7月某日、本校の理科教員のナベ先生こと渡辺儀輝先生から、ちょっと美術部にお願いしたいことが…と。
何かと思って聞いてみると、それは「はこだて国際科学祭」にパネル出品する絵を描いてほしいという依頼でした。
函館のこういう行事に市函美術部として参加できるなら、こんなにいいことはない!…でも支部展に向けての制作で時間のない中、果たして受けるって言うかな…と思い、早速部員らに話してみたところ、なぜか部員からは拍手が(笑)もちろんやりますよ!という意味だったようです。
というわけで主催側から送られてきた原画をもとに、ファンタジックな近未来的なそれでいてノスタルジックなイメージの原画を再度のざわな部長が描きおこし、それをもとに部員全員で制作開始。
パネルはベニヤ板にジェッソを塗って、そこにアクリルで描いていきました。
真ん中にあるのはSF冒険小説「海底2万マイル」に登場するノーチラス号をイメージに、ハウルの動く城的なちょっとポンコツ感あふれるテイストを盛り込んでいます。
制作はそれぞれが抜けたり加わったりしながら、全員が関わって描いていきました。
描き始めるとだんだん盛り上がっていくようで、どんどん細かい描写を入れていきます。
お互いが描いた部分にさらに手を加えたりして、作品のクオリティもあがっていきました。
…で、5日ほど描き込んでとうとう完成!
まさしく合同制作にふさわしい作品となりました。
完成した作品をナベ先生にも見てもらいました。
大変喜んでいただけたようで、さっそく作品ははこだて未来大学に持っていって担当の方に見せます!とおっしゃってくれました。
で、ナベ先生からのお礼として、ミスドの差し入れをいただきました♪
群がる部員たち…。
あ、そだ。
ナベ先生より一番頑張ったひとへ!ということで、ポンデライオンのバスタオルとポイントカードをいただきました(笑)
一番頑張った人…って言われてみんな微妙に凍り付いてました(笑)ぶっちゃけみんな制作を放り投げて頑張ってたんで、一番と言われると難しいんですよね(^^;;きっとそういう心境だったんだと思います。
まぁしいていうなら、忙しい中原画を描いてくれたのざわな部長かな!という結論に至ったので、このバスタオルはのざわな部長にあげたいと思います。今彼女は予備校の関係で札幌にいるので、富山の全国総文祭に行くときにでも札幌に持っていってあげよっと。忘れなければ。
というわけで、ナベ先生どうもありがとうございました^^
で、実際は展示用パネルがB0サイズということで、展示の際は作品の写真を撮影して、それを縮小してパネル化するという話をしていたのですが、後日実際に制作したパネルも展示させてほしいという話になったらしく、作品自体も別のところで展示していただけるとのことでした。
やっぱりねぇ…写真を撮ってびしっとパネル化されるのもいいのですが、せっかく頑張って描いた作品ですから、実物を見てもらいたいですよね。そんな思いが通じたのか、展示してもらえることになってよかったよかった♪
というわけで、8月18日(土)より、函館の五稜郭タワーアトリウムで開催される「はこだて国際科学祭」、いろいろなイベントも開催されるようですのでぜひ足をお運びください♪
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