「ごめんね」「助かるよ」「すごいね」「おつかれさま」。その言葉を投げかけられる余裕を持とう。集団で創り上げることを通して、様々なことを学んでほしいと思う。新しい友情や人間関係、そしてお互いを信頼するその気持ちを作って欲しいな、と。

そういうやり取りを経て、君たちはきっと成長していきます。そしてそれは、これから学校祭が終わったあとに待ち受けている高文連の制作に必ずや生きてくる。制作だって、ひとりでやるんじゃない、みんなで創り上げるんだってことを心において、今を頑張ってくださいな。。

ま、そんなこんなでちょっと大変そうなんですが。
学校祭準備が始まるちょっと前までは、高文連もぼちぼち取り掛かっていました。
1年生の構図の相談に乗ってあげる2年生。

本校で開催された美術部の顧問会議が終わったあと、みんなのアイドル、江差の十河先生と七飯高校の石橋先生が美術室にやってきて、それぞれにアドバイスをくださったりもしました。

そうそう。
今年の高文連道南支部美術展のポスターが完成しました。

今年のポスターには、道南支部から全国高総文祭への出品を決めた、本校の美術部員さよちんの作品を大きく掲載。その他全道優秀作品に選抜された市函の2作品、中部高校と西高校の作品も掲載しました。
自分で作ったからというわけではないですが、やっぱり全道優秀作品に選抜された作品を掲載したほうがいいだろう…との判断で、市函の作品が計3点載っちゃっています。ご了承ください…。
今回のポスターは全国作品の黒の色味を活かすため、「マットPP」という加工を施してつや消しで質感の高いポスターに仕上げてみました。
道南の美術部には既に配布されていますので、見る機会がある方はぜひよく見てみてほしいなと。

さて。
そう、6月は忙しかったんです。例年6月上旬の前期中間考査が終わった頃から、これまた毎年恒例となっている柳星祭ポスターの制作に全力で取り組んできました。

毎年毎年…この学校祭ポスター制作はものすごい労力をかけているわけで…労力っていうか、全精力を注いでいるといっても過言ではないかもしれません。
毎年2年生の部員が担当していて、今年はもりや副部長・はうる・ハマミチの3名が名乗りを上げました。

名乗りを上げたというか、実は2年生でポスターをやりたい人が多すぎて、悩んだ結果なんとくじ引きで決めるという展開に。そこで当たりを引き当てたのがこの3名だったというわけ。
今年も実に、実に実に悩みまくり、何度も何度も考えては作り直しての日々が続きました。作品に命を吹き込むキャッチコピーだって、もう何通り考えたかわからない…。。

だいたい完成が見えてきてからレイアウトや色味を微調整するんですが、これもまた細かく試行錯誤を繰り返しています。消したり付け加えたりそれぞれの色味を濃くしたり薄くしたり、歪みを補正したりして…。そしてキャッチコピーをあーだこーだ言いながらちょっとずつ言葉を変えてみたり言い回しを工夫してみたり…。とにかく一言では言い表せない苦労がそこには詰まっているのです。

まぁだいたい完成した作品を見る際には、そんな過程など知る由もないし、どうでもいいことなんですけどね。
ま、ここは美術部のブログ、顧問が好き勝手に書いちゃうブログなんで、ネタバレは格好悪いんですが、あえて書かせてもらっちゃいます。
 
 
 
 
 
そして完成したのがこちら。

キャッチコピーは「そのとき僕らは 星空よりも輝いていた。」。サブキャッチには、今回の柳星祭テーマである「By Designism」に沿うようなかたちで「つくりあげるのは、モノだけじゃない。」としました。
背景には、夜空を眺める高校生たち。その満天の星空にはたくさんの流れ星が。仲間たちとともにキラッキラに輝く流星にそれぞれが思い描く願いを送っているその光景は、自分たちでは気付いていないけれど、その時、まさに今こそが一番輝いているのではないだろうか。
そのような思いを込めて、ポスター化しました。

ここにたどり着くまでが実に苦難の道のりで…。昨年も相当悩みに悩みぬいたポスターでしたが、今年もそれに負けずいっぱい考えて、いっぱい悩んで、いっぱいケンカ?しながら作り上げました。ちなみにこの写真は明るい時間に撮った写真で、そこに手描きの絵を複数枚合成してあたかも夜空のような風景に仕上げたんですよ。
ぜひ!柳星祭ポスターを見かけた際には、よく見ていただけたら嬉しいです^^

そんなこんなで、ここ最近の美術部の様子でした。
さ、学校祭まであと少し!頑張っていろいろやってますので、一般開放の際にはぜひ美術部の展示に足をお運びくださいね♪
こちらも毎年恒例、似顔絵コーナーも開催しております♪
部員一同心よりお待ちしております^^


今年の柳星祭ポスターとか取材とか学祭への取り組みとか一気に。


さぁ、本校は明日から学校祭「柳星祭」がスタートします!

