柳星祭が近づいてきた最近の美術部の様子
- 2018 7/3
はい!お久しぶりでございます!
なんと!気がつけば6月は更新ゼロでした…!!うへーー今見てみたら月の更新がゼロだったのは2011年からブログを書いてきて初のことでした…。。
まぁこちらをよく覗いてくださっている方々ならなんとなく想像つくかもしれませんが、更新が滞る=ブログに手が回らないという状況だっということです。さ、サボりじゃないんですって!あっ石投げないで…(/_;)
とまぁそんな言い訳はいいんですが。
まぁ毎年6月は忙しいんです。なぜって?それは、市立函館高校学校祭「柳星祭」が近づいてくるから…!!
ということで、ここ最近の様子です。
これは学校祭での美術部展示について話し合いをしているところ。
話し合いは実に盛り上がっていました。
そう、今年もやりますよ、「ほん怖」系お化け屋敷!
市函美術部ではもはや恒例となっている部活動展示。昨年は蔦屋書店で配布されているフリーペーパー「peeps hakodate」にも特集されるという、地味にちょっとばかし有名?なお化け屋敷なのです。
今年のお化け屋敷のテーマは「ヘンゼルとグレーテル」。
ヘンゼルとグレーテルはいわゆるグリム童話ですが、本当は実に恐ろしい…というかもはや狂気とも言える内容であり、それをテーマにした…ということです。あれ?これネタバレ?いや、大丈夫だろ…多分。
で、クラスのほうの段ボール集めが始まる前に、美術部員はさっさと各所へ赴いて大量の段ボールをゲットしていたのでした。もう、動くのがホントに早い。
そして、準備期間がスタートするやいなや、早速支柱の組み立てに取り掛かっていました。
1年生も張り切って作業に臨みます。
今日は改めてミーティングを開き、仕掛けについての説明やシフト決めを行いました。
学校祭は今週末…ということで、皆意欲的に準備を行っています。
ただ、部活動展示とクラスの仕事に挟まれなかなか人が集まらないこともあったり、また3年生の多くがクラスのほうにかかりっきりになってしまい、作業は全員が一斉に揃うことはほとんどありません。
美術部お化け屋敷はかなり大掛かりな内容のため、一応順調に進んではいるものの、かなり大変そうなのが伺えます。
そうなってくると、どうしても疲れや焦りからピリピリした空気になってくるのもままあることで、ちょっとしたことで衝突したり、イライラしたりすることが多いようです。
まぁ、気持ちはとってもわかるんだけどね…。でも、あんまりイライラして誰かに当たったり文句を言ったところで、一瞬はスッとするかもしれないけれど、それは結果的にはいいものを生み出すことにはつながらないんだよね。
こういうときこそ、「感謝の気持ち」だと思う。自分が辛いときは、周りの人も辛いんだ。それぞれがいろんなものを抱えて頑張ってるんだ。
ちょっとした「ありがとう」「ごめんね」「助かるよ」「すごいね」「おつかれさま」。その言葉を投げかけられる余裕を持とう。集団で創り上げることを通して、様々なことを学んでほしいと思う。新しい友情や人間関係、そしてお互いを信頼するその気持ちを作って欲しいな、と。
そういうやり取りを経て、君たちはきっと成長していきます。そしてそれは、これから学校祭が終わったあとに待ち受けている高文連の制作に必ずや生きてくる。制作だって、ひとりでやるんじゃない、みんなで創り上げるんだってことを心において、今を頑張ってくださいな。。
ま、そんなこんなでちょっと大変そうなんですが。
学校祭準備が始まるちょっと前までは、高文連もぼちぼち取り掛かっていました。
1年生の構図の相談に乗ってあげる2年生。
本校で開催された美術部の顧問会議が終わったあと、みんなのアイドル、江差の十河先生と七飯高校の石橋先生が美術室にやってきて、それぞれにアドバイスをくださったりもしました。
そうそう。
今年の高文連道南支部美術展のポスターが完成しました。
今年のポスターには、道南支部から全国高総文祭への出品を決めた、本校の美術部員さよちんの作品を大きく掲載。その他全道優秀作品に選抜された市函の2作品、中部高校と西高校の作品も掲載しました。
自分で作ったからというわけではないですが、やっぱり全道優秀作品に選抜された作品を掲載したほうがいいだろう…との判断で、市函の作品が計3点載っちゃっています。ご了承ください…。
今回のポスターは全国作品の黒の色味を活かすため、「マットPP」という加工を施してつや消しで質感の高いポスターに仕上げてみました。
道南の美術部には既に配布されていますので、見る機会がある方はぜひよく見てみてほしいなと。
さて。
そう、6月は忙しかったんです。例年6月上旬の前期中間考査が終わった頃から、これまた毎年恒例となっている柳星祭ポスターの制作に全力で取り組んできました。
毎年毎年…この学校祭ポスター制作はものすごい労力をかけているわけで…労力っていうか、全精力を注いでいるといっても過言ではないかもしれません。
毎年2年生の部員が担当していて、今年はもりや副部長・はうる・ハマミチの3名が名乗りを上げました。
名乗りを上げたというか、実は2年生でポスターをやりたい人が多すぎて、悩んだ結果なんとくじ引きで決めるという展開に。そこで当たりを引き当てたのがこの3名だったというわけ。
今年も実に、実に実に悩みまくり、何度も何度も考えては作り直しての日々が続きました。作品に命を吹き込むキャッチコピーだって、もう何通り考えたかわからない…。。
だいたい完成が見えてきてからレイアウトや色味を微調整するんですが、これもまた細かく試行錯誤を繰り返しています。消したり付け加えたりそれぞれの色味を濃くしたり薄くしたり、歪みを補正したりして…。そしてキャッチコピーをあーだこーだ言いながらちょっとずつ言葉を変えてみたり言い回しを工夫してみたり…。とにかく一言では言い表せない苦労がそこには詰まっているのです。
まぁだいたい完成した作品を見る際には、そんな過程など知る由もないし、どうでもいいことなんですけどね。
ま、ここは美術部のブログ、顧問が好き勝手に書いちゃうブログなんで、ネタバレは格好悪いんですが、あえて書かせてもらっちゃいます。
そして完成したのがこちら。
キャッチコピーは「そのとき僕らは 星空よりも輝いていた。」。サブキャッチには、今回の柳星祭テーマである「By Designism」に沿うようなかたちで「つくりあげるのは、モノだけじゃない。」としました。
背景には、夜空を眺める高校生たち。その満天の星空にはたくさんの流れ星が。仲間たちとともにキラッキラに輝く流星にそれぞれが思い描く願いを送っているその光景は、自分たちでは気付いていないけれど、その時、まさに今こそが一番輝いているのではないだろうか。
そのような思いを込めて、ポスター化しました。
ここにたどり着くまでが実に苦難の道のりで…。昨年も相当悩みに悩みぬいたポスターでしたが、今年もそれに負けずいっぱい考えて、いっぱい悩んで、いっぱいケンカ?しながら作り上げました。ちなみにこの写真は明るい時間に撮った写真で、そこに手描きの絵を複数枚合成してあたかも夜空のような風景に仕上げたんですよ。
ぜひ!柳星祭ポスターを見かけた際には、よく見ていただけたら嬉しいです^^
そんなこんなで、ここ最近の美術部の様子でした。
さ、学校祭まであと少し!頑張っていろいろやってますので、一般開放の際にはぜひ美術部の展示に足をお運びくださいね♪
こちらも毎年恒例、似顔絵コーナーも開催しております♪
部員一同心よりお待ちしております^^
最近のコメント