「ichihako-art(イチハコアート)」ご案内


「ichihako-art(イチハコアート)」は、市立函館高校美術部の日常を書き綴ったブログです。

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本校美術部のメインの活動は、主に秋の高文連、冬の道展U21に出品する、各種展覧会に向けての作品の制作です。
高文連美術展においては全道大会に多数の作品を出品しており、また全国大会である全国高等学校総合文化祭にもこれまで数多くの作品が本校から選抜されており、平成23年度から令和元年度までの9年間で7作品が選抜されています。
また北海道美術協会主催の公募展「道展U21」では平成29年度に道展U21大賞を受賞し、また様々なスポンサー賞、優秀賞・奨励賞を数多く受賞しています。その他「函館市芸術教育奨励事業(美術・工芸部門)」「はこだて・冬・アート展」などの公募展等にも出品し、それぞれ結果を残しています。

部員たちは日々楽しく一生懸命活動しています。制作ばかりではなくイベントも盛りだくさんで、春には花見、夏の学校祭ではお化け屋敷を行ったり、また展覧会が近くなってくると合宿を行って泊りがけで制作したり、冬は道展U21での研修を目的として札幌に一泊二日の研修旅行を行ったり。そのほかにもクリスマスパーティ、豆まき、各種お食事会など様々なイベント、五稜郭タワーアトリウムでの校外展など、充実した日々を過ごしています。

2020年10月現在、2年生15名、1年生9名の合計24名(男子3名 女子21名)が、それぞれの目標を持って日々活動しています。新入部員募集中です!
やる気のある部員、大募集中です!また、高校に入って本気で美術をやりたい!油絵を描いてみたい!という中学生の皆さん、ぜひ市函美術部で我々と一緒に青春してみませんか?

市函美術部の活気ある活動の様子をブログを通して感じて頂けましたら幸いです。


第14回柳星祭レポート!


10月2日金曜日、後期始業式が行われました。

10月に入って学校行事が解禁となり、今年度初めて全校生徒が体育館に入場し、実施されました。

始業式のときに行われた表彰伝達の様子。
美術部は高文連道南支部美術展の表彰を受けました。

優秀賞・奨励賞合わせて27名がずらり。
せっかくの受賞、全校生徒の前できちんと表彰してもらうことはとても大切なことだと思っています。時間がない中対応してもらえて感謝感謝^^
 
 
そして!!
この日は生徒たちが待ちに待った柳星祭の日!!

吹奏楽局とチアリーディング局のオープニングアクトから始まり、その後は春には実施できなかった各部活動からの部局紹介が行われました。

さて、美術部はというと…

毎年部局紹介の時にやっている、恒例の「速描き」です!
順番的にはなんとトリを飾るということで、部員たちも結構なプレッシャーを感じていたようです。

速描きの間、司会による活動についてと過去の作品を紹介。懐かしい過去の先輩たちによる作品たちも紹介されていました。

制作途中、YOASOBIの「群青」の曲に合わせて作った美術部のムービーが挿入されました。この部活動画はブルボンアルフォート×YOASOBIのコラボ企画ムービーにインスパイアされて部員が作ったムービーなんですが、これがなかなか良い出来で…。。またね、今をときめくYOASOBIの「群青」という曲が最高にいい。東京藝大を目指す高校生を描いた漫画「ブルーピリオド」をモチーフとした曲なんですが、詩がもろに美術部的には刺さりまくりなんです。今度「ブルーピリオド」の紹介をぜひしたいのですが、まぁそれは今は長くなるので置いておきます。
とりあえず、美術部の人、美大を目指す人、美大出身者にとって「ブルーピリオド」は必読の漫画ですし、このYoutubeもぜひとも視聴するべきです。あまりに良すぎて泣けてきます。ホントに。。

ちょっと話が逸れてしまいました。
動画の上映が終わり、さあ、だんだん出来上がりつつあります。もうわかりますかね…?

速描きも終盤に差し掛かろうというところで、そういえば定番の「キューピー三分クッキング」のBGMがかかっていなかったことに気付き、テンパってフリーズする司会の二人笑

そんなこんなで完成!今年の速描きは最近テレビに引っ張りだこの「フワちゃん」でしたー!

