カテゴリー : 2020年 1月

道展U21結果発表!スポンサー賞に3名入賞!!


本日1月30日の午後3時に、第12回道展U21の結果が道展HP上にて発表されました。

今回の結果は、本校出品作品25点中、スポンサー賞に3点、奨励賞に11点合計14点が入賞しました。

<スポンサー賞>
札幌市長賞 1年 佐野 碧華 「ミモザ」
函館新聞社賞 1年 中川 志衣 「朝が舞台」
HBC賞 3年 森谷 美友 「empty」

スポンサー賞入賞作品はこちら(道展HPより)からご覧いただけます。

<奨励賞>
3年 阿部 遥 「帰りを待たせて」
3年 岡部 もな 「しぐさ」
2年 中安 瑠奈 「愛別の中で」
2年 山﨑 藍海 「まちかどに灯る」
1年 池田 眞琴 「Breathing」
1年 斉藤 璃音 「十六彩」
1年 田中 快 「第7章」
1年 内藤 杏 「憂」
1年 佐藤 泰徳 「郷愁」
1年 栃山 野乃花 「百獣の王ではないけれど」
1年 茂木 ふたば 「わたしいろ」

<入選>
3年 佐藤 みくに 「白寂」
2年 佐々木 穂香 「しあわせ」
2年 濱谷 莉光 「枯れ葉もいつかは青葉になるでしょ」
2年 黒江 仁美 「はざま」
2年 平川 由翠葉 「私が私であるために」
1年 安齋 雪華 「秋澄む」
1年 狩野 胡春 「靴ずれ」
1年 小林 穂乃花 「億劫」
1年 花田 瑞紀 「麗」
1年 松川 莉子 「閑静」
1年 藤村 恭己 「夢打ちひしがれて」

<道展U21全体>
入選総数826点  大賞1点 準大賞1点 スポンサー賞28点 優秀賞34点 奨励賞204点

午後3時の発表前は、なんともいえない緊張感が漂っていたわけですが…ふたをあけると、スポンサー賞が3点!これはかなり素晴らしい結果!ていうかスポンサー賞に1年生がふたりも入るって、なかなかすごいことだ。。
奨励賞は11点とこれまた結構多く、1年生の健闘が伺えますね…。作品総数826点のうち、ですからね…。
しかし…優秀賞はだれも入賞ならず…。結果については真摯に受け止めますが、良くも悪くもなんだか少し複雑な気持ちに…。まぁこれはどんな結果になろうと毎回思うんですけどね。
作品をつくっているのはまぎれもなく部員たちなので、それぞれが一喜一憂かと思うのですが、顧問としてはすべての部員の取り組みを知っていて…。だからどの結果についても全員分ぐわっとくるというか。そりゃもう嬉しい部分もあればすんごく悔しい部分もあり、なんともやりきれない部分もあり…なんていうかもう毎回めっちゃ複雑な気分です(笑)

まぁ、それぞれ悔しい!と思うのはきっと誰だって思うだろうし、そう感じることは大事なことだけど、果たして本当に悔しい!と人に言えるだけの努力や苦労をどれだけ重ねてきたのかな。結果を受けて、足りなかったものはなんだったのかな。ただ惰性で描いていたことはなかったかな。取り組みは完璧と胸張って言えるものだったのかな。そこに甘えはなかったかな。自ら工夫して考えて悩みながら制作してきたかな。。

それらを謙虚に振り返り、これからにどうつなげていくことができるかが何より大事なことだと思います。前向いて行くしかないもんな。

まぁ…50号って…ぶっちゃけ描くの大変だよね。だから、正直完成させるだけでもすごいことだと思う。高文連のあとに入部してきたふたりは、本当に大変な思いをしながら頑張ってきたと思う。出せただけでもう素晴らしい。もちろん、他の人たちだってこれまでずっと頑張ってきたよね。
でも、前回の高文連やそれ以前の活動で出てきた反省点をどれだけ解消しようと思って動けたかと考えると、、正直、んーーーって思う人もいます、よね?入賞していても、していなくてもさ。

だからこそ、しっかりと振り返って、今回の取り組みをいい意味での後悔にしよう。そうやって、少しずつ成長していこう。

と、まずは結果報告でした。
2月1日〜2日は札幌市民ギャラリーに遠征します。たっくさんの個性あふれる作品たちに出会えるのが今からすごーーーく楽しみです♪


1/27 X DAY


作品発送直前。
皆一心に筆を動かしています。

さすがは作品発送日。トラックが来るまでの2時間半は、皆ただただ黙々と最後の描き込みに励んでいましたね。すんげぇ静か…。いつもこれくらい集中してくれたら…(笑)
 
