札幌大谷大学による「がんばれ!美術の時間」の様子。


10月12日土曜日に、本校を会場として札幌大谷大学さんによる「がんばれ!美術の時間」が開催されました。

この「がんばれ!美術の時間」は、札幌大谷大学さんが全道各地で開催するワークショップで、今回は油彩基礎・アクリル画・クロッキー・鉛筆デッサン(初級・中級)の5つの講座が開講されました。参加者は本校美術部員をはじめ七飯高校、江差高校、遺愛高校、上磯高校、上ノ国高校、函館西高校の部員、全34名が参加し、それぞれの講座を受講しました。

美術室では油彩の講座が行われました。

そして、青雲記念館という講堂のようなスペースでは、クロッキー、アクリル画、デッサンの講座が行われました。

油彩画の講座では、組まれた基本的なモチーフを複数人で囲んで制作を行います。

今回入部したての部員は、大谷大学の川口先生より丁寧に制作の基礎を説明してもらっていました。

アクリル画の講座の様子です。講師は松村先生です。

アクリル絵の具とモデリングペーストを使い、パネル表面にでこぼこを作ってそこに色を乗せ、筆だけでは表すことのできない表現の技法を学びました。

人物クロッキーの様子。

今回のクロッキーは、函館でバレエを習っている生徒さんにモデルを依頼して実現した講座です。20分間という時間でクロッキーを何枚も描きました。なかなかバレリーナをモデルに描くことなんてできませんよね。貴重な体験です。

骨格見本を用いて説明を行う佐々木先生。

個別に指導をしてくださいました。

鉛筆デッサン講座では、村井先生が担当してくださいました。

それぞれが組まれたモチーフを描きます。

中級のデッサン講座ということで、美大受験につながるデッサンの指導を受けることができました。

こちらでは静物デッサンの基礎を学んでいました。講師は平向先生。

基礎形態である直方体をデッサンする上でのポイントなどを丁寧に指導されていました。

青雲記念館を広々と使ってそれぞれの講座が行われ、普段では見かけない美術の空間がそこに広がっていました。なんかいい。

油彩基礎の講座。それぞれの制作が進んでいます。

油彩画の合評会の様子。川口先生が各作品に対して講評をしてくださいました。高校生たちはそれを真剣に聴き入っていました。

クロッキーの合評会の様子。

クロッキー体験は、前半が20分のクロッキーを複数枚描き、後半はデッサンとしてじっくり制作しました。

鉛筆デッサンの合評会。
それぞれが制作時のアドバイスをもとに完成を目指して一生懸命制作しました。

アクリル画の合評会。
技法を活かして筆の塗りだけでは表現できない不思議な世界観を制作しました。

午前中より開催された「がんばれ!美術の時間」も、夕方4時前にはすべて終了。
生徒たちはとても楽しく美術を学ぶことができたようです。普段なかなか体験することのできないことや、デッサンや油彩画の基礎を改めて学ぶことで、きっと今後の制作に活きることかと思います。
この場をお借りして札幌大谷大学の皆様に感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

さて、次回は…また再来年、といいたいところですが、実施する価値を考えるとまた来年も開催していただきたいくらいです^^
道南の美術が好きな高校生たちにもっともっと参加してもらいたいなぁと強く感じました。だって絶対楽しいもん…!
次回開催する際は、もっと多くの人が集まることを期待したいと思います♪


【!全国総文祭出場決定!】全道大会参加レポート!


10月3・4日の両日、伊達市にて開催された全道高等学校美術展・研究大会に本校美術部員27名で参加してきました。

というわけでまずは報告!

本校1年次の佐野さんの作品「めざめ」が、来年度高知県にて開催される全国高等学校総合文化祭に北海道代表作品として出品されることが決定しました!!

10月2日の全国審査において、全道大会に出品された平面作品450点のうち1・2年生の作品から10点が北海道の全国代表作品として選抜されるのですが、その10点に彼女の作品が選出されたのでした。
市函美術部からは今回で全国総文祭に7回目の出品となり、1年生としては初の全国出品となります!おめでとう!

