2020年、部活納め。


本日は12月28日。仕事納めの日です。

最後の講習を終えた部員たちも、気持ち晴れやかな表情で今年最後の活動を行っていました。
講習を一日も休まず、部活も一日も休まずに頑張ってきた部員がたくさんいて、、本当にすごいなと思います。当たり前のことかもしれませんが、んー、偉い…!よく頑張りました。

さて、今日は部員の数もいつもよりは少なかったです。既に昨日の時点で作品を持ち帰った部員もいましたね。

昨日行った中間講評会でのアドバイスを受け、頑張ってましたね。さまざまな課題が浮き彫りになって、これからの取り組みの指標となったのではないでしょうか。

今後の予定も黒板に書きました。年が明けたらまた忙しくなりそうです。なんせ…残されたまともな活動時間はあと10日…。

あらためて危機感を覚えた部員も多かったようです。まぁ…そうだよね…。

そんなこんなで最後の最後まで残って制作していた部員たちも、いよいよ終わり、帰る支度をしています。
今日の制作状況を写真に記録していました。

というわけで、今年の部活もこれで終わりです。

今年は例年になくいろいろなことが起こった1年でした。
でも、まだこうやって活動させてもらえていることに感謝の気持ちを忘れずに、またこれからも頑張っていきましょう…!

皆さん、よいお年をお迎えください!では、また来年!


中間講評会で制作モチベUP!


さぁ、今年の部活も今日を入れてあと2回となりました。
というわけで、本日は年末年始の連休を前に控えての中間講評会を行いました。

現在制作している「はこだて・冬・アート展」に出品する作品について、グループを作ってお互いに感じたことをどんどん出し合います。

今回の冬アート展出品作品は、いつもとはちょっと違う、ある意味チャレンジ的な表現を狙った部員が多いため、結構悩みながら制作している人が多い様子。

そのため講評会では他者による客観的な意見を出してもらい、これからの制作に生かしていくのが目的です。

目標としては年内である程度の目処をつけられることがひとつの課題ではあるのですが、その進み具合は果たして…?

綺麗にパレットを磨いていますねぇ。

あえてただ褒めて終わるのではなく、どちらかというとそれぞれの目線でどう感じるか、ここはどうなっているのか、どうしていくのか、といった疑問を制作者にぶつけるようにしています。
普段は制作に没頭することが多く、お互い作品についての講評を存分にする機会がないので、中間講評会は結構意義深いものとなります。

自分で気づかなかったよさにも気づかせてもらえるのがまたいいんですよね。

奥の方では制作の合間を見て静物デッサンを行っている部員もいます。今の2年生は美術系への進学希望者も多く、時間を有効に使いながら活動しています。

さぁ、それぞれ課題は明確になってきたかな。この中間講評会でモチベーションを上げて、ゴリゴリ描いていってほしいものです。
年が明けての冬休み期間は、1月4日〜13日。フルに活動したとしても、ゆっくり描けるのはたったの10日しかありません。焦りを感じている人はどれくらいいるだろうか…。
計画性を持って、頑張って素敵な作品を生み出してほしいですな。
とりあえず、今年は明日1日を残すのみ。頑張っていきましょう!


3年生 引退の儀。


もう令和2年も終わるぞってタイミングなのではありますが、諸々ありまして昨日ようやく3年生の引退の儀を執り行いました。

例年ですと人数が人数なので部長が代表としてひとこと話してもらうのですが、今年引退する3年生は5名なので、せっかくですから全員からひとことをもらいました。

そして、最後は部長・パン祭り。これまでのことを思い、涙ぐむ場面も…。

パン祭りよ、1年間の部長職本当にお疲れさまでした。
普段からとにかく気を配ってくれていて、毎日最後まで残ってデッサンを頑張り、後輩の相談を一生懸命親身になって聞き、曲がった机を並べ直したり誰かが落とした床の絵の具を拭いたりと、人知れずいろいろなところで頑張ってくれていました。
いつもは口下手なんだけど、この日はしっかり準備して、一生懸命思いを語ってくれていました。そんなひたむきに頑張る彼女の言葉は、きっと皆の心に響いたことでしょう。