 
 
そして、タイムリミットの18時20分。
制作を終了し、作品を外に出す準備をします。

18時30分きっかりにトラックへの積み込みを開始しました。

かくして部員たちがこれまで長い時間をかけて制作した作品たちは、札幌へと旅立っていったのでした。


 
 
 
 
というわけで、おわったぁぁぁぁぁーーーー

今回のU21に向けて、新部長のパン祭りが中心となって指示や連絡をしてくれました。ということで、その部長より一言。

そして、年末に急遽出品することを決め、これまで一緒にやってきた3年生の元部長もりやからも一言をもらいました。

戦いのあと。

部員の皆さん、制作お疲れ様でした。
自分の取り組みについては自分が一番よくわかっているかと思います。今回の制作はどうでしたか?
3年生はこれが高校での最後の制作になるかと思いますが、1・2年生はまだこれからも続きます。部活動では、結果も大事ではあるけれど、過程、これまでの取り組みと振り返りこそがその人の成長につながっていくものだと思います。
制作に対しての様々な反省点や改善点だけではなく、部活動として、集団の中における個人としての振る舞いや他者に対する感謝の念を振り返り、またこれからの活動に活かしてほしいと心から願っています。
 
 
 
さ!あとは1月30日木曜日の午後3時に、道展ホームページ上にて今回の結果が発表されます。
結果は、座して待つのみ…!

遠征が終わるまで、インフルエンザに気をつけて頑張りましょう(笑)


高文連選抜小品展の展示と、U21直前合宿。


1月25日土曜日。
この日は、高文連の選抜小品展の搬入日。
函館の十字街にあるまちづくりセンターにて、道南支部の美術部員が制作した作品を展示しました。

27点の生徒作品と、2点の顧問作品の合計29点が展示されています。

夏の支部展のような大きな作品ではないですが、美術部の生徒さんが実験的に描いた作品や外で写生してきた作品などが並び、なかなかおもしろいものとなっています。

このように椅子に腰掛けて眺めてもらう作品なんかも並んでいます。

「高文連道南支部美術選抜小品展」

会期:1月25日(土)〜2月1日(土)9:00〜21:00
場所:函館市地域交流まちづくりセンター(函館市末広町4番19号)

お近くの方、高校生の美術作品に興味がある方はぜひ足をお運びください♪
 
 
さて。
この日は午前中が小品展の搬入・展示、そして14時からは市立函館高校の美術室において美術教育研究会が開催され、各校の美術部の状況や取り組みについて、また今後の道南支部の活動についての研究会を行いました。

16時に終わる予定が少し延びたんですが、その研究会のあとは我らが美術部の制作の様子を見学していただきました。
ちょうどこの日は道展U21を目前に控えた合宿が予定されていたため、制作風景を見てもらうには最適かなと。
この日は1・2年生は模試だったんですが、各校の顧問の先生が合宿所に来る前に1年生の模試が終わり、合宿所に行く頃にはすでに制作に励んでおりました。

みんなのアイドル、江差高校の十河先生が、部員に激励の言葉をかけてくださっていました。
副部長の1年生、5564(ハンドルネームです)は、構図についてのアドバイスを。

全体は回れていなかったようですが、結構アドバイスを貰えた部員が結構いたようです。
また、他の顧問の先生も制作の様子を見て、この場所いいですね…!こうやって制作ができる環境があるなんて…とおっしゃっていました。

で、ちょうど先生方が帰られたころに、OGのキングとたぢか、山Pが遊びに来てくれました!

差し入れにと大量のドーナツを持ってきてくれました^^
今は大学の試験の最中で忙しいところですが、後輩たちの様子を見たいとわざわざ足を運んでくれたそうな。ありがとう…!!
 
 
 
そんな中、パン祭りの保護者様から、大量の肉まんが差し入れとして届けられました…!!

さすがはパン屋さんの肉まん!とってもとっても美味しいんです!種類も複数あって、しかも2つもいただいちゃっていいとのことで、皆で争奪戦が繰り広げられました(笑)

ピンクのつなぎのよっしーも美味そうに肉まんを頬張っていました。

今回は合宿ということもあり、保護者の方々よりお菓子やカップラーメンなどなどたくさんの差し入れをいただいてしまいました。
特に今回は研究会等も重なりこちらで食事を準備できなかったということもあって、とても助かりました。いつもいつも本当にありがとうございますm(_ _)mこの場を借りてお礼申し上げます。

