カテゴリー : 2012年 4月2日

平成24年度スタートにあたり。


市函の美術室は、通常授業で使用するいわゆる「美術室」と、奥に「デッサン室」なる部屋があります。

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まぁ普段は美術部の作品や荷物などが置かれている部屋なのですが…
誰か…いる!

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気がつけばのざわなとネスミスが2人で部屋を片付けているではありませんか。
これから人数が増えることも予想されるし、整理整頓して広く使いたいということで、2人でせっせと物品を移動したり掃除をしたりしていました。
彼女らに聞くと、どうやらみんなに内緒で一気に綺麗にして驚かせてやろうというのが魂胆だったようです。
本来であれば2人だけではなくて、みんなで掃除すべき場所。でも、それを特に顧問から指示されたわけでもなく、自ら進んでやっているのでした。
まぁ…のざわなはもう少ししたら届く150号を描く場所を確保するという意味合いもあったんでしょうが、それにしても、なんていうか…単純に、えらいなぁと感心せざるを得ない。
彼女らなんて、いつも人一倍高文連やU21に向けて努力していて、顧問の僕ですらちょっとすごいなと感心するくらい一生懸命なのは皆も知ってるとおり。
そんな彼女らが高文連や他の作品の構想を練りたい気持ちを抑え、もちろん教科の課題もあるけれど、美術室の片付けを何時間も一生懸命行っているんです。物も捨てに行ったり、床磨いたり、水場を綺麗にしたり。ひたすらいつも活動している美術室のために頑張って掃除してるんです。
そういう気持ちが、より深い人間性につながっていくんじゃないかな。
誰にも言われなくても、水場を掃除したり、ゴミを捨てに行ったり、絵の具のところを整理したり。大切なことだと思います。
…ま、こういう行動に気付いてあげられない人は、すなわちもっとも残念で愚かな人なんだけどね。
多分、自分でやる人は気付けるんじゃないかな。逆に自分でこういう事をやらない人は気付かないかも。
とはいえ、気付いても特に何も感謝の気持ちを表せない(言わない)人も、同罪だと思いますが。
でも、こうやって書いちゃったから(本人らは秘密裏にやりたかったらしいけど)皆さんもうわかっちゃいましたね。ちゃんとリアクションしてあげて下さいよ。
ていうか、4月に入って最初の月曜日。
本来であれば部活動出来る日なのに、今日出席していたのは4名。確かに黒板にはこう書かれていました。

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どうやら本日4/2はスーパー勉強デー。SBD。パチンコ屋の宣伝みたいな感じの名前が付いてます。顧問はこれ見て思わず笑っちゃったんですが、最初はだから部活にみんな来ないのかなーって思ってたんです。
でも、これは上に「描く人へ」って書いてますな。例の部活動紹介の描く人へ向けた予定ってことか。
てことは、それ以外の人は普通に部活なんじゃないのか?なんで人がいないんだろう?それとも、普通にこれ見て休みだと勘違いしてる人がたまたま多かったってことなのかな。
…ま、春休みですから、それぞれのペースでやればいいとは思います。家庭の用事もあるだろうしね。強制はしません。
でも、勘違いしないでほしいのは、「特に今部活でやることないから帰ろう(行かない)」ってのは違うって事だ。やることは、彼女らみたいに自分で見つけないと駄目なんじゃないのかな。与えられない=やることがないと勘違いしている人が多いんじゃないかという気がしてならないんです。
みんなが気付いていないところでやってくれている人がいる。ちゃんと感謝してますか?
これをお互いでフォローしあいながらやっていければ、それはきっと素晴らしいことになるんじゃないかな。
やってくれている人がいることを知りつつも、知らないふり、気付いてないふりをしている人。これは最低ですね。
だいたいね、休むのに未だに連絡がない人が多すぎ。部長も副部長も把握してないっていうのはどうして?
果たしてみんな高文連に向けて動いているのか?ダラダラと特に真剣に考えることなく、顧問に相談することもなく、適当に時間を過ごして帰ってるんじゃないのか?
部長や副部長は、部活動紹介の例の下描きや必要なものを黙々と作ってるけど、ほかの人間は頼まれた規定の枚数が終わったらすべての仕事が終わったと思って満足して帰ってるんじゃないのか?
なんていうか、もしそうだとしたら、情けないね。みんなで動くことの大切さと、お互いコミュニケーションを取ることの大切さが、やっぱりわかってない。わかってるようで、わかってないよ。
自由に好きにやりたい奴は、部活じゃなくても出来る。そういう奴は、別の場所で勝手にやってくれ。
そんな勝手な人に、こっちも指導したくないしかかわりたくない。頑張る人にこそ、こっちもその分時間を割いて話を聞いてあげたい。
わかりますよね。顧問だって、教員である前にみんなと同じ人間ですから。
今自分は何が出来るのか。何をすべきなのか。
常に他人のことを考えて、全体を見ながら協力して行動できる人間になってほしい。
ま、別に誰がどうだっていう話でもないんですけど。
全体に向けたお話ってことです。でも、思い当たる節はそれぞれあるでしょ、きっと。
24年度スタートに当たって、なんか不安がよぎったので書きました。
完全に説教ですが、まぁたまにはいいでしょ。。疲れてるんだ俺きっと…。。


護国神社で願掛けを。


昨日、のざわなとネスミスは函館護国神社に行ってきたそうです。

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護国神社では、2人で市函美術部の繁栄を祈願してきたそうな。

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部員全員、全道以上の夢を叶えられますように、とのこと。高文連のことですね。
全道以上とは、すなわち全道優秀作品への選抜、そして全国総文祭への出場…。大きな目標を持つことは大事ですな。そう、狙えるものがあるならば、どうせならてっぺん狙いましょう、てっぺん。
こういう事を言うと、プレッシャーが大きすぎて嫌だーやめてーーなんて思う人もいるかもしれません。じゃあその目標を達成するためにはどういう作品を描けばいいんだろう、作ればいいんだろうと悩む人もいるかもしれません。頑張ってるつもりだけど、いまいち…って人もいるかもしれません。
でもさ。
いつも言ってるけれど、大事なのは結果なのではなく、どれだけ努力できるかなんだ。
努力して結果が出ると、それは自信になる。
努力せずして結果が出ると、それは傲り(おごり)になる。
努力せず結果も出ないと、後悔が残る。
そして、努力して結果が出ないとしても、そこには経験が残るんです。
結果ばかりに気を取られないで、ただひたむきに一生懸命取り組もう。その努力の幅は人によって違うかもしれない。どれだけ努力すればいいのかもきっとわからないのかもしれない。
でも、ここでお互い刺激を受けながら努力することは、絶対にこれからの君たちの人生においてプラスになる。
そして、自分に甘えることなくしっかり努力できる奴には、自然と結果がついてくるんだ。
のざわな・ネスミスの想いが、部員全員に伝わることを願います。先生も、みんなを応援していますぜ。
というわけで、平成24年度、スタートしました。
…まぁ、ぶっちゃけこの絵馬に書いた目標が本当に叶ったら…
やりすぎだって他の学校から白い眼で見られそうだな…(-。-;)
なーんて、でもそれも悪くないか!(笑)よしみんな頑張ろうぜ!!構想練ろう構想!どんどん持ってこーい!!