3年生たちは、3年間続けてこれたことがよかった。頑張ってよかった。病むこともあって壁にぶつかることも今となってはよい経験だった。市函の美術部に入ることが目標で、高校3年間の思い出は部活しかない…など、それぞれが後輩に語りたいことを自分の言葉で伝えてくれました。

今年は校外展が行えず、卒業式も入学式も無くなり、部活は地区大会の遠征、そして全道大会遠征も(Web美術展はあったとはいえ)無くなってしまいました。
いろいろなことが制限され、3年生にとってのラストイヤーはコロナによって我慢の1年であったとは思います。が、顧問的には遠征とかがなかったから「つまらない一年」とは思ってほしくないなぁ、って。多くの人たちが様々な知恵を働かせて、このコロナ禍の一年の中でもやれることを精一杯頑張ってくれていたことを忘れてはならないかな、と。
そこを忘れてしまうと、本当に「つまらない一年だった」という記憶しか残らないんじゃないかな。

このあと卒業して新たな進路に向かう3年生の皆さんには、様々なことに感謝する気持ちを常に持ってほしいと思います。他者に対して何事も感謝の気持ちを持てるようになると、どう自分が振る舞えばいいのかが見えてくるかもしれません。どんなに絵がうまくても、どんなに勉強ができても、結局は「人と人のつながり」で社会は出来てるんだからね…。
とりあえず、受験組は全力で頑張ってほしいと心から願います。後悔しないために…とにかく人生ぶっちぎりの頑張りをここで見せてほしいですね。応援してますよ!!

さて、3年生が引退ということで、部長・副部長も代替わりと相成りました。

新部長は、2年生のとっちー。

新副部長は、昨年に引き続き1年生2名体制となります。

部長・副部長は市函美術部の代表です。ただ、代表というだけで、雑務係ではありません。ぜひ周りの皆で応援と協力を忘れずに、みんなで盛り立てていきましょう!よろしくお願いします^^
 
 
 
というわけで、ミーティングのあとはプチ大掃除を行いました。大量の絵の具やキャンバスの切れ端なんかを整理していきます。

水場も綺麗に磨いています。

卒業していった誰かが放置していたパレットがガチガチに固まっていて、その封印を解こうとするまこっちゃん…あかん、それ開けたらあかんやつや…

絵の具をせっせと仕分けしていました。

そういや、こちらはこの雪降る中に届いた部活Tシャツ。2年生全員が描いたイラストをワッペンのようにダダダーっと配置してみました。なかなか面白い^^

そんなこんなで冬アート展に向けて制作も進めています。

なんか集まってるなと思ったら…

冬休み中の美術室の部員配置を決めていました。

そう、もう冬休みなんですよね…。うちの学校は明日から冬休みとなります。なんか…やっぱり今年早くない…?

先日は新聞局が高文連の全道優秀作品や全国推薦作品、はたまた青芸の受賞者を集めて取材を行ってくれました。

新聞局もいつも一生懸命新聞を作ってくれてるんですよね。ありがたいことに美術部も結構掲載してもらうことがあり、いつも感謝感謝です…。
 
 
 
 
そういえば…!

全道の専門部より全道Web美術展の作品講評カードが届きました!道内各地の美術部員や顧問の先生が書いてくださった、愛のこもった講評カード。もらえた人はぜひよく読んで大切にしてほしいですね。
こちらも、いっぱい書いてくださった皆さんに感謝感謝です…!うれしいよね、これは^^

さ、というわけで冬休み。
冬休みが開けると、もう冬アート展搬入直前、ホントに直前です。
頑張って時間を上手に使って制作に励みましょう!!


