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美大説明会や研究会参加や現在の美術部とか。


ちと更新が途絶えておりました。
誰も見てないからいいかな?と思って最近サボりぎみだったんですが、部員から「最近更新がない…」とのボヤキが聞こえたので、久しぶりに更新。

もう先月の話になりますが、いつもお世話になっている北海道造形美術学院さんに来校していただき、美大説明会を行いました。
昨年も6月頃に同様のことを行ったのですが、今年は美術部の活動的にちょっと落ち着いた11月に開催。講師には昨年同様造美の井桁先生にお願いしました。

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鉛筆デッサンの課題をもとに合評会を行いました。

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ひとつひとつの作品を丁寧に講評していただき、部員らもメモを片手に一言一句逃さず聴き入っていました。
部員数も多い上にすごく丁寧に行ってくださったので、これだけでかなりの時間がかかりましたがとても勉強になったのではないかと。

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その後は現在制作中の作品のアドバイスを受けたり…

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持参していただいた作品を見ながら、各種美大についての説明を受けることができました。

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部員らにとっても、また私にとってもとても勉強になりました。今後のモチベーションアップにつながっていくことと思います。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

そんなことがあったり、先日は顧問は教育課程研究協議会という研究会に出席し、平成34年度より施行となる新学習指導要領のことについて学び、そして教科別の研究会では提言の先生の発表を始め、参加された先生たちの実践報告を食い入るように聴き、いろいろなことを学んできたのでした。

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その研究会に出席するためにたくさん資料を作成したり、テストも挟んだりしていてここ最近はそんなこんなでバタバタしていたため更新が途絶えていたのでした(笑)

そんな日々の中でも、部員らは毎日せっせと部活に顔を出し、制作に励んでいます。

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しかし…徐々に進んできてはいるものの…まだ白紙状態の部員もいるので、まぁなんとも言えません。
正直、ちょっと緊張感が足りない人もいるなぁとも…。あんまりゆっくりのんびり制作している余裕もないですし、なんせ50号ですから。50号なめんなよと。

来週月曜は終業式。もう冬休み突入です。
一日一日を大切にして、どんどん筆を動かしていきましょう。くっちゃべってるヒマは、ない!!!制作に集中だああああ!!!!

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まぁ、やってるにはやってるんですけどね。。
今回は1・2年生全員が出品するということで23名がU21に向けて動いています。当然、2月4日・5日と札幌に遠征予定です。今回は人数も多いので貸切バスをチャーターしました。
ぜひ会場で様々な学校の人たちと交流できることを今から楽しみにしています^^

そんな感じの毎日でした。


“3年生引退の儀”と造美の先生来校と見学旅行のおみやげ。


高文連の全道大会も終わり、2年生も見学旅行から帰ってきました。

というわけで、いよいよ…

3年生も、引退なのです。

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ひとりひとりに、これまでの美術部での3年間を語ってもらいました。

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皆口をそろえて言うことは、「3年間は本当に短かった」ということ。

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それと同じくらい「一度はやめようと思った」と言ってましたね。でも、「やめずに頑張ってきて本当によかった」とも。

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みずいろも後輩に対して語ってくれました。男子の後輩も増えて、思うところがいろいろあるのでしょう。

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3年生最後のあいさつは、部長ぷっちょ。彼女も本当に充実していたことでしょう。部活が楽しみで学校に来ていたと話していました。

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現3年生は、ぷっちょ部長を中心としてこれまでの先輩の意志を受け継ぎつつ、それぞれがリーダーシップを発揮して様々な面で市函の美術部を引っ張ってきてくれました。
そんな背中を見続けてきた後輩たちは、これからまた新しい市函美術部を創り上げていってくれることかと思います。
きっと後輩たちのことが気にかかって仕方がないだろうけど、君たちの後輩はやってくれますよ。これまでだってそうだったしね。

3年生は、これでいよいよ引退。
あっという間の3年間。過ぎ去ってしまえば確かにもう引退かよ、って感じかと思いますが、この3年間美術部で経験してきたことは、君たちの血となり肉となり、そして骨となっているはずです。