ここで照明がバッと落ち、突然流れる謎のムービー。
ちょっとここには掲載できないんですが、ちょっとホラーな内容で、ラストは会場全体から悲鳴が響き…!!

そして、バッと照明が付くとそこには……

実は顧問も衝撃のラストを知らなかったため、シャッターチャンスを逃してしまったんですが、血まみれのフワちゃんの前には、亡霊が…。。。

いやー、トリをしっかりと飾ってくれましたね!ウケはバッチリだったようです。
生徒たちからも「美術部やべぇ…」「フワちゃん上手すぎるっしょ…」「マジで怖かったんだけど…」という声が至るところから聞こえてきて、教員からも「美術部なのにMVは作るしホラー動画は作るし、絵は描くし…多彩すぎるね…!」とお褒め?の言葉を多数いただきました。
今回の柳星祭部活企画については完全に部員だけで作り上げたもので、最後まで皆で協力してしっかり頑張ってくれたなぁと、我が美術部ながら感心しました。
みんな、これまでの準備と発表、本当にお疲れさまでしたーー!!

さて、前半戦が終わり、お昼の時間はイチハコグルメサーカスと称して、前庭に屋台が並びました。

今年は例年と違って準備の期間もほぼ無く、3年生は毎年食品展示を行っているのですがこのコロナの関係や時期的に3年生も受験に向かっているためもう無理ができない…ということもあり、外部に委託していろいろなお店から出店をしてもらったんです。

屋台ではカレーやたこ焼き、ピザやクロワッサン、クレープなど、様々な食品を販売し、生徒は昼食を大いに楽しんでいたようです♪
またね、天気が良くてよかった!外で食べている部員も発見^^

美術室でも2年生数名が買ってきたものを美味しそうに頬張っていました^^

オススメされたピザを買って食べましたが、確かに美味しかったですわ♪

そして午後からは有志発表。

なんとうちの部員もチアの子たちとダンスを踊っていました!

部活発表やら動画作成やら仮縁作成やらで忙しい中、ダンスまで練習していたんだもんな…大したもんだ…!

そして、柳星祭パレードVRという企画。
パレードルートを動画で流し、ゴールがこの体育館ということで、学年縦割りで作った3基とPTAの行灯1基が体育館へ入ってきました。

残念ながらパレードはできなかったけど、工夫をこらしてパレードを擬似的に実施するという企画…生徒会は本当に今回頑張っていたと思います。高校生ってすごいわ…。。
しかし、PTA行灯の「アマビエ」のクオリティはさすがとしか言いようがなかったです。PTAの方々も毎年行灯づくりを楽しみにされていますからね…。ご協力いただきありがとうございました。

そして、閉祭宣言があり、柳星祭は幕を閉じたのでした。

……と思いきや…!!!
 
 
 
スペシャルイベントとして………
 
 
 
やはり、柳星祭といえば………!!!

打ち上げ花火!!!

今年も盛大に花火を上げることができました!!!


 
 
 
今年は1日しかない柳星祭ではあったけれど、本来は中止だったことを考えると、実施にこぎつけられたこと自体がある意味奇跡。しかもいつもと全然違う方式で、まさにイチから作り上げた今回の柳星祭、運営側はいつも以上の労力をかけてこれまで準備してきました。
コロナのために変わらなければならない、変えていかなくてはいけないことがたくさんあり、それでも変わらずつなげていきたいものがある。まさに今年の柳星祭は「不易と流行」を具現化したものだったと感じました。
これだけの盛り上がりで実施できたことは、多分この先思い返してみた時に、あのコロナの年に学祭やったんだぜ!と胸を張って言えるイベントになりました。生徒会の皆さん、生徒会顧問の先生、そして部活動、生徒の皆さん本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
 
 
 
さて、美術部的には、この柳星祭に向けて取り組んできたことがあります。

ひとつは、柳星祭ポスター。
今年も2年生が中心となってポスターを制作しました。

2020年、冬の頃。
新型コロナウイルス感染症という病気が全世界を包み込んだ。
オリンピックは中止となり、卒業式や入学式はかろうじて実施できたものの、該当学年の生徒と教員のみで行うことになった。
春を迎えた学校は2週間で休校となり、部活では最後の大会を控えた3年生が途方に暮れ、卒業していった先輩たちは胸を躍らせていた大学での生活もリモートでの実施となり、新しい生活様式を強いられる日常となってしまう。

