カテゴリー : 美術部の日常

第13回卒業式。


本日3月2日は市函の卒業式でした。

本来であれば例年通り3月1日の予定だったのですが、新型コロナウイルスに関わっての緊急事態宣言を受けて、1日遅らせての実施となりました。

在校生ならびに保護者もいない、卒業生と教職員だけで行う、卒業式…。非常事態宣言のため仕方がないのですが、開催できただけまだよかったのかな、と…。
こういうことは、これが最初で最後であってほしいものです…。

式の最後には、全員揃っての集合写真を撮影しました。

美術部では例年この卒業式のあとに卒業パーティを行っているのですが、生徒は速やかに下校しなくてはならず…。
ただ、美術室にはみんな集まってきてくれたので、恒例の写真撮影を行いました。残念ながら全員ではないのですが、これも今回の事態のため、仕方がありません…。

後輩たちも先輩の卒業をお祝いしたいといろいろ準備していたのですが…今回は叶わず…。。
ただ、一応現時点では3月25日から開催予定の校外展で会えるチャンスがあるかもなので、そのときに持ち越しです。
 
 
 
3年生の皆さん、いよいよ卒業ですね。
今年は残念ながら予想外のことが起きてしまい、ゆっくりと卒業を祝うこともできませんでしたが、人生の中ではそれこそ予想だにしない出来事がこれからもきっとあることでしょう。

いいこともあれば、辛いこと、大変なこともそれは突然やってきます。でも、大切なことは、そのとき自分は何を大切にして、どう振る舞うことができるか、だと思います。
君たちが美術を通して学んできた「ゼロからモノを生み出す」とう経験は、意外と誰にでもできることではありません。きっとこれからの人生で大いに役立つことでしょう。そして、それがこれから生きていく上できっと新しい価値観となり、自己実現につながっていくと信じています。

みんなひとりひとりが素晴らしい感性を持っている。その感性を次のステージでも存分に発揮して、まわりに好かれるひとになっていってほしいと心から願っています。

これまでいっぱい応援して支えてくださってきた親御さんに、そして関わってきたいろいろな人達に感謝の気持ちを持って、健康に気をつけて元気よく羽ばたいていってください。

改めて……卒業おめでとうございました!


1/27 X DAY


作品発送直前。
皆一心に筆を動かしています。

さすがは作品発送日。トラックが来るまでの2時間半は、皆ただただ黙々と最後の描き込みに励んでいましたね。すんげぇ静か…。いつもこれくらい集中してくれたら…(笑)
 
 
 
そして、タイムリミットの18時20分。
制作を終了し、作品を外に出す準備をします。

18時30分きっかりにトラックへの積み込みを開始しました。

かくして部員たちがこれまで長い時間をかけて制作した作品たちは、札幌へと旅立っていったのでした。


 
 
 
 
というわけで、おわったぁぁぁぁぁーーーー

今回のU21に向けて、新部長のパン祭りが中心となって指示や連絡をしてくれました。ということで、その部長より一言。

そして、年末に急遽出品することを決め、これまで一緒にやってきた3年生の元部長もりやからも一言をもらいました。

戦いのあと。

部員の皆さん、制作お疲れ様でした。
自分の取り組みについては自分が一番よくわかっているかと思います。今回の制作はどうでしたか?
3年生はこれが高校での最後の制作になるかと思いますが、1・2年生はまだこれからも続きます。部活動では、結果も大事ではあるけれど、過程、これまでの取り組みと振り返りこそがその人の成長につながっていくものだと思います。
制作に対しての様々な反省点や改善点だけではなく、部活動として、集団の中における個人としての振る舞いや他者に対する感謝の念を振り返り、またこれからの活動に活かしてほしいと心から願っています。
 
 
 
さ!あとは1月30日木曜日の午後3時に、道展ホームページ上にて今回の結果が発表されます。
結果は、座して待つのみ…!

遠征が終わるまで、インフルエンザに気をつけて頑張りましょう(笑)


U21出品を目前に控え…


さぁ、気づけばもう1月も下旬となっていました…。
というわけで、ようやく令和2年初のブログとなります。ブログを御覧の皆様、今年も市函美術部をどうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ道展U21の締め切りが近づいてきました。
週明けの27日がその発送日ということで、まさにその日を目前に控え、部員は毎日奮闘しています。

最近あんまり写真撮ってないので、これらはちょっと前のもの。現在の制作状況はもう少し進んでいます、さすがに…。

そういや冬休み明けのミーティング後には、1年生りょくちゃんの提案で円陣を組み気合いを入れてたっけ…。もはやそんなつい最近のことすら懐かしく思える…。。

とにかく今日を入れるとあと4日しか制作できないので、それぞれが課題を解決すべくしっかりと制作に打ち込んでもらいたいと思います。というわけで、週末は例年通り直前合宿を敢行予定。
とはいえ、土曜日は模試、日曜日は英検…。どこまでできるかが心配です。。

