市立函館高校美術部ブログ「ichihako-art」

イチハコは本日より夏季休業に突入。
美術室は８月末の高文連に向けて昨日夏休み仕様にチェンジしました！

今年の部員はこれまでで最多の２９人。
ま、すほーいが札幌の美術の予備校に通う関係で一人分は減ったとしても、それでも２８人が美術室にて制作します。
当初は果たしてそんなにイーゼル並べて描けるんだろうか…なんて心配していたんですが、きちんと整理して並んだら問題なく収まったようです。いよいよ廊下で制作か？！なーんて言ってましたが、大丈夫でした（笑）

写真ではまだ白いキャンバスが並んでいますが、これが夏休み明けにはどうなっているのか…今から考えただけでワクワクします♪
作品がだんだんと作りこまれていき、カラフルな作品たちが並んでいる様はなかなか見応えがありますよ^^

今日は夏休み初日で講習がないということで、朝からたくさんの部員が来て制作したりアイディアを練ったりしていました。

そう、実はまだ構想が決定していない部員も結構いるんです。１年だけならまだしも、２年、３年にも未決定者がいる状況です。
夏休み前には全員が決定して描き始めるのが一つの目標だったのですが、んー心配だぁぁぁ…。

ま、その理由の一つに顧問が保護者懇談やらなんやらで困ってる部員とゆっくり話ができていないというのもあるんですけどね。。
でも、そうなるから早めに動けよーとずっと言い続けてきてたんだけどなぁ…。

正直、部員が持ってくる構想はまだまだ詰めが甘いというか、作品に対する思いが弱いというか。写真を撮ってそれをただ模写するだけと勘違いしている人が多いんだよなぁ…。
写真はあくまでも資料。作品に対して、自分が思い描いたイメージ、メッセージをより色彩豊かに、その時感じた情景を表現するために想像力を働かせ、スケッチやその他のモチーフなど様々な資料を元に構築をする、写真はその資料のひとつに過ぎません。

とりあえずゴーサインが出た人も、自分の作品で一番大切なモノは何なのか、伝えたいメッセージは何なのかをじっくり自問自答しながら制作していってほしいと思います。

明日からは講習も始まります。
計画的に部活に取り組んで、時間を無駄にせず一生懸命作品と向き合ってほしいな。
がんばれーーーーぃ！！！！