僕たちのセカイは、音を立てて急激に変わってしまった。

そして、そのセカイの中で、わたしたちも変わっていかなくてはならない。

不平を言っても始まらない。自分たちよりももっと苦しんでいる人が、もっとつらい思いをしている人がいる。
だからこそ、頑張ってくれている人たちに感謝する気持ちを大切にしなくてはならない。

皆でこの危機を乗り越えよう。そして、変わっていこう。変わり続けていこう。
新しい価値を、生み出していこう。提案していこう。もっとよくしていこう。

僕たちは、変化することを恐れる必要なんてない。どうせ変わるなら、むしろ前向きに変わっていこうじゃないか。

季節はいつものように移り変わっていく。
忘れてはいけない。
様々なことが変わっていくけれど、大切なことは変わらないんだ。

つないだバトンは、次の世代、そして未来につながっていく。
 
 
変わっていこう、変わらずに。

そのような思いをポスターに込めました。

変わることを恐れるどころか、むしろ前向きに変えていこう。いつもと一緒じゃ面白くないし、誰でも出来ることなら、そう、例年通りなら、それはむしろ停滞ですら無く後退とも言えるだろう。

新しい価値を創造するのは、美術に生きる我々にとっての使命だと考えています。柳星祭ポスターは毎年違うイメージで作っていますが、それもある意味美術科の意地の表れでもあるのでした。

背景にはミュシャの「四季」シリーズから着想を得て、コロナが広まった冬を経て、何事もなかったかのようにやってくる春、短かったけど暑かった夏、そして奇跡的に実施にまでこぎつけた、柳星祭の秋につながっていくという4つの連作が並ぶデザインになっています。
四季のイメージの色をアクリルで塗り、そのベースを黒のクレヨンで塗りつぶした上で引っ掻いて描く「スクラッチ」の技法を取り入れ、3名の部員がそれぞれイメージする四季を数枚描き、そこから調整を重ねて4つのイラストを起こしました。

これらのスクラッチはまだコンセプト状態なので、制作途中のイメージです。最終的には新たに描き起こした4枚となっています。

久しぶりにクレヨンを使っての制作ということで、メンバーはとても楽しみながら制作に励みました。

今回のポスター制作は、例年の半分ほどの時間で仕上げなくてはならず、かなり大変でしたが割とイメージが早く固まったため、なんとか学校祭一週間前には完成となったのでした。手描き感のある、素敵なポスターになったかと思います^^忙しい中取り組んでくれた3人、本当にお疲れさまでした☆

そのほか、3年次選択科目「美術教養」ではグッズのデザインも行いました。

今年は定番の「うちわ」と「トートバッグ」を作成。

うちわには、柳星祭の公式キャラクターである「ダッシュくん・ダッシュちゃん」を今風(?)にアレンジしたイラストを。
そしてトートバッグのデザインは、今年の柳星祭テーマである「情笑輝柳(じょうしょうきりゅう)」から、上昇気流に乗って高く飛んでいく飛行機をイメージし、普段使いの出来る、ある意味柳星祭っぽくないデザインで仕上げました。オマケにカンバッジ付きです♪
生徒の感想はあまり聞いていないんですが、教員からは「これなら普段も使えていいですよね。爽やかでいい!」と好評でした^^

あと、これはサプライズ配布となったんですが……

オリジナルハイチュウの「イチハコチュウ」です!

