先週5月17・18日の両日、函館西部地区にて開催された「高文連美術道南支部 美術地区大会」に参加してきました。
部員はそれぞれ思い思いに場所を見つけて制作。なにせ天気が良くて、最高に気持ちいい写生日和でした。
顧問は部員をまわって制作のアドバイスをしたり、写真を撮ってまわってました。結構いい距離歩き回ったおかげで、運動不足解消にもなりました。うーむ素晴らしき地区大会。
さて、1日目が終わった時点での作品。天気も良く、1日目で結構じっくり描くことができたようです。
1日目の終わりは合評会場である「ふるる函館」に戻ってきたのちに、次の日の制作に向けてということで、プチ合評会を小一時間ほど実施しました。屋外での制作で疲れていたようですが、みんな真剣に聴いてましたね。
二日目は午前中のみの制作。で、午後からは作品展示&グループ別合評会。この間に展示された作品に批評カードを書くという作業もありました。1枚は指定された作品、もう1枚は自分の好きな作品へ。この批評カードがもらえるととっても嬉しいんですよね。誰かがたくさんある作品の中から自分の作品を選んでくれたということが、なんとも言えない喜びなのです。
なので、部員も相当迷いながらコメントする作品を選んでいたようです。
合評会では、グループに分かれて各学校の顧問の先生から批評をいただきました。
そこでの批評が勉強になったり、他校の部員さんの作品に対しての批評を聴き、多くの刺激を受ける事が出来たのではないかと思います。
そして閉会式。
大会当番校の白百合学園高校様、大変お疲れ様でした。いい大会になりましたね。当番校の生徒さんが頑張ってくれたおかげだと思います。
さて、顧問の前任校である檜山北高の部員と一部の部員が交流を持っていたようです。夏には檜山北の子とうちののざわな部長が富山県で開催される全国総文祭に行きますからね。普段から連絡を取り合っているみたいです。
帰り際も別れを惜しんでいました。
というわけで、市函美術部全員で記念撮影。
今年の地区大会は、二日間とも大変良い天気に恵まれて、制作もしやすかったようです。
なんせたった二日間での油彩画制作ですから、部員もかなり頑張っていました。それでも、悔いが残ったり課題が見つかったりと、それぞれ得るものが大きかったと思います。きっといい勉強になったでしょう。
ちなみに二日間の地区大会では、画材は特に指定はされていません。なので水彩でも色鉛筆でもなんでもOK。
なんですが、市函美術部は全員油絵を描く、というようにしています。なぜか。それは、やはり油絵ならではの描き方を感じて欲しいから。短い時間で乾きの遅い油絵の具を使って描くというのはなかなか難しいんですが、乾きが遅いからこそ描けるものもあるし、油絵だからこそ表現できる線があると思うし、二日間という限られた短い時間の中で作品を生み出さなくてはならないという緊張感から得られる経験は大変大きいのです。
そしてガンガン絵の具を載せたキャンバスは、個人的には他の画材とは全く違った力強さを感じずにはいられないのです。
それを生徒にも感じてもらいたい、という気持ちで、毎年油絵を描かせているのでした。
今年は他校の部員の作品も3分の1くらいが油彩画になってきていて、だんだん油絵が増えてきて嬉しい気持ちになりました。
でも、もっともっと油絵を描く人が増えて欲しいですね。
この地区大会で得たものを、秋の支部大会に出品する作品にフィードバックさせて頑張って欲しいと思います。
というわけで、反省&感想レポートの提出は今週末です。しっかり書いて持っておいでー!ショボいのは書き直しだぞ(笑)>美術部ALL
おまけ。
ま、ほのぼのしていていいでしょ(笑)
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