審査結果を聞いて喜ぶ部員たち…!部員から全国出品者が出るということは、一緒に描いていた仲間としても嬉しいことなのです。

また、全道優秀賞には本校から8点の作品が入賞。

洞爺湖の花火も祝福しているかのように見えました。毎日上がってるんだけど(笑)

というわけで、市函美術部の今回の全道大会での結果です。

第53回全道高等学校美術展・研究大会 全国推薦作品

1年 佐野 碧華 「めざめ」

第53回全道高等学校美術展・研究大会「全道優秀賞」

3年 森谷 美友 「夕暮れ時は盲目になる」
3年 岡部 もな 「ポシェットにいれて、」
3年 清水 美菜実 「口から出た空しさが」
3年 白川 恵理 「May」
1年 佐野 碧華 「めざめ」
1年 田中 快 「一世界」
1年 斉藤 璃音 「過ちすら愛して」
1年 中川 志衣 「ウツセミ見つめて」

 
 
 
さて、それでは全道大会報告レポートです。

まずは、作品展示会場となる伊達市総合体育館前にて記念撮影。今回は27名を引率して全道大会へやってきました。

展示会場の様子。整然と並べられたパネルには、全道各地から集まった作品がきっちりと並べられています。

開会式の様子。

開会式のあとは、さっそく研修です。
道南支部は道北支部と一緒のグループで、皆で風車を作ります。
大ホールのステージ上が私達のグループの制作場所でした。

開会式が終わってからブルーシートを敷いて制作場所の設営を頑張って行っていたのですが、それを見た2・3年生たちが「よし、手伝おう」と自分たちから動いて係の生徒さんたちを手伝っていました。顧問から言わなくてもすっと動けるのは大したもんだなぁと感心して見ていました。

制作風景。

私達のグループは「太陽」をイメージした風車を作りました。それぞれがいろいろ考えながら箔シールをカットして貼っていきます。

カラフルでそれぞれの個性が表現された風車を制作しました。

昼食は外で。いつもだとこの時期はもう結構寒いイメージなんですが、この日は暖かかったなぁ。

そんな感じで外でのんびりしていると、芝生の方から声が。
当番支部の生徒さんが「道北・道南支部の皆さーーん、竹竿はこちらでーーす!」と拡声器で呼びかけています。
でもきっとまだ皆さんホールで制作しているから出てこないだろうなぁ…と思っていたんですが、あまりにも何度も何度も繰り返していていたたまれなくなってきたので…

ちょうどカルチャーセンターから出てきた3年生に声をかけて持っていってもらいました。

昼も過ぎ、風車の設置タイムも近づいてきました。

今回は自然の空間に人工物を配置する空間芸術、いわゆるインスタレーションを参加者全員で行うというものでした。
江差高の十河先生の場所を中心として、太陽をイメージした円形になるよう、芝生にそれぞれが制作した風車を設置していきます。

風が吹くとキラキラと輝いてクルクル回る風車はとても綺麗でした。

設置後は、作品を鑑賞します。
カルチャーセンターのロビーには、今年度佐賀総文に展示された北海道の全国作品が並んでいました。改めて作品を鑑賞。やっぱりクオリティ高いな…。

作品鑑賞の様子。

音威子府高校の椅子が顧問的にはツボでした。一応木工出身なので…。

よく考えられて作られていて、非常にクオリティの高い椅子でした。

全道参加者は作品と一緒に記念撮影。

3年生は10点の作品が並びました。

うち4点が全道優秀賞を受賞したのですが、今回初めて全道優秀賞を受賞した部員はそのうち3名。きっとその喜びもひとしおだったのではないでしょうか。
最後の高文連、それぞれ出し切れたかな。
 
 
 
2年生は4点。

これはオマケ(笑)

2年生はそもそも部員数が6名のため全道出品点数も他の学年と比べると少なめですが、うち初全道が3名ということで昨年から比べるとぐっと成長してきたと感じています。
 
 
 
1年生。1年生は7点が展示されました。うち4点が全道優秀賞を受賞。

今年はまさかの1年生が全国総文祭への切符を手にし、また全道優秀賞にも4名が入賞ということで、とても素晴らしい結果でした。
今年全道出品に手が届かなかった6名(高文連後に2名入部したから正確には8名)は、ぜひ来年こそ全道出品、いやそれ以上を目標として頑張ってほしいですね。
 
 
 
翌日。大会最終日。
閉会式に先立ち、全国表彰式がおこなわれました。

くっ…ベストなポジションをキープできなかった…。。

全国に出品される作品数は、1・2年生の作品から平面作品10点、立体作品4点の計14点だけが選抜されるというとっても狭き門。そんな中、1年生で全国総文祭出品という結果は本当に素晴らしいと思います。

全国報告。さすがは全国といえる作品がたくさん紹介されました。
…そういや今年の全国作品の写真、どなたかいただけないでしょうか…。。

大会総評。札幌国際情報高等学校の富永先生から今回の全道大会についてのお話がありました。
その中で気になった作品ということで5点講評があったのですが、

本校の部員の作品が1点紹介されていました。彼女も嬉しかったことでしょう。作品のタイトルが「若干」違うのはご愛嬌(笑)
 