こちらもデザインは授業選択の生徒が行いました。

思っていたよりもずっと高いクオリティで制作できました!市販されていてもいいレベルだと自分でも思っています笑
正直もっとチープなものになるんじゃないかと心配していた(失礼!)だけに、届いたときの喜びはひとしおでした♪

実はあともうひとつ、工場の機械が故障したとのことで配布が間に合わなかったグッズがあるんですが、、それはまた届いたときにでも。
 
 
 
そんなこんなで、今年の柳星祭が無事に終わったのでした。
やっぱり、行事っていいなぁ…と改めて感じましたね。リハーサルで体育館に生徒が集まっているだけで、なんだか久しぶりにワクワクしてきたもんなぁ…。
3年生はこれからいよいよ進路に向かっていくわけですが、ぜひとも今回の柳星祭を機に、気持ち切り替えて頑張って欲しいですね。

以上、柳星祭にまつわるレポートでした!皆さんお疲れさまでした!!


学校説明会の部活紹介の様子と青芸の結果と虹と


久しぶりのブログになります。
高文連が終わって学校祭関係のお仕事に奔走していて、気付いたらもう9月も終わりが近づいているという…今月は早かった…。。

というわけで、ブログのネタはたくさんあるのですが、とりあえず今回は今日の学校説明会の時の美術部の様子などをお伝えします。

本日9月27日は学校説明会でした。

今年の学校説明会はコロナ対策の関係で中学生のみを対象として行われ、全体説明と体験授業も学校ごとに分かれての実施となりました。

んで、部活動紹介タイム!
黒板には、1年生が黒板に描いたゴッホの「星月夜」が!短い時間で一気に描き上げてくれました!いい仕事してるね!

廊下には作品を大量に並べ、美術部の活動アピールもバッチリ!

今年はこの3階の端っこにある美術室にどれくらい来てくれるかなぁと思っていたんですが、予想以上に多くの中学生が来てくれました♪

一生懸命中学生のみなさんに活動の説明をする部長、パン祭り。頑張ってました!

話を聞くと、他の部活には目もくれず美術室にやってきたという人も…。なかなか将来が有望ですねぇ笑
ぜひ市函に入学したあかつきには、我らが市函美術部への入部を!部員一同全力でお待ちしております♪♪
 
 
 
さて…話は変わりますが。
先日「函館市青少年芸術教育奨励事業」、通称「青芸」という、函館の小中高校生を対象とした公募展が開催されたのですが、本校から5名がエントリーし、5名とも無事入賞することができました!
この青芸、地味に入賞するのが難しいのですが、なんと金賞から佳作まで一人ずつ入賞!高文連が終わったあとは考査や学校祭関係のこともあってなかなか大変だったのですが、皆さん頑張りました。おめでとう!
 
 
金賞 2年 中川 志衣 「春のgreen gablesにて」 (油彩 F30)


 
 
銀賞 2年 斉藤 璃音 「まなざし」 (油彩 F10)


 
 
銅賞 2年 佐野 碧華 「流れ出る」 (油彩 F6)


 
 
入選 2年 花田 瑞紀 「秘色」 (油彩 F30)


 
 
佳作 2年 栃山 野乃花 「ヒカリ」 (油彩 M30)

いやーホント全員入賞することができてよかったです^^

というわけで、入賞するには入賞したのですが、実は市函の作品は高文連も道展U21も仮縁(額のことです)があまりにも貧相で…。。いつも仮縁は所詮仮縁!作品で勝負だろ!とか言っていたんですが、最近は仮縁を使いまわしすぎて、絵の具はついてるわ木は割れてるわ長さは合ってないわと、もはやボロボロ…。逆によく今までこれで出してたな、ってくらい正直ヤバい状態だったのです。

そして、いよいよ言われてしまったのです。今年の高文連の時も、そしてこの青芸の審査の場面でも、仮縁がしょぼすぎて審査の先生から「額がねぇ…」と…。。

そうか、ならばきちんとした仮縁を作るしかないか!と、専門知識を振り絞って(顧問は大学時代木材工芸専攻…)真面目に仮縁を作ることにしたのでした。

いつも仮縁は一枚の板を切って塗装しただけのお粗末なものだったのですが、今回は某高校の先生に教えていただいた2段構えの仮縁を制作することに。
ばっちりミリ単位で木取りを行い、鋸の使い方とヤスリがけについてレクチャーし、薄い合板と小さい角材をクランプを使って張り合わせ、木口にはとのこを塗り込み磨き上げました。

はみ出したボンドもきっちりと拭き上げます。当然です。仕上げこそ工芸の命…!仮縁だって、きちんと作れば美しくなるのです…!

