道銀文化財団「現在(いま)を見つめる眼 Vol.4」に行ってきました。


1月4日(水)から1月14日(土)まで札幌市にある北海道銀行本店(札幌市中央区大通西4丁目)のらいらっく・ぎゃらりいで開催されている「現在(いま)を見つめる眼 Vol.4」に行ってきました。
この展覧会は、今年の8月に富山で開催される全国高等学校総合文化祭、高文連美術のいわゆる全国大会に北海道を代表して出品される平面作品の展示が行われています。
入ったところには、出品校が掲示されていました。顧問の名前も。

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ギャラリー自体は広くはなく10点の展示がギリギリでしたが、ちょうどいい広さにも感じました。

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我らが部長、ばあちゃん子2の作品「The present(s)」も展示されてました。よ、久しぶり!

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改めて見ると、細かく描き込んでますね。受付されていた道銀の方から、見れば見るほど発見があって素晴らしい作品だとお褒めの言葉をいただきました。まだ四葉のクローバーは見つけられてないってさ^^
前任校である檜山北の生徒の作品「日常 その2」ももちろんありました。

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うさぎワールド全開。昨年度の道展U21に出品したうさぎワールド「日常 その1」の続編です。その時の作品よりもさらに密度が上がり、描写力も成長しています。今後も彼女の中にしかないこの世界をもっと広げて欲しいですな。
札幌啓成高校の生徒の作品「鹿羽根」。

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これまた緻密に描き込まれてるんですが、何がすごいって、自分の世界観を思いっきり表現しきっているところです。非現実的な世界をここまで描き上げるには、自分の中にしっかりとその世界を描ききれないと非常に難しいわけで。ややもするとメルヘンチックやイラストチックな世界になりがちな空想世界をここまで構築できているところがすごい。
江別高校の生徒の作品「元気の源」。1年生の作品です。

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とにかくダイナミックな色彩で、日常のありふれた風景を生き生きと描いています。視点を普段見える視点と変えることで、ぐっと見え方が変わってくる。自分の元気の源はこのコンロ、台所から生み出されているんだという強いメッセージを感じますね。やっぱメッセージは大事ですな。
札幌大谷高校の生徒の作品「少しだけ高いところから」。

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これも視点の変換ですね。普通だったら眼下に見える街の夜景が空になっている。見ている人に違和感を与え、不思議な世界を作り出すことに成功しています。色も非常に淡く、空気感が伝わってきますね。
とまぁ、このように全国に行く作品が一同に介し、まとめて観られる非常に贅沢な企画ですので、もし機会がありましたらぜひ足を運んでみてください♪


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