新パーカーと新ジャージ到着!ということで美術部らしく…


さて、最近の美術部の活動風景を。

今年度は新型コロナの影響を受け、例年2月に開催されている道展U21が中止となりました。
しかしそれならば「はこだて・冬・アート展」にみんなで出品しよう!ということで、現在はその制作の真っ最中。締切は例年の道展U21よりも早いため、ちょっとした緊張感が漂いつつも、皆大きいキャンバスを並べて制作に励んでいます。現時点では30〜50号の作品を20数点出品予定。コロナに負けず、頑張っていきたいところです。

というわけでだいたいそういったサイズの作品を描いている中でも、ひときわ大きいサイズの作品を描いている部員が…。こちらのキャンバスは、F100号…!

ほかの部員が描いている50号の単純に倍のサイズである100号キャンバスで制作しているわけですが、この作品は今の時点ではなにかに出品するという目的での制作ではなく、美大への進学を目標にしている彼女が、3年生になって忙しくなってしまう前に100号という大きなキャンバスにチャレンジしてみたい、という気持ちで描き始めたのでした。ちょっと写真ではサイズ感がわかりにくいですね。なかなかデカいです。
100号というとても大きいサイズのキャンバスに、どのような世界を描いていくのか…今から楽しみでなりません。大変だろうけど頑張ってほしいですね。

そんな彼女ですが、先日函館新聞さんと北海道新聞道南版夕刊「みなみ風」に、今年の全道Web美術展において全国高総文祭北海道代表作品に選出された記事が掲載されました。

いつもいつも新聞への掲載ありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 
 
 
話は変わって。
ちょっと前の話ですが、新しいパーカーとジャージが届きました♪

こちらはジャージ。ちょっとかわいいフォントを見つけたので、美術部ジャージでは初めて学校名を漢字で入れて作ってみました。

そしてこちらがパーカー。このデザインのモチーフとなっているのは何かお分かりでしょうか…?

そう、美術を嗜む人ならご存知、12色相環です。
今回は、この色相環をアクリルガッシュで色付けするという試みを行いました。

実は5年前にも同じ試みを行っていて、それを久しぶりに復活させたというわけなのです。

単純にアクリルガッシュで布に色付けは可能なのですが、それだと洗濯時に剥がれたりひび割れが生じやすいため、「テキスタイルメディウム」を混ぜて描いていきます。

こちらがそのテキスタイルメディウム。
こいつを使って色付けを行います。

一応デザインモチーフは色相環ではあるんですが、特に色相環にこだわらずに好きに描きました。

だんだんとオリジナリティが発揮されていきます…

1年生はパーカーを2着購入した人がほとんどでして、ひとつはオーソドックスに、ひとつは本当に自由に、みたいな描き方をしていたようで。その一部を紹介します。

実におもしろいデザインになっています。なぜこけしの顔を描こうと思ったのか…!発想のおもしろさに脱帽…!

ラメを混ぜて塗った作品は、まるで売り物のようです。綺麗だね!

ぴえんな絵文字をモチーフにしていますね。吐いてる絵文字が…なんかかわいい…笑

そのほかにも国旗をアレンジしてみたりと、様々なデザインのパーカーが出来上がっていました。部員も時間を忘れて没頭していたようです。
ひと手間加えるだけで、一気にオリジナリティがあふれるものになり、満足度が高かった様子。なかなかおもしろい試みでした♪
 
 
 
というわけで、後期中間考査も無事?終了したということで、はこだて冬アート展に向けて全力で動き出していきます。
搬入日は冬休み明けの共通テスト2日目となる1月17日日曜日…!冬休みは講習も復活し、また合宿も行えないこともあって制作にかける時間は十分とは言えない状況の中、それぞれがどう計画的に制作を進めていくかがポイントになります。

これまでの反省を踏まえて、一日一日を大切に、作品に対して打ち込んでいってほしいものです。もちろん、体調管理と感染症対策をしっかり行って、ですね。