缶スプレーでの塗装についてもしっかりと伝授しました。
だいぶ前はちゃんと教えていたんだけど、ここ数年はもう出来るだろ、と全然まともに教えていなかったこともあって、気づけばスプレーの使い方が誰もまともに使えず、塗装があまりに下手くそすぎて…。。
まぁこれは完全に顧問に責任があったため、ちゃんと指導することにしました。
塗装は一気にやるものではない。少しずつ、薄く塗り重ねて徐々に色をつけていかなくてはならないのです。

最初は霧を吹きかけるようにして、乾いたら丹念にやきとりを焼くかのごとくくるっと回転させ、それぞれの面にスプレーを素早く薄く塗り重ねていきます。

スプレーを動かすときは、塗装面と平行に、腰を落として素早く端から端まで吹ききります。
そう、その体勢たるや、まるでよさこいの最初の動きのよう…!笑

最後の最後でようやく少しゆっくり目に。液垂れしないよう細心の注意を払いながら綺麗に塗装します。
お好みでゴールドなんかを軽く吹いてあげたら重厚感が増しますねぇ。

まぁ、この写真もまだ完成ではないのですが。
とりあえずあとはしっかり乾燥させてから磨きを行ってようやく完成となります。

ちょっと手間をかけるだけで、あらこんなにも素敵な仮縁が!いやー某高校の先生、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました♪

部員も結構手間と時間をかけて今回の仮縁づくりを行いましたが、結構楽しんで制作していましたね。
まぁ今回みたいに2種類の板を組み合わせて作ることはそう無いかもしれませんが、とりあえず塗装を綺麗に行うことが出来るようになったことでやりがいを感じていたようです。よかったよかった^^ぜひ今後ほかの人たちにも伝授していってくれ!ていうかもっと早くやればよかった…!!
 
 
 
ま、、そんなこんなで毎日和気あいあいと活動しております♪
次回のブログでは、学校祭関係のネタを。今年も頑張ってポスターやグッズを作ったので、そのことについて書こうと思います。
 
 
 
 
おまけ。
台風みたいな大雨が降り続いていた9月初旬の頃。
雨が上がった夕方、外に大きな虹がかかっていました。

その虹があまりにも美しく、みんなで大撮影会が開催されました笑

やはり自然の美しさにはかないませんね。。こんなに濃くて大きいアーチの虹はなかなか見られません。。幸せな気持ちにさせてくれました♪


result – 第58回高文連道南支部美術展 結果


8月26日(水)は、高文連の搬入でした。朝から、暑い日でした。

第58高文連道南支部美術展 結果

出品校数16校・出品数97点(平面作品96点・立体作品1点)
うち優秀賞(全道Web美術展出品作品)40点・奨励賞 29点

市立函館高校美術部からは29点の作品を出品し、19点が優秀賞を受賞、8点が奨励賞を受賞することができました。
優秀賞を受賞した作品については、11月3日よりネット上にて「全道高等学校Web美術展」として全道大会が行われることになっています。
今年は残念ながら全道遠征はありません。。帯広で豚丼食べたかった…ってそんなことはどうでもいいですね…。

 
 

本校出品作品(大会エントリー順・すべて油彩画・F30キャンバス)

 
3年 佐々木 穂香 「わたし」(優秀賞)

 
3年 濱谷 莉光 「コチョウランのように」(優秀賞)


 
 
3年 山﨑 藍海 「対話」(優秀賞)

 
3年 中安 瑠奈 「安息の始まり」(奨励賞)


 
 
3年 平川 由翠葉 「8月の逍遥」(奨励賞)


 
 
2年 田中 快 「フランシス」(優秀賞)


 
 
2年 池田 眞琴 「狼貪虎視」(優秀賞)


 
 
2年 藤村 恭己 「終点」(優秀賞)


 
 
2年 安齋 雪華 「雨宿り」(優秀賞)


 
 
2年 狩野 胡春 「愛しの、」(奨励賞)


 
 
2年 小林 穂乃花 「心映え」(奨励賞)


 
 
2年 斎藤 璃音 「透光」(優秀賞)


 
 