今年の柳星祭ポスターはこんな感じになりました。

本校美術部2年の岩瀨さん・鶴巻さん・長内さん・佐藤くんの4人と顧問とで、毎日あれこれアイディアを出し、長い時間をかけて議論に議論を重ねた結果、このようなかたちとなりました。

キャッチコピーは「おかえり。ぼくらの夏。」。
市函生にとって夏と言えばもちろん柳星祭なわけですが、このポスターを見てくれた人に夏が来たことを感じてもらい、様々な夏の爽やかな思い出を呼び起こしたい…そんな思いを込めたキャッチコピーに。
そしてそれに呼応するような、爽やかで色とりどりの夏の風景の写真。市函生にとってはおなじみの正門付近の風景ですが、そこには様々な人生模様が展開され、まばゆい光の中に歩んでいくという、さながら人間交差点のような、どこか既視感のある情景を複数の写真を合成して表現してみました。

話し合いは本当に真剣なものでした。時には険悪なムードが流れることも…(笑)

相当な量の試作を経て、もう何枚デザインしたかわからないくらいです。

キャッチコピーもものすごい量を考えました。が、結果削ぎ落としまくって「おかえり。ぼくらの夏。」になったんです。これが本当に大変だった…。

最終選考のつもりがさらにどんどん変化していくポスターたち…。

そんなこんなで作り上げた今年の柳星祭ポスター。4人+αの総力を結集した、素敵で美しい作品です。
もしポスターを見かける機会がありましたら、ぜひじっくり見てみてください。そこに何かを感じてもらえたら幸いです。

というわけでポスターはこんな感じでした。

あ、おまけ。

美術部員を使ってポスター素材を撮っていた時にたまたま撮った一枚。
とても美しく綺麗な写真だったので掲載しちゃいます(笑)
 
 
 
さ、次のネタ。

8月下旬に開催される、高校美術部のひとつの大きな目標であり、全国までつながる高文連の大会、「高文連道南支部美術展」。そのポスターが完成しました。

今年のポスターには、昨年度の道南支部美術展に出品された作品6点を配置したものとなっています。
今年は各校からどんな作品が出てくるのか…今から楽しみです。
ちなみに市函美術部からは3年けぃてぃの作品と、3月に卒業したこっとんの作品を掲載しました。
 
 
 
ささ、次。

6月下旬のある日、一本の電話が。
函館で有名なお洒落スポット「蔦屋書店」で発行されている函館ローカルのフリーペーパー「peeps hakodate」さんから突然の取材依頼が。

なんでも、次号では函館の「怖い」を特集するらしく、噂で本校美術部の学校祭展示のお化け屋敷が相当に怖いということを聞きつけ、取材したいとのことだったのでした。

確かにうちのお化け屋敷は怖いと評判で、現2・3年生の間でも「美術部のお化け屋敷はマジでやべーよ…」という声をしょっちゅう聞きます。顧問ですら大体仕掛けがわかっているというのに、入ったら本当に怖いですからね…。
昨年はお子様連れの一般の方がオープン直後に並んだにも関わらず、先に生徒が殺到していたためすでに2時間待ち…。申し訳ないと思いながら「ここからだと2時間はお待ちいただくことになってしまうんですが…」と話しかけると、「あ、大丈夫です」と即答。。

そんな美術部お化け屋敷の記事を書いてくださるとのことだったのですが、発行はなんと7月10日。そう、学校祭が終わった直後なのでした(笑)
この記事を読んだ人は、果たして来年まで覚えていてくださるのだろうか…(笑)
でも、どんな記事になっているのか今から楽しみです。昨年ブログに掲載したお遊び写真も使われるらしいし…^^;

 
 
 
ささ、次です次。

そんな美術部は明日からの学校祭に向けて、部活動展示としては作品展示&似顔絵、そしてお化け屋敷の設営、さらには3年次美術教養選択者による「市函の七不思議」スタンプラリーの準備と、それはもう大忙しでした。

似顔絵練習に励む部員たち…。

3階美術室では似顔絵コーナーを開催していますので、ぜひ足をお運び下さい♪

黒板には1年生らが黒板アートを描いてくれました。これもまたアートだね。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」より「神奈川沖浪裏」と、ゴッホの「星月夜」を融合させた作品です。
これはまだ未完成の時の写真なので、完成版はぜひ美術室にて…。

チョーク受けがすごいことになってました(笑)

そして、お化け屋敷設営…。
美術室はダンボールの山…。

それがどんどんお化け屋敷の部材になっていきます。

1年生も楽しく作業しています。かなり疲れてましたけど(笑)

おっとこれは企業秘密。

安定のおしゃないスマイル。

今年も題字にこだわって描いてくれました(笑)

今回のお化け屋敷のコンセプトは「廃病院」。
彼は初代院長なのですが……

その後、この病院は大変なことに…。。
あーーこの初代院長がどう変貌していったのかは……ぜひ来てその廃病院に遺されていた肖像を見ると…わかるかと思います…。ちなみに院長は三代まで続きましたが、その後は…ああ、私の口からは怖くてこれ以上…。。。。
 
 
 
そんな感じで怒涛のように日々が過ぎていって、もう学祭前日です。
そうやって部員が一生懸命頑張ってる間、顧問は毎年恒例のものづくりにひたすら励んでいました。もう、いくつもの作ったかわからない…。。

例えば、今回販売される第11回柳星祭オリジナルタオル。

今回の柳星祭のテーマである「華火(はなび)」の書は書道部の部長さんが書いたもの。手頃なサイズのスポーツタオルです。550円。当日販売ありです。そのほかにもうちわを2種、こちらは100円となっています。

玄関前の垂れ幕。ちょっといつもとは趣向を変えてみました。

ポスターのデザインに合わせ、今年は縦型に。思いつきだったんですが、案外うまくいきました。よかった…。


 
 
 
そんなこんなでわたわたしてましたが、いよいよ学校祭が始まります!
今年の市函もまた熱い夏となっております!ぜひ遊びに来てくださいね!