カテゴリー : 美術部の日常

新年明けましておめでとうございます。


市立函館高等学校美術部ブログにお越しの皆様、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年も様々な場面で生徒が活躍できる場の構築に務めていきたいと考えております。今後とも応援よろしくお願いいたします。
さて、新年が始まり、部活動もスタートしています。

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今日は部長ネスミスの報告によると、18名中14名が部活に出てきて頑張っていたようです。
顧問は7日に開催される某研修に出席するため学校にはしばらく顔を出せません。。申し訳ない…。。
しかしながら、各自がやるべき基本的な方向は見えているはず。
冬休みが明けるまでが勝負でしょう。そこまで、どれだけ頑張ることができるかで、作品の完成度も大きく変わってくることでしょう。
ただ惰性で制作しても意味がない。「描いていればいい」わけではないのです。
作品に込める想いを忘れるな。一筆一筆に気持ちを込めろ。見る人を振り返させられるような、作品自体が見る人に語りかけるような、そんな作品を目指して、各自一生懸命頑張って欲しい。
作品は、自分の分身だ。
いつも言っていることですが、その本質を忘れることなく、制作に打ち込むこと。妥協した作品は、その程度の作品で終わってしまうよ。そんな妥協作品を描くような無駄な時間があるほど、君達はヒマじゃないんだから…。
…というわけで、新年早々厳しいかもしれませんが、新年だからこそ気持ちを引き締めて、有意義な時間にして欲しいと思います。
胸張って出品できる作品にしようじゃないのさー!!
一緒に頑張りましょう!困ったら写メ送ることー!困ってなくても、部活の様子でも送ってくださいな^^


全道表彰式とかクリパとか新聞に載ったこととか今日の部活とか


どうもお久しぶりです。顧問です。更新サボってすみませんでした。
更新するネタは常にいろいろあるはずなんですが、なんせまぁこの12月は忙しい…我々の仕事の年度末は3月ですが、12月はやっぱり忙しい。まさに師走でした。
そんな中あれこれやり続けてきて、最後、12月21日に終業式的な全校集会がありとりあえず冬休みに突入となりました。
しかし22日夜から高熱が出て、そこから丸4日間寝込み続ける羽目に…。おかげで、今もまだへろへろです。。
とりあえず。
その間にあったことと今日の様子を写真で報告です。
21日の全校集会では、高文連部活動の全国表彰式がありました。今年の高文連では、書道部と文芸部、そして我らが美術部が全国高校総合文化祭への進出を決めました。

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美術部は、「全道優秀作品」受賞者5名が登壇、うち「全国総文祭推薦作品」に選ばれた根っこが代表して賞状を受け取りました。
教職員含めて1000人を超える人の前で賞状を受け取るだなんて、僕は経験ありません。大したものです。
壇上に上がりたくないーとぼやく部員もいましたが、こんな機会なかなかないんですから。ひとつの自信にしてほしいな。
さて、25日は部室でクリスマスパーティーが開催されました。

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その後はカラオケにも行ってきたようです。

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顧問は寝込んでるところだったんですが、大量の写真がちゃっちゃHANDから送られてきたので、それらから抜粋して掲載しました。
残念…!元気だったらカラオケだってついていったのに…!!(邪魔
そうそう。
25日の函館新聞に、先日根っこが取材された時の記事が掲載されていたようです。美術部の掲示板にたまがデコレートして貼ってくれました^^(たまって誰かみんな知ってるのかな…?)

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こうやって新聞に載るだなんて、本当に嬉しいよね。身内が誉められるのは、顧問の幸せなんです。言ってみれば、我が子のようなものですから。。
さて、そして今日28日。
今日で講習もすべて修了!そしてそのまま仕事納めとなる日です。
今日も部員は講習が終わってから美術室へ直行。和気あいあいと制作に励んでいます。

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和気あいあいとやってるくせに、カメラを向けるとみんなして顔をそむけるという…。北陵さんを見習ってほしいものです…。
ま、でもいいかこれはこれで。
すでに持ち帰って家でやっているものもいます。50号キャンバスはクルマに載せるのも大変なのに…おうちの方の理解のおかげかと思います。この場を借りて御礼申し上げます。いつもご協力ありがとうございますm(_ _)m
さて、今年のブログはおそらくこれで終わりかと思います。
この市函美術部ブログはいつから始めたんだっけ…と思って読み返してみたら、昨年の12月6日からでした。およそ1年ちょっとが経ったというわけです。
最初は細々と情報発信していこう…くらいの気持ちだったのですが、気付けばそこそこの人たちが見に来てくださるブログになりました。美術部員以外にも意外な生徒がここを読んでいたりして、授業のときにとある生徒が「読んでますよ!」とか(嬉しいですよね!)、うちのクラスの生徒もなぜか読んでいたりとかして、いい加減なこと書けないなぁ…と思ったりしつつ、こうやってブログを書いています。
これからも頻繁な更新はできないかもしれませんが、さらに市函美術部や美術に関するネタを書いていきます。
今年一年ありがとうございました。そして、来年もまたよろしくお願い致します。
市立函館高校 美術部顧問 佐々木 龍