2年 中川 志衣 「星への旅路」(優秀賞)


 
 
2年 佐藤 泰徳 「あの日までは」(優秀賞)


 
 
2年 栃山 野乃花 「道すがら」(優秀賞)


 
 
2年 松川 莉子 「星影の降る」(奨励賞)


 
 
2年 佐野 碧華 「やがて遺物」(優秀賞)


 
 
2年 内藤 杏 「碌」(優秀賞)


 
 
2年 花田 瑞紀 「韶光」(優秀賞)


 
 
2年 茂木 ふたば 「夢語り」(奨励賞)


 
 
1年 白坂 来望 「来る未」


 
 
1年 今村 美礼 「翔る」(奨励賞)


 
 
1年 太田 愛里咲 「証明」


 
 
1年 藤井 優菜 「一瞥を貴方に」(優秀賞)


 
 
1年 財津 空子 「power」(優秀賞)


 
 
1年 齊藤 瑞紀 「走り出す」(優秀賞)


 
 
1年 小澤 采加 「初夏」(優秀賞)


 
 
1年 松田 彩 「かやのそと」(奨励賞)


 
 
1年 藤井 新 「なんでもない日」(優秀賞)


 
 
 
 
さて、大会出品当日の朝。
多くの部員がギリギリまで描きたい!ということで作品を持ち帰り、一部の部員たちはLINEでグループ通話状態にして夜通し制作していた様子。翌日みんなちゃんと来るだろうかと若干心配だったんですが、そのあたりはさすがに大丈夫でした。

出発前に記念撮影!

搬入開始時間の午前9時、いよいよ会場である函館市芸術ホールに向かって出発です。

毎年そうですが、それぞれが自分の作品をかついで持っていきます。こんな経験、なかなかできませんよね…。

というわけで会場に到着!

到着したときにはすでに他校さんも作品を搬入していました。
作品を空いている壁面に置いていきます。

展示作業がスタートしました。皆で協力して行っていきます。

りょくちゃんがサンダルを履いていたので、なんで搬入なのにそんなの履いてるの…と聞いたら、絵の具まみれの足を見せてきました。もう靴下すら履く余裕がない様子…。。

さぁ、だんだん展示も仕上がってきました。だいたい例年2時間位かけて作業を行います。

というわけで、展示作業が完了しました!

外の看板も取り付け完了!
去年は作るのを忘れていたというのはここだけの話…。。

今年はコロナ感染拡大防止対策として、来場される方に連絡先を確認するという方式をとりました。これは函館美術館が行っている方式を参考にさせていただきました。

というわけで展覧会を無事開催することができました。

放課後の時間帯にやってきた部員たちが目ざとく江差高校の十河先生を発見し、早速講評をお願いしていました。

OGのことちゃん、みなみ、どばしの3名がわざわざ作品を観にきてくれました。ありがたし…!
しかもことちゃんからは、みんなに、ってお土産をいただきました。今度みんなで食べましょう!ありがとう!
これから学校も対面授業が始まったりすると思いますが、ぜひとも頑張っていただきたいですね。

そして、今回激励しに来てくれたOBOGをはじめ、来られなかったけど気にかけてくれていた卒業生、教職員の皆様、本当にありがとうございました。
また、部員の保護者の皆様にはたくさんのご心配とご協力をいただきました。なんとかここまでやれたのは、皆様のご声援があったからだと強く感じております。本当に本当に、ありがとうございました。

 
 
 
 
さて、今回の大会は、新型コロナの影響を受け、そもそも高文連美術展自体が開催できるかどうかが危うい状況でした。
これまで、大会開催に向けて道内各支部が実施方法を検討してきました。石狩支部については支部大会出品数が1000点を超える大所帯のため、作品は画像による審査を行うという情報が入り、道南支部についても開催するとしても展覧会は行わないほうがいいのではという意見もあったのですが、最終的には感染拡大を防止するための対応を行い、気をつけて実施することで可能という判断に至りました。

