掲載するのが遅くなってしまいましたが、高文連道南支部の支部展において、最終日である9月4日に支部表彰式、全体講評会が開催されました。
表彰式では、最優秀賞・優秀賞に選ばれた50数名の名前が呼ばれ、賞状が授与されました。
その後、全体講評ということで私からいろいろ話させていただきました。
基本的に、全体の場で話したことはいつも自分の部活の中で言っていることと変わらない内容だったと思います。作品は自分の分身である、作品に思いを、メッセージを込めろ、時間をかけ、入魂の作品を生み出して欲しい、そんな感じのことです。
終わった後、うちの連中に「せんせい、いつもよりアツかったですね!」とか言われました。いつも通りでしょ、いつも通り…。
また、そのあと今年の8月に全国高等学校総合文化祭に道南支部から参加した、本校ののざわな部長と檜山北高のよっちゃんが全体の前で全国総文祭に出品されていた作品の傾向や雰囲気などを報告しました。
ちなみに昨年度、全国総文祭支部推薦作品として道南支部から選抜された2作品が、全道大会での審査の結果2作品とも全国を決めるという快挙を成し遂げたのでした。
今年度の支部展では本校のねっこの作品と、これまた檜山北高の2年生の作品が支部全国推薦作品に選抜されています。10月10日の全道美術専門委員会の中で各支部から上がってくる全国推薦作品と並べられて全国審査を受け、そこで全国に行けるかどうかが決まります。ねっこもきっとドキドキしていることでしょう…。
さて、一息ついたところで、全体講評会。
今年度は道南支部の美術専科教員がそれぞれ気になった一作品を選び、その作品について講評を行いました。
江差高校の十河先生による全体講評。道南支部では圧倒的な人気を誇る先生です。
講評も、ユーモアを交えながらも真を付いてくるもので、生徒らは大変な刺激を受けていました。
うちの生徒にも十河先生の大ファンが多く、合評会でもずっと十河先生の後ろを付いて歩いていたようです。んー、どうすればあのようなカリスマ性が身につくんだろうか…やはりにじみ出るものなんでしょう。
ちなみに十河先生は私が檜山北高に赴任した際に、それまで檜山北高で指導されていた先生で、もう12年間もお世話になりっぱなしです(-。-;)
というわけで、表彰式&全体講評会が終了した後は、お昼を挟んでから合評会。各顧問の先生方に自分の作品を批評していただくというもの。
部員には、最低3人には批評していただきましょう、批評していただいた内容はきちんとメモを取りましょう、と伝えました。
私は私で2時間ひたすら批評しっぱなし。よく来ていたのは、遺愛高校や檜山北高かな。あと、稜北高校に訪問指導しに行った時に話した生徒さんの批評もさせてもらえました。あのとき見せてもらったものよりもぐっと素敵な作品に仕上がっていて、なんだかとても嬉しかったです。
合評会も終わり、すべてが終わったところでいよいよ搬出作業。展示にかかる時間よりも、搬出する時間の方が圧倒的に早く、どんどん空になっていくホールを見ていると、一抹の寂しさを感じずにはいられませんでした。んー、今年も支部展の夏が終わったなぁ…って感じです。
高文連全道美術研究大会は、10月11日(木)~12日(金)の二日間、旭川にて開催されます。
本校からは18名!大所帯で乗り込んでくる予定!大雪アリーナで作品鑑賞、旭山動物園でスケッチ、そして札幌北陵高校の皆さんと涙の再会を果たす予定となっています。楽しみですねぇ。
おまけ。
支部大会期間中、前任校の檜山北高美術部の卒業生が展覧会を観に来てくれました。
彼女は高校2年生の時に描いた作品が全国大会に出品され、その後岩見沢教育大美術科に推薦合格し、現在は大学2年生。キャンパスライフを最高に楽しんでいるようでした。
でもそんな彼女も高校生のパワーに圧倒されてました。高校生いいなーー!って何度も言ってましたよ(笑)
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