タグ : 高文連ポスター

柳星祭が近づいてきた最近の美術部の様子


はい!お久しぶりでございます!
なんと!気がつけば6月は更新ゼロでした…!!うへーー今見てみたら月の更新がゼロだったのは2011年からブログを書いてきて初のことでした…。。

まぁこちらをよく覗いてくださっている方々ならなんとなく想像つくかもしれませんが、更新が滞る=ブログに手が回らないという状況だっということです。さ、サボりじゃないんですって!あっ石投げないで…(/_;)

とまぁそんな言い訳はいいんですが。
まぁ毎年6月は忙しいんです。なぜって?それは、市立函館高校学校祭「柳星祭」が近づいてくるから…!!

ということで、ここ最近の様子です。
これは学校祭での美術部展示について話し合いをしているところ。

話し合いは実に盛り上がっていました。

そう、今年もやりますよ、「ほん怖」系お化け屋敷!
市函美術部ではもはや恒例となっている部活動展示。昨年は蔦屋書店で配布されているフリーペーパー「peeps hakodate」にも特集されるという、地味にちょっとばかし有名?なお化け屋敷なのです。

今年のお化け屋敷のテーマは「ヘンゼルとグレーテル」。
ヘンゼルとグレーテルはいわゆるグリム童話ですが、本当は実に恐ろしい…というかもはや狂気とも言える内容であり、それをテーマにした…ということです。あれ?これネタバレ?いや、大丈夫だろ…多分。

で、クラスのほうの段ボール集めが始まる前に、美術部員はさっさと各所へ赴いて大量の段ボールをゲットしていたのでした。もう、動くのがホントに早い。

そして、準備期間がスタートするやいなや、早速支柱の組み立てに取り掛かっていました。
1年生も張り切って作業に臨みます。

今日は改めてミーティングを開き、仕掛けについての説明やシフト決めを行いました。

学校祭は今週末…ということで、皆意欲的に準備を行っています。
ただ、部活動展示とクラスの仕事に挟まれなかなか人が集まらないこともあったり、また3年生の多くがクラスのほうにかかりっきりになってしまい、作業は全員が一斉に揃うことはほとんどありません。
美術部お化け屋敷はかなり大掛かりな内容のため、一応順調に進んではいるものの、かなり大変そうなのが伺えます。

そうなってくると、どうしても疲れや焦りからピリピリした空気になってくるのもままあることで、ちょっとしたことで衝突したり、イライラしたりすることが多いようです。
まぁ、気持ちはとってもわかるんだけどね…。でも、あんまりイライラして誰かに当たったり文句を言ったところで、一瞬はスッとするかもしれないけれど、それは結果的にはいいものを生み出すことにはつながらないんだよね。

こういうときこそ、「感謝の気持ち」だと思う。自分が辛いときは、周りの人も辛いんだ。それぞれがいろんなものを抱えて頑張ってるんだ。
ちょっとした「ありがとう」「ごめんね」「助かるよ」「すごいね」「おつかれさま」。その言葉を投げかけられる余裕を持とう。集団で創り上げることを通して、様々なことを学んでほしいと思う。新しい友情や人間関係、そしてお互いを信頼するその気持ちを作って欲しいな、と。

そういうやり取りを経て、君たちはきっと成長していきます。そしてそれは、これから学校祭が終わったあとに待ち受けている高文連の制作に必ずや生きてくる。制作だって、ひとりでやるんじゃない、みんなで創り上げるんだってことを心において、今を頑張ってくださいな。。

ま、そんなこんなでちょっと大変そうなんですが。
学校祭準備が始まるちょっと前までは、高文連もぼちぼち取り掛かっていました。
1年生の構図の相談に乗ってあげる2年生。

本校で開催された美術部の顧問会議が終わったあと、みんなのアイドル、江差の十河先生と七飯高校の石橋先生が美術室にやってきて、それぞれにアドバイスをくださったりもしました。

そうそう。
今年の高文連道南支部美術展のポスターが完成しました。

今年のポスターには、道南支部から全国高総文祭への出品を決めた、本校の美術部員さよちんの作品を大きく掲載。その他全道優秀作品に選抜された市函の2作品、中部高校と西高校の作品も掲載しました。
自分で作ったからというわけではないですが、やっぱり全道優秀作品に選抜された作品を掲載したほうがいいだろう…との判断で、市函の作品が計3点載っちゃっています。ご了承ください…。
今回のポスターは全国作品の黒の色味を活かすため、「マットPP」という加工を施してつや消しで質感の高いポスターに仕上げてみました。
道南の美術部には既に配布されていますので、見る機会がある方はぜひよく見てみてほしいなと。