しかしそんな直前の状況にも関わらず参加してない部員もいたりして、正直今回はかなりやばい人がちらほら。。
まぁ具合が悪いとか用事があって…というのもわからないでもない。本当に体調が悪い人もいるからそういう場合は仕方ないんだけど…でも、何かに付けて休みがちな人は、やっぱり結果的に進んでないし、互いのコミュニケーションもとれてない、と。。

上手い下手とかではなく、その人の取り組みすべてが作品にはあらわれると思います。
これまで毎日毎日頑張り続けてきた人たちが描いている作品は、やっぱり見た瞬間にわかるんですよ。「描いてるな」、って。
その「描いている」という言葉には、いろんな意味が込められているんです。上手い下手じゃない。一見上手く見えても、描いてない作品は「描いてない」し、表現が稚拙でも描いている作品は「描いている」んです。
ハンパな努力じゃ、ハンパな結果しか残せないのだ(by某美術部顧問の先生のお言葉)。でもホントにそのとおり。

部活動を通して、本当に全力で頑張った!頑張りきった!結果はどうあれ、自分的にはこれ以上無いくらいやりきった!という、確かな実感のある経験を掴んでもらいたいな、と。
その実感のある経験は、これから先の人生において確実に「自信」となると思う。
だから、ギリギリまで諦めずに取り組んでほしいと思うわけ。みんなと一緒に頑張り、互いに切磋琢磨しあってこそ人としての成長のきっかけが得られるというか、そういう部分にこそ部活動としてのよさがあることを感じてほしいんです。日常ではなかなか経験できないことだと思うので…。

あ、別に休むな、と言っているわけではないんですよ、念のため(-_-;)
まぁとにかく、あと僅かな日数しかない中でしっかり自分の制作をしてほしいと思います。あとすこし、頑張ろう…!!

 
 
 
そうそう、函館新聞に今年度全国総文祭を決めた件で新聞に掲載されました。

こちらは北海道新聞のみなみ風(道南版)です。カラーで掲載していただきました。


本日、部活納め。


12月28日。
本日は、部活納めです。

そう、部活納めとは言ってますが、今日は土曜日。世間では年末年始で9連休のところもあるみたいで、個人的にも27日金曜日で部活納めかな〜と考えていたんですが、なんせ1ヶ月後は道展U21の搬入なわけで。。
学校に入れない期間を考えると少しでも学校で制作できる日があったほうがいい、という声があったため、28日も部活やってます。ま、もちろん希望者のみの活動ですが^^;

参加者がまばらなのは、思ったよりも昨日持ち帰った人がいたため。やる気あるなぁ…と思うと同時に、家にあっても絵からプレッシャーかけられるんじゃないかなぁと思ったりもするんですけどね。
持って帰った人は、せっかくなんで頑張っていただきたい…!

さて、黒板にはいつものようにそれぞれの制作計画表を掲示しています。まだ出してない不届き者もいますけど…うーん。。

ここに書かれている目標?決意?のようなところが相変わらずちょっとおもしろいので掲載(笑)

お、自分自身を鼓舞してますね。謎の脱力系キャラクターとともに…。
そうですね、宿題はなんとかこの年末年始の期間で終わらせてほしいところ。。あとに延ばすとどんどん制作時間が削られていくのが目に見えてますからね…。取り組みは計画的に行いましょう。

彼女は3年生の某元部長ですが、つい先日無事大学合格を決めたため、急遽U21に向けて作品を描くことにしたのでした。まぁ…後輩ちゃんから慕われてますからね(笑)
目指すのは平手友梨奈さんだそうです!ぜひ欅坂46目指して(?)頑張っていただきたい(笑)

この部員は自暴自棄になりやすいのでしょうか(笑)
ぜひ気を確かに持って、自身の表現を突き詰めていただきたいと思います。逃げずにとことん作品と向き合おう!!

すぐスマホを見ない…。これは今の高校生にとっては結構大変なことなのでしょう。実際自分も高校時代にスマホがあったら絶対にヤバかったと思う…だっていいことないもん。。
勉強だろうが制作だろうが、集中するときは集中しないといいものになるわけはないんですよね。制作中は極力TwitterやらLINEやらは気にしないような工夫をしてほしいです。
気付いたらうつむいてスマホ…この悪しき習慣を克服できれば、後々きっと自身を助けてくれるはずです。

死ぬ気でやって死ぬって…相当な覚悟だ…。。でもガキ使は観るんだ(笑)
死ぬ気で、というのはちょっとこのご時世危なっかしい言葉ではあると思うけれど、でも必死になって何かに打ち込む時間って、大人になってからはそうそうできないもの。
高校生という日々忙しく限りのある時間の中ではあるけれど、好きなことに全力で取り組める体力があるのもまさにこの時期ならではなのかもしれない。
まぁ彼女も進路が決定していて、おそらく普通に考えると油絵を描くのはこれが最後の可能性が高いわけで…。最後の制作を楽しんでいただきたい…!
 
 
 
というわけで、今年の活動もいよいよ終わりです。
年明けは4日からスタート。皆様、よいお年を…。。