 
 
そんなこんなで閉会式も終わりました。

部員は、この大会で何を学ぶことができたでしょうか。
部員は、いろいろな先生に作品の講評をいただいていました。講評してくださった顧問の先生方、お忙しいところ誠にありがとうございました。

北陵の菊地先生に至っては、バドミントン部への入部を薦めていました…このネタもなんだか久しぶり(笑)

さ、いよいよ大会も終わりです。
昼になり、搬出作業が一斉にスタート。あっという間に作品が壁面から剥がされていきました。真っ白…。。

しかし、搬出作業時のこと。
だらだらおしゃべりしながら眺めているだけの部員を見ていて、いよいよたまらず軽くキレてしまいました。
一生懸命動いている先輩たちがいるのに、なぜそこで自分たちが代わって動こうとしないのか。3年生たちにやらせていて恥ずかしくないのだろうか。もう帰る気満々でリュックとかしょってるとのか、ポケットに手を突っ込んでヘラヘラしているのとか、むしろ何もしないなら邪魔だとなぜ気付かないのか。自分の作品降ろしたら終わった気になってるのとか、どうなんだ?来年は自分たちがメインで動かなきゃならないのに、いつまでたっても未だにお客さん気分なんだろうか。

ブルーシート敷きのときはあえて言いませんでしたが、当番支部の先生方が少ない人数で一生懸命準備しているその状況を理解し、顧問が言わなくても自分たちから動いて手伝い、協力していましたよね。その動きに気づいていた人もいたはずなのになぁ。姿をぼーっと座席から見ていた人は、何を思っていたんだろう。
竹竿のときも外でのんびりご飯食べていながら声を聞いていたはずなのに、何もできないとは。
これまでも支部展の時や地区大会の時などの節目節目で、言われなくても考えて動けよとミーティングで散々言ってきたはずなのになぁ。

言われなきゃ気付かない、言われないから何もしない。もうそういうの早く卒業しよう。自分から気づいて考えて動ける人にならなきゃ。一人でできないならお互いに声を掛け合って、今何をすべきなのか、何ができるのか、どう立ち振る舞うべきなのかを考えて行動できる人になろう。自分はいいやー他の人がやってくれてるからいいやーとかっていう考えの人は、さっさとその考えを改めよう。

そんな人は、絵だけ頑張って描いてても、全く協力する気になれないんですよ。いくら上手に描いていたとしても、いい結果が出たとしても、心の底から応援しよう、褒めてあげようという気持ちになれない。また、あれほど忘れるなと言っていても上靴を忘れる人とか、スマホを落としても報告せず、別の場面でそれがわかっちゃう人とかさ…そんなんで大丈夫か、って気になっちゃう。

制作する上で大切なのは、結果よりも過程なんです。それは、制作の過程だけではなく、日常における様々な行動すべてが過程なんです。そしてそれらはすべて作品ににじみ出るんです。だって、作品はその人を映し出す鏡なんだもの^^

気付こう。様々なことに。
今回の全道で得たことは、作品が素晴らしかったーとか夜が楽しかったーとかそういうことだけじゃないですよね。集団行動における自身の立ち振る舞いや、当番支部に対しての感謝の気持ち、ここまで来ることができたことは誰のおかげなのか。そこを理解してほしい。それがわからないと、誰も応援してくれなくなるよ。しっかり人間的な成長をしていってほしいと思います。

すみません、説教臭くて申し訳ない。でも、見てる人は見てるんだぜーーそういう振る舞いって。よりよく活動していくためにも、これからいろんなところで頑張っていける美術部であってほしいと心から思う顧問なのでありました。。
 
 
 
今回全道大会を運営してくださった室蘭支部の皆様、道高文連美術専門部事務局の皆様、そしてその中心の当番校である室蘭清水丘高校の顧問の先生をはじめ大会に携わった多くの皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。素晴らしい大会をありがとうございました!
来年は十勝支部、舞台は帯広です。十勝支部の皆様、来年よろしくお願いいたします。
 
 
 

というわけでおまけの写真をば。

ホテルの夕食風景。大人っぽい夕食でした(笑)

ホテルロビーに置かれていたインスタ映え?するボード(笑)

顧問が専門委員会に出席している間、道南支部は昭和新山方面に研修(というか見学)に行っていたんですが、その時の様子。
クマ牧場に行ったりロープウェイで山に登ったりと楽しんできたようです。部員に送ってもらった写真からその雰囲気が伝わってくるかと(笑)

うむ、いい思い出になるといいですなぁ…。

さぁ、次は道展U21だ!
ボーッとしてるとあっという間に年末になるぞー!今回学んだことを活かして、もう次に向けて全力で動いていきましょう!目指せ、道展U21大賞!!