函館では6月から段階的に学校が再開。
例年であれば5月の地区大会(写生会)で制作に対するモチベーションを上げ、高文連に向けて動いていくところではあったのですが、今年の地区大会は中止となり、特に1年生にとっては手探りの中での30号の油彩画制作でした。2年、3年についても学校がスタートしたことにより単元テストや講習など、様々な面でいつもと違う日々を過ごしてきました。
 
 
 
 
高文連の搬入が終わり、思うこと…。
いつも言っている「結果は結果として受け止める」ということ。結果発表を聞いて部員たちも悲喜こもごもだったと感じています。
もちろん全道に作品が選ばれることは、大きな目標のひとつであったと思います。しかしながら、やはり大切なのはこれまでの取り組み、結果ではなく過程なんだ、ということ。作品が選ばれなかったから今までの制作がダメだった、というわけではありません。また、いくらよい作品を作れたといっても、普段の取り組みがだらしない、皆で協力すべきところを自分を優先してできていなかった人は、結果よりもその過程を反省すべきだと思います。
 
 
 

暑い中、毎日毎日作品に一生懸命絵の具を乗せてきた。
ほかの部員たちと協力してこれまでの活動を行うことができた。
講習や進路などいろいろ考えることがたくさんありながらも、時には愚痴を言い合いながらも、お互い励まし合って頑張ってこれた。
辛くて逃げ出したくなるようなこともたくさんあっただろうけど、なんとか最後までやり切れた。
顧問に厳しいツッコミを受けてやる気を無くしたりしたこともあったけど、腐らず逃げずに自分の作品と向き合い続けてきた。
そんなこんなやっていたら、どーーーしても描けなかった部分が、ある日ついに描けた。
なんだかんだ、楽しんで一生懸命制作できた。。

 
 
 
などなど…。
たくさんの時間の中で様々なことを仲間と共有し、目標に向けてそれぞれが全力で取り組むことができた、それこそがかげかえのない経験なんです。こんなたくさんの仲間と一緒に、ある意味無茶とも言えるほど頑張ることなんて、高校生の今だからこそできるんだ。今しかできないんだ。こんなこと、大学だってなかなかできません。部活って、すごいなぁといつも君たちを見ていると感じます。大人には無理だ、この頑張りは…。。

まぁ、結果については、発表になった直後は良くも悪くもずしっと響くものではありますが、長い目で見たら、結果なんかよりも大切な経験ができたということに気付くことができるはずです。
きっと、おとなになって思い返してみたら、思い出すのは結果なんかよりもみんなで取り組んだ制作の時間のほうばかりだよ。
それくらい、充実した時間を過ごせたんじゃないかと思います。それこそが、部活動に全力で取り組むことで得られる素晴らしいものなのだ。

だから、ぜひ胸を張って頑張ってきた自分を褒めてあげてほしいと思います。他人は他人、自分は自分です。
今回の反省をこれからに活かそう!鉄は熱いうちに打て!です。次ははこだて冬アート展などを目標にそれぞれ頑張っていきましょう。きっと課題は山のようにあるはずです。
そして3年生はいよいよ受験に向けて全力で動き出すことになります。これでひとつの区切りをつけて、頑張っていってほしいですね。すべては自分の将来のために。これまでの取り組みは、絶対に君たちの心の支えになるはずです。がんばれ!!

さて、明日30日はいよいよ搬出です。もう部員の皆さんは展覧会を観に行ったでしょうか。
テスト期間なので無理に行けとはいいませんが、もし行っていない人は、ぜひ足を運んでください。
明日は搬出もあります。テスト前なのでこれまた無理は言えませんが、もし手伝いますという人がいたら会場に来てください。テスト前だし、誰かが行くから大丈夫だろ、自分は勉強しよっと、という判断はしないでほしい。。いや、テスト前じゃなかったらいつもどおり全員集合なんですが、今回は…。。頼みにくい…。。むーーーん。。。
ていうか顧問一人で29点も学校に持っていけるのか…。。しかも雨らしいんだよなぁ…。。雨さえなければ…。。

というわけで、支部展結果報告は以上です!
まだ来られていない一般の方は、ぜひ!
 
 
 

第58回高文連道南支部美術展

8月27日(木)〜30日(日)9:00〜18:00 【30日のみ15時終了】
会場:函館市芸術ホール地下1階ギャラリー