“3年生引退の儀”と造美の先生来校と見学旅行のおみやげ。
- 2015 10/28
高文連の全道大会も終わり、2年生も見学旅行から帰ってきました。
というわけで、いよいよ…
3年生も、引退なのです。
ひとりひとりに、これまでの美術部での3年間を語ってもらいました。
皆口をそろえて言うことは、「3年間は本当に短かった」ということ。
それと同じくらい「一度はやめようと思った」と言ってましたね。でも、「やめずに頑張ってきて本当によかった」とも。
みずいろも後輩に対して語ってくれました。男子の後輩も増えて、思うところがいろいろあるのでしょう。
3年生最後のあいさつは、部長ぷっちょ。彼女も本当に充実していたことでしょう。部活が楽しみで学校に来ていたと話していました。
現3年生は、ぷっちょ部長を中心としてこれまでの先輩の意志を受け継ぎつつ、それぞれがリーダーシップを発揮して様々な面で市函の美術部を引っ張ってきてくれました。
そんな背中を見続けてきた後輩たちは、これからまた新しい市函美術部を創り上げていってくれることかと思います。
きっと後輩たちのことが気にかかって仕方がないだろうけど、君たちの後輩はやってくれますよ。これまでだってそうだったしね。
3年生は、これでいよいよ引退。
あっという間の3年間。過ぎ去ってしまえば確かにもう引退かよ、って感じかと思いますが、この3年間美術部で経験してきたことは、君たちの血となり肉となり、そして骨となっているはずです。
辛くて辞めようと思ったあの日のことだって、今思い返せばそんなこともあったなぁ〜って思えるでしょ?
だいたい、美術を割とガチでやっていたら、そりゃ逃げ出したくなることもあるでしょうよ。だって「自分と向き合う」ことこそが美術なんですから。
ただでさえ考えることややることが多い高校生という世代。そんな中、制作という活動は、自分の弱いところを再認識し、さらけだして、苦しみながらキャンバスにかじりついて「自分」をアウトプットしなければならない。言い訳して逃げ出したくなって、だけど逃げても何も始まらないどころか、むしろ逆に自分を追い詰めていく。
でも、そんな精神的に苦しんでいっても、それに打ち勝って最後まで続けてきたことは、ひとつの自信になってるはずなんです。
そして、打ち勝つことが出来たのは、周囲のあたたかい支えがあったからこそ。
隣を見れば、同じ肩がある。ともに苦しみながらも、些細な事で笑い合い、語り合い、励まし合える仲間がいた。ごはんを作ってくれる親がいた。友達がいた。先生方がいた。
そういうことを身をもって知ることが出来たことこそが、君たちが得たとても大きなものなんだと思います。
絵を描く技術がアップしたとか全道行ったとかそういうことじゃなく、もっと大切なことを学んだことでしょう。このことは、きっとこれから歳を重ねるにしたがって、より実感していくことが出来るんじゃないかと思います。
あとは、ね。
いよいよ引退ですから。それぞれの進路実現に向かって全力で頑張ってほしいと思います。疲れたら、美術室に遊びにおいでな。
また、美術系に進学する人たちはこれからもデッサンやらなきゃですから。今まで同様頑張っていきましょう!
さて、次期部長には…
2年生のこっとん。
これまで副部長として縁の下で支えてきてくれました。これからはいよいよ部長として頑張ってもらいます。
そして、副部長には…
1年生のかにかまを選抜しました。
男子の副部長です。
これから新しい風を市函美術部に吹かせてくれることでしょう。ざっくりと期待しています。
3年生みんなで記念撮影しました。
これもきっと青春のひとコマになることでしょうなぁ…。うう…いいねぇなんだか…。。
そんな感じの美術部だったんですが、
今日はいつも大変お世話になっている北海道造形美術学院の山田先生が来校されました。
しかも、いつもお世話になっているのはこっちだというのに、なぜか差し入れまでいただいたぐらいにして…。。
そして3年生のぷっちょとみずいろもデッサンの講評をしていただきまして、本当にありがとうございます……m(_ _)m
ぜひ今度は井桁先生や髙橋先生も一緒に札幌でお食事にでも行きましょう!楽しみにしております!!(笑)
おまけ。
見学旅行に行った2年生から、おみやげとしてこんなの頂きました。
そう、フリーザ最終形態のマグカップ…(笑)
このカップの内側の色が絶妙です。これはなかなかいいおみやげ(笑)
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