さて。
そう、6月は忙しかったんです。例年6月上旬の前期中間考査が終わった頃から、これまた毎年恒例となっている柳星祭ポスターの制作に全力で取り組んできました。

毎年毎年…この学校祭ポスター制作はものすごい労力をかけているわけで…労力っていうか、全精力を注いでいるといっても過言ではないかもしれません。
毎年2年生の部員が担当していて、今年はもりや副部長・はうる・ハマミチの3名が名乗りを上げました。

名乗りを上げたというか、実は2年生でポスターをやりたい人が多すぎて、悩んだ結果なんとくじ引きで決めるという展開に。そこで当たりを引き当てたのがこの3名だったというわけ。
今年も実に、実に実に悩みまくり、何度も何度も考えては作り直しての日々が続きました。作品に命を吹き込むキャッチコピーだって、もう何通り考えたかわからない…。。

だいたい完成が見えてきてからレイアウトや色味を微調整するんですが、これもまた細かく試行錯誤を繰り返しています。消したり付け加えたりそれぞれの色味を濃くしたり薄くしたり、歪みを補正したりして…。そしてキャッチコピーをあーだこーだ言いながらちょっとずつ言葉を変えてみたり言い回しを工夫してみたり…。とにかく一言では言い表せない苦労がそこには詰まっているのです。

まぁだいたい完成した作品を見る際には、そんな過程など知る由もないし、どうでもいいことなんですけどね。
ま、ここは美術部のブログ、顧問が好き勝手に書いちゃうブログなんで、ネタバレは格好悪いんですが、あえて書かせてもらっちゃいます。
 
 
 
 
 
そして完成したのがこちら。

キャッチコピーは「そのとき僕らは 星空よりも輝いていた。」。サブキャッチには、今回の柳星祭テーマである「By Designism」に沿うようなかたちで「つくりあげるのは、モノだけじゃない。」としました。
背景には、夜空を眺める高校生たち。その満天の星空にはたくさんの流れ星が。仲間たちとともにキラッキラに輝く流星にそれぞれが思い描く願いを送っているその光景は、自分たちでは気付いていないけれど、その時、まさに今こそが一番輝いているのではないだろうか。
そのような思いを込めて、ポスター化しました。

ここにたどり着くまでが実に苦難の道のりで…。昨年も相当悩みに悩みぬいたポスターでしたが、今年もそれに負けずいっぱい考えて、いっぱい悩んで、いっぱいケンカ?しながら作り上げました。ちなみにこの写真は明るい時間に撮った写真で、そこに手描きの絵を複数枚合成してあたかも夜空のような風景に仕上げたんですよ。
ぜひ!柳星祭ポスターを見かけた際には、よく見ていただけたら嬉しいです^^

そんなこんなで、ここ最近の美術部の様子でした。
さ、学校祭まであと少し!頑張っていろいろやってますので、一般開放の際にはぜひ美術部の展示に足をお運びくださいね♪
こちらも毎年恒例、似顔絵コーナーも開催しております♪
部員一同心よりお待ちしております^^


今年の柳星祭ポスターとか取材とか学祭への取り組みとか一気に。


さぁ、本校は明日から学校祭「柳星祭」がスタートします!

今年の柳星祭ポスターはこんな感じになりました。

本校美術部2年の岩瀨さん・鶴巻さん・長内さん・佐藤くんの4人と顧問とで、毎日あれこれアイディアを出し、長い時間をかけて議論に議論を重ねた結果、このようなかたちとなりました。

キャッチコピーは「おかえり。ぼくらの夏。」。
市函生にとって夏と言えばもちろん柳星祭なわけですが、このポスターを見てくれた人に夏が来たことを感じてもらい、様々な夏の爽やかな思い出を呼び起こしたい…そんな思いを込めたキャッチコピーに。
そしてそれに呼応するような、爽やかで色とりどりの夏の風景の写真。市函生にとってはおなじみの正門付近の風景ですが、そこには様々な人生模様が展開され、まばゆい光の中に歩んでいくという、さながら人間交差点のような、どこか既視感のある情景を複数の写真を合成して表現してみました。

話し合いは本当に真剣なものでした。時には険悪なムードが流れることも…(笑)

相当な量の試作を経て、もう何枚デザインしたかわからないくらいです。

キャッチコピーもものすごい量を考えました。が、結果削ぎ落としまくって「おかえり。ぼくらの夏。」になったんです。これが本当に大変だった…。

最終選考のつもりがさらにどんどん変化していくポスターたち…。

そんなこんなで作り上げた今年の柳星祭ポスター。4人+αの総力を結集した、素敵で美しい作品です。
もしポスターを見かける機会がありましたら、ぜひじっくり見てみてください。そこに何かを感じてもらえたら幸いです。