全道への作品発送と舞台装置づくり。


もう気付けば9月も半分を過ぎましたね。

さて、ようやく秋っぽくなってきた今日このごろですが、10月頭には伊達市にて高文連の全道大会が開催されます。
その全道大会に出品する道南支部の作品は本校で預かっていたのですが、いよいよ先日、その作品たちが全道に向けて旅立っていきました。

作品をバケツリレー方式で運び出します。

運送業者のボックスに無事積み終わりました。

全道大会でまた会えることを祈りつつ見送りました。

さぁ、次に会えるのは10月3日木曜日。伊達市にて開催される「全道高等学校美術展・研究大会」、作品は伊達市総合体育館に展示予定です。
全道の美術部から集まってくる素敵な作品たちにようやく出会えます♪今年はどんな作品が並ぶんでしょうか…うーー楽しみでなりません!
 
 
 
というわけで全道大会が徐々に近づいている中、現在の美術部はというと…
 
 
 

なんと部員が突如2名増えました…!そう、高文連が終わったこの時期に、1年生が2人入部してきたんです^^
3年生もいよいよ全道大会を終えると引退となってしまうんですが、13名いる3年生が抜けると、今後は2年生が6名、1年生は…15名と、2年生が数で押された感じになってますが、新入部員合わせて合計21名で頑張っていくことになります。U21への取り組みもにぎやかだねぇ、きっと^^

部員たちは、高文連のあとは各々デッサンやクロッキー、油彩など今できることを取り組んでいます。
そして…U21に向けて少しずつ構想も練り始めているところ…なのかな。まだそのあたりの目立った動きはないですが、高文連後のレポートでは今回の反省を活かして次のU21で頑張りたいという声が多数見られました。その気持ちを大切にして、次の作品を考えていかなきゃですな。

さて、最近はというと…

演劇部の舞台装置づくりを行っています。

美術部では毎年大道具を作成しているんですが、まずはその部材作りを部員で行いました。

結構な本数の角材を必要とするために、1年生が中心となって頑張ってくれました。
しかしながらのこぎりとかの使い方を知らない人って案外多いので、こういう作業を通して、のこぎりの基本的な使い方を身に付け、また効率のいい木取りの方法を学ぶのです。何事も勉強よのぉ…。

とりあえず部材作成は部員のおかげで一気に終わったので、あとは組み立てと塗装。月末までには完成させないとならないため、隙間を縫って作りたいと思います。
 
 
 
 
さ、明日はうちの卒業生も進学している、多摩美術大学にお邪魔してきます。大学説明会が開催されるとのことで、例年だとタイミングがなかなか合わなかったんですが、今回は時期的に行けそうだったため、ちょっと勉強してきたいと思います^^初の多摩美、、楽しみ…!!


高文連・道南支部展リザルト!


美術部の夏のお祭り、高文連道南支部展が終了しました。。
8月22日に搬入・審査があり、全道出品作品等が決定しましたので、まずは結果から。

第57回高文連道南支部美術展 結果

市立函館高校出品数30点中、優秀賞21点・奨励賞6点が選出されました。

優秀賞(作品とともに全道へ)

・3年
森谷 美友 朝緑 明日花 阿部 遥 濱道 七海 三浦 琴 佐藤 みくに 清水 美菜実 白川 恵理 岡部 もな 土橋 茜音
・2年
佐々木 穂香 濱谷 莉光 平川 由翠葉 山﨑 藍海
・1年
中川 志衣 斎藤 璃音 田中 快 内藤 杏 狩野 胡春 藤村 恭己 佐野 碧華
(以上 21名)

奨励賞(作品は行かず、人だけ全道へ)

・3年
岡部 悠太
・2年
中安 瑠奈
・1年
池田 眞琴 花田 瑞紀 栃山 野乃花 茂木 ふたば
(以上 6名)

以上27名が10月3日から伊達市にて開催される高文連美術全道研究大会への切符を手にしました。

<出品作品一覧(すべて油彩画・F30キャンバスに制作)>

3年生

2年生

1年生

 
 
 
さて、搬入前から終わりまでをざっとダイジェストで振り返りましょう!

