「市函ドリームノート」と祝文。
- 2012 2/21
テスト前ということで部活は無いんですが、美術室には勉強目的で集まる部員が。そんな勉強している部員らにちょっかいを出しては、うるさいと怒られるダメ顧問です。
さて、今は何をしているかというと……
これは、本校が独自に作成している「ドリームノート」という市函生用のオリジナルビジネス手帳のようなものをパソコン上で作成しているところです。下にあるのが実際のノート。今年度の2年次の夏休み明けより実験的に導入されているこのドリームノートは、要は自分で自分のスケジュールをタイムマネジメントさせることが目的で、本校の行事予定が入った1週間の予定表の中に学習の記録や提出物の記録、時間割変更等のメモができるようになっているのです。
今年度市函にやってきて職員室でのほほんとしていたら、ある日某先生に「オリジナルのノートを作りたいんだけどさ…そういうの作ってみたいと思わない?全部オリジナルで好きに出来るんだよ?どう?ワクワクするでしょ?やってみたいでしょ?ていうか得意っていうか好きでしょそういうの?」とか耳元でささやかれ、「そりゃワクワクしますね!好きにやっていいんすか!」なーんて言ってしまったら、あっという間に担当になってしまいました。正直仕事上は全く関係ないんですけどね。
こういうとき、やりたがりな性格の私はいつも自分の首を絞めるように仕事を受けてしまうんですが、意外とそんな苦労も好きだったりしてね。あ、やっぱり好きなようです、デザインのお仕事。
というわけで、そのレイアウトを弄っているのでした。
とりあえず半年使用したドリームノートの使い勝手について生徒からアンケートを取って、そこで出てきた意見を受けて、目下修正中というところです。ま、来年度から全学年で使うかどうかはわからないんですけどね。
ちなみに「ドリームノート」と聞いてすぐ昔あった某漫画を思い出した人は、同年代くらいかもしれませんね(笑)
それにしても、こういう作業は面白いんだけどなかなか地味で大変なんですよ。
皆さんおわかりにならないかと思いますが、このノートの罫線一本一本が、手作業によってゼロコンマ何mmとかで微調整しながら引いてるんです。自動的に引かれてるわけではないんですよ。文字の色も種類も、ボックスの幅も形も目次も、カレンダーの文字の間隔も、何もかもすべて手作業で作っているんですよ。
こういうことをやるには、Adobe社のIllustrator(イラストレーター)が最適。デザイナー必携のアプリケーションです。もはやIllustratorは私の右腕です。これさえあれば、なんでも作れるぜ!!って感じ。
ちなみに前任校では、Illustratorと画像処理ソフトのPhotoshopを授業で教えていました。それはそれはもう、マニアックにね。結構評判はよかったような気がします。実際にDTP関連の仕事に就いたり、ウェブデザイナーになった奴もいたっけなぁ…。
……ま、そんな感じです。
あ、その仕事と平行して、前任校宛てにこんなものを作ったり。
そう、祝文です。卒業式だもんねぇ…。
行きたいけれど、当然こちらの卒業式もあるので行くことはできません。
祝文も最初電報で打てばいいのかな?と思っていたんですが、どうせなら作ろう、ってことで作っちゃいました。もちろんこれもIllustratorで作っています。ちょっと写真なんか使ってみたりしてね。
あー気がつけばもう2月も終わりが近づいてます。あと一週間程度か…早いですなぁ…卒業だよ、卒業。
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