辛くて辞めようと思ったあの日のことだって、今思い返せばそんなこともあったなぁ〜って思えるでしょ?
だいたい、美術を割とガチでやっていたら、そりゃ逃げ出したくなることもあるでしょうよ。だって「自分と向き合う」ことこそが美術なんですから。
ただでさえ考えることややることが多い高校生という世代。そんな中、制作という活動は、自分の弱いところを再認識し、さらけだして、苦しみながらキャンバスにかじりついて「自分」をアウトプットしなければならない。言い訳して逃げ出したくなって、だけど逃げても何も始まらないどころか、むしろ逆に自分を追い詰めていく。
でも、そんな精神的に苦しんでいっても、それに打ち勝って最後まで続けてきたことは、ひとつの自信になってるはずなんです。

そして、打ち勝つことが出来たのは、周囲のあたたかい支えがあったからこそ。
隣を見れば、同じ肩がある。ともに苦しみながらも、些細な事で笑い合い、語り合い、励まし合える仲間がいた。ごはんを作ってくれる親がいた。友達がいた。先生方がいた。

そういうことを身をもって知ることが出来たことこそが、君たちが得たとても大きなものなんだと思います。
絵を描く技術がアップしたとか全道行ったとかそういうことじゃなく、もっと大切なことを学んだことでしょう。このことは、きっとこれから歳を重ねるにしたがって、より実感していくことが出来るんじゃないかと思います。
 
 
あとは、ね。
いよいよ引退ですから。それぞれの進路実現に向かって全力で頑張ってほしいと思います。疲れたら、美術室に遊びにおいでな。
また、美術系に進学する人たちはこれからもデッサンやらなきゃですから。今まで同様頑張っていきましょう!

さて、次期部長には…

2年生のこっとん。

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これまで副部長として縁の下で支えてきてくれました。これからはいよいよ部長として頑張ってもらいます。

 
そして、副部長には…

1年生のかにかまを選抜しました。

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男子の副部長です。
これから新しい風を市函美術部に吹かせてくれることでしょう。ざっくりと期待しています。

3年生みんなで記念撮影しました。

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これもきっと青春のひとコマになることでしょうなぁ…。うう…いいねぇなんだか…。。
 
 
 
 
そんな感じの美術部だったんですが、
今日はいつも大変お世話になっている北海道造形美術学院の山田先生が来校されました。

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しかも、いつもお世話になっているのはこっちだというのに、なぜか差し入れまでいただいたぐらいにして…。。
そして3年生のぷっちょとみずいろもデッサンの講評をしていただきまして、本当にありがとうございます……m(_ _)m

ぜひ今度は井桁先生や髙橋先生も一緒に札幌でお食事にでも行きましょう!楽しみにしております!!(笑)
 
 
 

おまけ。
見学旅行に行った2年生から、おみやげとしてこんなの頂きました。

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そう、フリーザ最終形態のマグカップ…(笑)
このカップの内側の色が絶妙です。これはなかなかいいおみやげ(笑)


美術系大学進学説明会の様子。


さる4月24日、札幌にある美術の予備校、「北海道造形美術学院」より高橋先生・山田先生のお二人にお越しいただき、美術系大学進学説明会を行いました。

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参加者は美術系への進学を希望する生徒や美術部員で、20人ほどの参加でした。
昨今の美大の試験内容や個別の難易度の情報などについてはこちらでも見えていない部分も多く、いろいろ勉強しながら指導しているところではありますが、やはり美術の予備校にはかないません。合格者の参考作品も大量に持ってきて下さり、より具体的な内容を説明して下さいました。

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また大学で美術を志すことについて、さまざまな視点からのお話があり、生徒らは大変興味深くその話に聴き入ってメモを取ったりしていました。

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最後は我らが美術部部長からの謝辞があり、閉会となりました。

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4時半から始まり、みっちり7時まで。生徒も全体の場ではなかなか恥ずかしがって質問できなかったようですが、個別にはいろいろお話を聞いていたようです。
おそらくというか既にうちの部員も大変お世話になっている予備校。これからもいろいろとお世話になることと思います。
遠いところから本当にありがとうございました。

ていいますか、顧問も高校3年生の時にまさにこの予備校にお世話になっていて、この日来て下さった高橋先生にデッサンを見てもらっていましたから…あれからもう19年…うう、、19年…。。

ちなみにこの説明会の後、お二人とお食事に行ってきました^^
なんか不思議な気分でしたよ…当時、そして今もお世話になっている方々と一緒にお酒を飲むってのは…。

これもまた出会いなんですよね。まさか大人になってもつながっているなんて当時は思ってもみなかった。
どこでつながるかわからないものです。。出会いは大切にしないとなぁと改めて感じました。