新聞の取材。


先週金曜の話になりますが、北海道新聞の取材がありました。
本校の文芸部、書道部、そして我らが美術部から高文連の全国大会に行くことについての取材です。
実はこの三つの部活が全国に行くのは、昨年に引き続き今年もなのです。
昨年もこの三部で一緒に新聞に掲載されたのですが、今年も同じように掲載されるという。。ある意味すごいですよね。
うちの代表は根っこ。
取材と有らば、一緒にその場にいて、やばいこと言いそうになったら止めなきゃって思ってたんですよ。
だって奴の「根っこ」に対する愛はもはや変態的な領域に達しているからなぁ…何を言い出すかわからない(笑)
…てのはまぁ半分冗談ですが、実は先週金曜は、そう専門委員会で札幌にいたんです私。
急遽前日に取材が決まったということで、何の準備もできず…。。作品自体は全国に行く関係で札幌国際情報高校にあるため、取材の際は原寸大に引き伸ばしたものを大判プリンタでプリントしようと思ってたのになぁ…。
とりあえずメールで指示はしたのですが、まぁ終わってから話を聞いたらなんとか緊張したけど話せたとのこと。
根っこに対する愛を語りました!ってにこにこ言ってたので、まぁ…大丈夫でしょう(笑)
近いうちに道新の夕刊「みなみ風」の函館版?に掲載されるかと思います。
もし掲載されたらまたブログでも紹介したいと思います^^
さて、U21!頑張ってますよー!
もはや定番となった日めくりカレンダー。まぁ前回使ったものの再利用ですけどね…。

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まだ色入ってない人もいるけれど、それぞれ頑張ってます!

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ま…今年中にどこまでいけるかが課題だなあ…。


<道展U21>ようやく本格始動ー!


さあ道展U21まで80日を切りました。
放課後の美術室も、いよいよ賑やかな感じになってきています。

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まだキャンバスに入っていない者もいますが、構想はもう最終段階に入っているので、来週頭には全員キャンバス入りできるかな?ってところです。
なんやかんやで早くはないスタートですが、それぞれが高文連での反省を胸に、U21に対して自分なりの目標を持って取り組もうとしている姿はやはりいいものですなぁ。なんか部員らを見ているとワクワクしてきますね。ぜひこれから一日一日を大切にして頑張っていってほしいですな!
そういや、こないだ1年生の授業の時に、とある生徒が言ってました。
「中学まで美術部に入ってたから高校でも、って思ってたんですが、油絵の作品を見たときに、あまりに中学とのレベルが違いすぎて、自分にはこんな絵が描けるわけない…レベルが高すぎる…と、美術部に入るのを断念したんです」と。
んーー………。
どうなんですかね。うちの美術部は確かに作品だけで見るとそこそこのレベルではあると思うし、結果も出ているとは思います。だけど、油絵に関してはほぼ全員が高校に入ってから始めたというひとばかり。たまに中学の美術部でちょっと触ったことがあるという人はいるけれど、そこまで本格的に描いていたという人はいません。じゃあみんなもともと絵が上手だったかというと…んーどうなの?(笑)
上手とかではなくて、絵が好きって人は多いでしょうね。好きだから美術部に入ってきた、みたいな。
でも、いつも部員には言うんですが、高校の美術においては、上手とか下手とかセンスとかじゃなく(ってかその言葉自体嫌いなんですけど)、いかに対象と向き合って、真剣に考えて、じっくり時間をかけられるかが大事なんです。そうやって取り組むことで、作品は絶対よくなります。表面的な技術だけの作品は、素人目に見たら「うわーじょうずー!」ってなるのかもしれませんけど、そんなの通用しないってことは、美術に真剣になっていけばそういう単純なものではないということがわかってくると思います。
のらりくらりと適当に手先だけでやってたってねえ…いいものなんかになるわけないですから。泥臭さが大事なんですよ、制作っていうのは。
そして、その頑張りのベクトルがずれていきすぎないように(多少は全然OK)その都度方向を調整していくのが顧問の役割であり、あとは友達同士であれこれ言い合ったり、励まし合ったりして、とにかく作品に向き合って、ただひたすらに描く。それだけなんじゃないかと思っています。
結局、作品というのは自分のこれまでの経験や知識や技術をベースにして生み出されるもの。そのベースは、今の高校生では絶対的に少ないでしょう。だから、ぶっちゃけセンスも何もないんです。。センスという言葉は、もっともっと高いレベルになっていったときに「越えられない壁」としてあるとは思うんだけど、高校レベルでは…センスなんて関係ないと思っています。
だーかーら、別にみんな「上手い」わけじゃあないんだよ。誰でもある程度までは描けるようになるんだよ。そこから先は、努力あるのみ。結局は、努力の差なんです。その努力が積み重なっていくと、端から見ると「おおっすげえ!!」ってなるんですよ。そういうものでしょ?スポーツだって一緒ですよね。
…なーんて書くとなんか市立函館の美術部は(ってか顧問の考え方が)大変そう…ってなりそうですけど、うちの部員を見ている限りでは…楽しそうに見えているんですけど…どうですか?うちの部員諸君(笑)
ま、事実、構想を考える段階もそうだし、実際の制作段階でもそうだけど、苦しい場面も多いでしょうね。学習との両立、家庭や友人との関係、時間の確保、制作の難航…。でも、その苦難を乗り越えて作品を描き上げたときの喜びや達成感はね…たまらないものだと思います。それに結果が伴ってきてくれたら、もう言うことないでしょう。
楽な事ばかりやっていても、本当の意味では「楽しく」ないんですよね。
……んーーーなんか真面目に書いてしまうと、なんか逆効果な気がしてきた…(TдT)
そ、そんな大変な感じでもないんですよ!これから市函を受験しようと考えている中学生や保護者の皆さま!市函美術部はみんな頑張ってキラキラしている楽しい美術部ですよ!「やべぇ、市函の美術部って青春感じちゃえるんじゃね?!」って思える部活です!ぜひ美術に興味がある人は、入学後美術部に入部しちゃいましょう!ヽ(^0^)ノ
あ、あれ?予想外のブログになってしまった(^^;;;ちょろっと書くだけのつもりだったのに…。。