というわけでポスターはこんな感じでした。

あ、おまけ。

美術部員を使ってポスター素材を撮っていた時にたまたま撮った一枚。
とても美しく綺麗な写真だったので掲載しちゃいます(笑)
 
 
 
さ、次のネタ。

8月下旬に開催される、高校美術部のひとつの大きな目標であり、全国までつながる高文連の大会、「高文連道南支部美術展」。そのポスターが完成しました。

今年のポスターには、昨年度の道南支部美術展に出品された作品6点を配置したものとなっています。
今年は各校からどんな作品が出てくるのか…今から楽しみです。
ちなみに市函美術部からは3年けぃてぃの作品と、3月に卒業したこっとんの作品を掲載しました。
 
 
 
ささ、次。

6月下旬のある日、一本の電話が。
函館で有名なお洒落スポット「蔦屋書店」で発行されている函館ローカルのフリーペーパー「peeps hakodate」さんから突然の取材依頼が。

なんでも、次号では函館の「怖い」を特集するらしく、噂で本校美術部の学校祭展示のお化け屋敷が相当に怖いということを聞きつけ、取材したいとのことだったのでした。

確かにうちのお化け屋敷は怖いと評判で、現2・3年生の間でも「美術部のお化け屋敷はマジでやべーよ…」という声をしょっちゅう聞きます。顧問ですら大体仕掛けがわかっているというのに、入ったら本当に怖いですからね…。
昨年はお子様連れの一般の方がオープン直後に並んだにも関わらず、先に生徒が殺到していたためすでに2時間待ち…。申し訳ないと思いながら「ここからだと2時間はお待ちいただくことになってしまうんですが…」と話しかけると、「あ、大丈夫です」と即答。。

そんな美術部お化け屋敷の記事を書いてくださるとのことだったのですが、発行はなんと7月10日。そう、学校祭が終わった直後なのでした(笑)
この記事を読んだ人は、果たして来年まで覚えていてくださるのだろうか…(笑)
でも、どんな記事になっているのか今から楽しみです。昨年ブログに掲載したお遊び写真も使われるらしいし…^^;

 
 
 
ささ、次です次。

そんな美術部は明日からの学校祭に向けて、部活動展示としては作品展示&似顔絵、そしてお化け屋敷の設営、さらには3年次美術教養選択者による「市函の七不思議」スタンプラリーの準備と、それはもう大忙しでした。

似顔絵練習に励む部員たち…。

3階美術室では似顔絵コーナーを開催していますので、ぜひ足をお運び下さい♪

黒板には1年生らが黒板アートを描いてくれました。これもまたアートだね。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」より「神奈川沖浪裏」と、ゴッホの「星月夜」を融合させた作品です。
これはまだ未完成の時の写真なので、完成版はぜひ美術室にて…。

チョーク受けがすごいことになってました(笑)

そして、お化け屋敷設営…。
美術室はダンボールの山…。

それがどんどんお化け屋敷の部材になっていきます。

1年生も楽しく作業しています。かなり疲れてましたけど(笑)

おっとこれは企業秘密。

安定のおしゃないスマイル。

今年も題字にこだわって描いてくれました(笑)

今回のお化け屋敷のコンセプトは「廃病院」。
彼は初代院長なのですが……

その後、この病院は大変なことに…。。
あーーこの初代院長がどう変貌していったのかは……ぜひ来てその廃病院に遺されていた肖像を見ると…わかるかと思います…。ちなみに院長は三代まで続きましたが、その後は…ああ、私の口からは怖くてこれ以上…。。。。
 
 
 
そんな感じで怒涛のように日々が過ぎていって、もう学祭前日です。
そうやって部員が一生懸命頑張ってる間、顧問は毎年恒例のものづくりにひたすら励んでいました。もう、いくつもの作ったかわからない…。。

例えば、今回販売される第11回柳星祭オリジナルタオル。

今回の柳星祭のテーマである「華火(はなび)」の書は書道部の部長さんが書いたもの。手頃なサイズのスポーツタオルです。550円。当日販売ありです。そのほかにもうちわを2種、こちらは100円となっています。

玄関前の垂れ幕。ちょっといつもとは趣向を変えてみました。

ポスターのデザインに合わせ、今年は縦型に。思いつきだったんですが、案外うまくいきました。よかった…。


 
 
 
そんなこんなでわたわたしてましたが、いよいよ学校祭が始まります!
今年の市函もまた熱い夏となっております!ぜひ遊びに来てくださいね!