そして必死に制作を頑張ります。ただひたすら必死に作品と向き合っています。ただの模写にならないよう、それぞれ工夫を凝らしながら…。

高文連後に入部した石油王(ハンドルネームです)も油絵の描き方に頭を抱えつつ、毎日一生懸命制作してきました。

真夜中の時間帯でもそれぞれが制作を続ける中、翌日の英検に向けて勉強をする2年生も…。

翌日の英検ではどうやら爆死したとのようで…。うう…。。

午前3時。
よっしーが「こんな時間に食べるのもどうかと思うんですけど、お腹すくんですよね〜」とみそ汁を手にしています。

まぁそうだよね…夕食を取ってからもう結構経つし、制作していたらそりゃお腹も減るわ…。

とまぁそんな時間帯でもぽつぽつと頑張って制作している人がいる中、顧問は3時半頃にダウン…。年々体力の衰えを感じずにはいられません…。
 
 
 
そして、朝。

普通にゴリゴリ制作に励んでいました。
いよいよじっくり制作できるのもこの日が最後。諦めずに完成を目指して必死にがんばろう…!!

江差の十河先生から今日「内面とどれだけ向き合えたかな?イッパコアート」との応援メールが届きました。
作品を描くということは、自分と向き合い、語り合うこと。どうやって自己の作品と向き合い、絵筆に思いを乗せてキャンバスに込められるかです。
そして、その活動を応援してくれている親御さんや先生たち、OBOGや友人などたくさんの人がいて、そんな幸せな中で活動できているんだという感謝の気持ちを忘れずに頑張っていこう。
 
 
 
さぁ、いよいよ本日、作品発送。あと少し、もう少し。最後の最後まで作品と向き合おう。


U21出品を目前に控え…


さぁ、気づけばもう1月も下旬となっていました…。
というわけで、ようやく令和2年初のブログとなります。ブログを御覧の皆様、今年も市函美術部をどうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ道展U21の締め切りが近づいてきました。
週明けの27日がその発送日ということで、まさにその日を目前に控え、部員は毎日奮闘しています。

最近あんまり写真撮ってないので、これらはちょっと前のもの。現在の制作状況はもう少し進んでいます、さすがに…。

そういや冬休み明けのミーティング後には、1年生りょくちゃんの提案で円陣を組み気合いを入れてたっけ…。もはやそんなつい最近のことすら懐かしく思える…。。

とにかく今日を入れるとあと4日しか制作できないので、それぞれが課題を解決すべくしっかりと制作に打ち込んでもらいたいと思います。というわけで、週末は例年通り直前合宿を敢行予定。
とはいえ、土曜日は模試、日曜日は英検…。どこまでできるかが心配です。。

しかしそんな直前の状況にも関わらず参加してない部員もいたりして、正直今回はかなりやばい人がちらほら。。
まぁ具合が悪いとか用事があって…というのもわからないでもない。本当に体調が悪い人もいるからそういう場合は仕方ないんだけど…でも、何かに付けて休みがちな人は、やっぱり結果的に進んでないし、互いのコミュニケーションもとれてない、と。。

上手い下手とかではなく、その人の取り組みすべてが作品にはあらわれると思います。
これまで毎日毎日頑張り続けてきた人たちが描いている作品は、やっぱり見た瞬間にわかるんですよ。「描いてるな」、って。
その「描いている」という言葉には、いろんな意味が込められているんです。上手い下手じゃない。一見上手く見えても、描いてない作品は「描いてない」し、表現が稚拙でも描いている作品は「描いている」んです。
ハンパな努力じゃ、ハンパな結果しか残せないのだ(by某美術部顧問の先生のお言葉)。でもホントにそのとおり。

部活動を通して、本当に全力で頑張った!頑張りきった!結果はどうあれ、自分的にはこれ以上無いくらいやりきった!という、確かな実感のある経験を掴んでもらいたいな、と。
その実感のある経験は、これから先の人生において確実に「自信」となると思う。
だから、ギリギリまで諦めずに取り組んでほしいと思うわけ。みんなと一緒に頑張り、互いに切磋琢磨しあってこそ人としての成長のきっかけが得られるというか、そういう部分にこそ部活動としてのよさがあることを感じてほしいんです。日常ではなかなか経験できないことだと思うので…。

あ、別に休むな、と言っているわけではないんですよ、念のため(-_-;)
まぁとにかく、あと僅かな日数しかない中でしっかり自分の制作をしてほしいと思います。あとすこし、頑張ろう…!!

 
 
 
そうそう、函館新聞に今年度全国総文祭を決めた件で新聞に掲載されました。

こちらは北海道新聞のみなみ風(道南版)です。カラーで掲載していただきました。