世代交代。
- 2012 10/16
本日はミーティング。
高文連の全道大会も終わり、美術部としても大きなひと区切りがついたということで、部長交代の儀を執り行ったのでありました。
新部長には2年生のネスミス、副部長には1年生の…あ、まだハンドルネームが無いな…まぁいずれ登場してくるでしょう。ということで、二人にお願いすることになりました。これから市函美術部を創っていく上で、ぜひ尽力していただきたいですな。
で、これまで部長として頑張ってきてくれたのざわなから一言挨拶せいとムチャ振り。
すると、なかなか言葉が出てこないのざわな。でも、これは急だったからではなく、彼女の中であまりにも伝えたいこと、話したいことが多すぎて何が何だかわからないような状況だからなんですよね。いわゆる言葉にならないっていうやつ。
でもね、のざわな部長は本当にこの美術部のことについて、いっつもいろんな場面ですごく心配してくれてたんです。
心配されているほうは案外気付かないものじゃないかなと思いますが、すごく気を遣ってたんだよね。最初の頃なんか悩みすぎてよく泣いてましたもん。
そういう思いがあるからこそ、今回も話の中に「U21に向けて、もっともっと頑張って欲しい!」という言葉があったんだと思います。
これは、そこに向けてみんなが真剣に努力すればきっと素晴らしい大きなものを得ることができる、ということともう一つ、やっぱり彼女は自分で制作がしたいんだろうなと。本当は制作がしたくてしたくてたまらないのに、でも受験に全力を注がなくてはならない。だからこそ、みんなには自分ができない分頑張ってほしいのだと思うんです。
これまで一緒に作ってきたこの市函美術部をこれからももっともっと盛り上げていくために、のざわなが頑張ってきたことを受け継ぎ、さらにそれを広げていく。それこそが後輩の使命なんだと思います。
そんな感じで世代交代の儀は終了しました。でも、やっぱりなんか寂しさもありますね。とはいえ、本人自体はおそらく明日からもふつーに朝から美術室の主のごとくデッサン室に鎮座してると思いますが。
のざわなさん、これまで部長お疲れ様でした。あとは後輩にまかせとけ!!
心配だろうけど、うまくやってくれるよきっと^^
その他には、全道大会についてと、やはり道展U21に向けてのお話。
全道大会では、札幌北稜高校美術部をはじめ、檜山北高美術部、江差高校美術部の人たちと交流を持っていた我が美術部。やはり、どう考えてもこの交流を通して得られるものはとてもいいものだと思います。自分が高校生の時だったら考えられないほどのすごいことだと思う。でも「美術部」という同じカテゴリーに属しているからこそ、交流ができるんでしょうね。
逆に、この波に乗れなかった人たちはちょっと残念かなとも思う、いろんな意味で。
なかなかね、こんな機会ないものですよ。そういういつもと違う場面に、仲間に紛れてでもいいから思い切って飛び込んでみることで、今まで得られなかったことがたくさん得られるんですけどね。
作品を創ることは、コミュニケーションなんだってことです。リアルに人としゃべったりすることだけではなくて、作品を通して見る人、使う人がどう感じるのか、どう思うのか、どう受け止めるのか。それだってコミュニケーションなんです。
だから、何事も勇気を出して飛び込んでみてほしい。そうやって、自分を成長させていきなさいな。
あと、全国総文祭に出品が決まったわけですが、これも自分一人の力じゃないんだぞと。
お互いが一つの目標に向かって、切磋琢磨し合った結果なんです。部活動ならではなんですよ。もちろん描くことにおいて一番頑張ったのは本人なんだろうけど、そんな自分を支えてくれた友人、親、先生たちがいたからこその結果なんです。そこを絶対に忘れてはならない。
いわば、全国はねっこだけが取ったんじゃない、市函美術部が取ったんだ、というふうに考えてほしいかなと。
大げさではなく、関係者からはそういうふうに思われていますから。
その責任たるや、いかほどかを考えてみて欲しいのです。
俺達は、頑張らなきゃならないんです。いろいろな人たちの期待に応えるためにも、自らを律してさらにさらに成長していくためにも、普段のことからしっかりやりつつ、頑張っていかなきゃならないんです。
というような話をしたような気がします。
というわけで、新生市函美術部がスタートします。そして、ようやく道展U21に向けてようやく始動です。
遅いくらいのスタートですが、構想をじっくり練って、気持ちを、魂を込めた作品にするために、これからさらに頑張っていきますので皆様どうぞ応援をよろしくお願い致します。
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