地区大会レポートに見る部員のモチベーション。
- 2015 5/28
さあ来週は前期中間考査。
昨日からテスト前期間に入り、部活動も停止です。ですが部員らは放課後に部室にやってきて静かに勉強していました。
美術部の地区大会が終わって早一週間。
うちの美術部では、大会などが終わると毎回レポートを課します。それは、ただ取り組んだ、ということで終わるのではなく、後から振り返ることで見えてくることや学んだこと改めて反芻することで、より意識を高めていくという意図があって行っています。
今回のレポートには当日の制作の様子や合評会で頂いたアドバイス、そして大会全体を振り返っての反省が綴られていました。
しかーし。
一応締切は明日なんですが、現時点ではまだ7人からしか出ていません。22名(+1名)の計23枚が集まるはずなんだけど…おかしいな?ま、明日には出てくるんでしょう、きっと。きっと…。
そんなみんなのレポートを読んでいると、部員らが真摯に制作に向かっていたことがひしひしと伝わってきます。
ま、あの大雨の中頑張って制作していた子達ですからね。生半可な気持ちで大会に参加していたら、そんな風には頑張れないでしょう。一人ひとりのモチベーションは高く、本当によく頑張っていたようです。
でもね、そんな真剣にやっている美術部員もいれば、今回の大会の意義を理解することもなく(顧問が理解させることもなく)、ただの写生会のノリで参加し、天気悪くてサイアク〜なんて思っていた美術部員も少なからずいたことでしょう。ま、確かに天気は悪かった。モチベーションが下がるのもわからないでもない。けれど、逆にモチベーションを上げて頑張っていた美術部員もいるんです。
そして、残念ながらそういうモチベーションの低い生徒が描いた作品からは、そういうやっつけな雰囲気がにじみ出てしまうんですよね。いわゆる残念な作品になってしまう。上手いとか下手とかじゃなくて、明らかに気の抜けた、「雑」な仕事の作品。
だから、合評会の時の講評でそういうのが出てくると一瞬悩むんです。なんとコメントしてよいのやら…これ絶対外で見て描いてないだろうな…大して時間かけてないだろうな…って。
ま、そういう時は合評会全体の話で個人攻撃しても始まらないので、全ての講評が終わってから、私自身の考えを話すようにしています。今回の大会の意義ってなんだったんでしょうねって。
あ、うちの部員じゃないですよ。うちの部員は、手前味噌ですけれど気合い入ってましたもん。例えば1年生なんかはまだ技術が稚拙ではあるけれど、気合いは十分でした。
他校でも頑張っている部員はたくさんいます。ただ、残念なことに、そうじゃない人も参加しているんだよな…ってことです。ま、いろいろあるんです。
みんなもっと頑張ればいいのに。みんなでもっともっと頑張って、道南支部の中で切磋琢磨して、道南から発信する美術がもっとレベルアップしていけたら、どんなに素晴らしいことか。
そのためにも、我々市函美術部は先陣を切って頑張っていこうと思います。貴重な高校生の時間を部活動に捧げるんですから。手抜きしてたら人生の無駄だもん。
ま、そんな感じです。
今はテスト前だから部活は出来ないけれど、テストが終わったら一斉に高文連に向けて動くはず。構想が深まってきた部員もチラホラと。
まだの人も、ぜひテスト勉強の合間に少し考えて欲しいと思います。じゃないと…学校祭がどんどん迫ってきて、時間がいよいよ無くなるからね…。。
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