8月22日木曜日。
この日はいよいよ高文連の搬入日です。

朝8時半ころの風景…。

9時には芸術ホールに向けて出発だというのに、やっぱり今年もギリギリまで手を止めず描き込んでいました。。
黙っていたらいつまでも描いていそうなので、いよいよタイムアップの宣言をし、最終ミーティングを行ったのちに芸術ホールへ作品を持って搬入しました。

午前10時過ぎから作品展示がスタート。

展示中に、1年生の作品に白い絵の具が付着してしまったため、急遽油彩セットを持参して修正…。。大事に至らなくてよかった…。

というわけで、無事展示も完了し、翌日の23日金曜より、高文連道南支部展がスタートしたのでした。

正面の壁面には、本校美術部の作品が4点飾られました。

会期中はOBOGや部員の保護者様など、たくさん会場に観に来てくださいました。ありがとうございました。

そんな中、部員の中学校時代の恩師や…

他支部の某高校美術部顧問の先生などもいらしてましたね。遠いところありがとうございましたm(_ _)m

25日日曜日。
この日は午後から全体合評会。
各校の顧問の先生から作品についての講評をいただきました。

本校の先生たちも何人か来てくださっていました♪ことちゃんも喜びのピース(笑)
ハマチは、3年間来てくださいとお願いしてきて、今回やっと来てくれたー!嬉しい!と言ってました^^

というわけで、合評会も終わり…いよいよ支部展も終わりです。
全道出品票の仕分けをする部員たち。

搬出作業自体は、搬入に比べると早いもので…。
本校美術部は全道大会に出品する作品を整理し、タグ付けを行って、トラックに積み込みます。

そして、全道行きの作品をすべて学校に搬入。

というわけで、無事すべてが終了…!!みんな〜お疲れさまー!!!

はーようやく、長かったような短かったような高文連の支部大会が幕を閉じました。


 
 
 
さぁ、終わりましたね、高文連。皆さんお疲れさまでした。あとは全道大会ですね。

3年生はいよいよ最後の高文連が終わってしまいました。いよいよ引退、ですね。
2年前の初めての高文連を思い出してほしい。みんな、すごく成長したよね…。あの頃全道に行けなかった人も、3年生まで頑張ってやってきたら、しっかりみんな結果を出せるようになりました。この3年間の取り組み、まさにドラマティックだったのではないでしょうか。きっとそれぞれに様々な思い出が残っていることでしょう…。

2年生。2年生は今年が全国を狙えるラストイヤー。それぞれが目標を持って一生懸命取り組んできました。なかなか制作が思うように進まず、苦労していたよね。悔しい思いをした人もいたと思うけど、結果うんぬんよりもまず自分の取り組み自体を褒めてあげよう。皆よく頑張っていたと思います。

そして1年生。初めての高文連、初めての大きな作品の制作はどうでしたか。
中学校から上がってきて初めての「絵画」としての表現にかなり苦労していた人が多かったかと思います。最初の頃はどの程度のテンションで制作に向き合えばいいかわかっていなかったようだけど、日を追うごとにだんだんと制作に向き合えるようになり、最終的にはお互いをライバル視しながらも一生懸命頑張っていたね。少しずつ作品が変わり、意識も変わっていったことでしょう。

さて、部員には、各自自分の取り組みを振り返ってもらいたいと思います。
確かに皆頑張っていた。しかしながら、反省すべき点はたっくさんあると思う。やっぱりスマホに無駄な時間を取られていた人は多かったと思うし、ダラダラふらふら、時には無断で休むなど、無駄な時間を過ごした人も多かったでしょう。また、制作に向き合う姿勢はもとより、挨拶やお礼などをきちんと言えること、周囲を見ての立ち振る舞い、相手を思いやる気持ちなどなど…。振り返ってみて、自分の制作はどうだった?頑張るときには全力で頑張り、休む時はしっかり休む。時間を上手に使えたかな?

また、結果は結果だから、発表された時はいろいろとあるだろうけど。
自分の思いばかりを優先せず、そうさせてもらえた環境、支えてくれていた人に感謝の念をあらわそう。そして、頑張った自分を褒めてあげよう。周りが見える人になってくださいな。
小さなことをおろそかにする者は、大きなことを成し遂げることはできないよ。

「部活動」として、ただ絵を上手に描くことが目標なのではなく、制作を通して、人として成長していくことこそが一番の目標なのです。
部員諸君は今回の取り組みをレポートにまとめましょう。9月上旬までに、A4両面くらいでまとめて提出してくださいな。

さ、、次は道展U21ですね!
今回の反省をもとに、少し休んだら次に向けてまた再始動しよう!!これからの頑張りに、そして作品に期待しています。

 
 
 
おまけ。
搬出後にラッピに行った面々からの写真。解放感からなのか、とても盛り上がったそうな(笑)