カテゴリー : 2018年 2月

校内の作品展示や豆まきの様子を。


さぁ本当であれば道展U21の遠征レポートを載せたいところではありますが、ちょっと写真が多いので別の記事を先に書きたいと思います。

今日は校内に展示している作品を総入れ替えしました。
こないだのU21作品は遠征のときに持ち帰ってきているため、もう手元にあるわけで。
で、まぁ賞も取った関係もあり、いろんな先生から「作品まだないの?飾らないの?」と声をかけられ、これは早いところ皆さんに見てもらおう、と。で、どうせなら総入れ替えをしよう、となったわけです。

校内で油彩を飾っているスペースは3箇所で、全10点を飾ります。飾りたい作品はたくさんあるので、もう少し壁面を増やしたいところです…。

部員たちで手分けして作品を飾ります。職員玄関付近。

校長室付近。

そして職員室前。

さよちんに同じポーズを取ってもらいました(笑)うむ、肩や手の感じがそっくり。って当たり前か。
展示作業中いろいろな人が通りかかり、わーとかすごいーとか似てるーとか言われ、ちょうど制作者・モデルがその場にいたため、描いた人はこっちで〜モデルはこっちで〜とその都度説明していました。

というわけで、展示完了。
職員玄関付近にはけぃてぃの昨年のU21に出品したS50号作品、今年出品したおつるの作品、OGすほーいの全国作品を。

校長室のところには…

はっつぁんとせーなの50号の風景画。

そして河童とどばしの30号を。

職員室前には、まなみんのU21大賞「失透」を中心に、函館新聞社賞を受賞したおしゃない部長の空飛ぶクジラと北海道知事賞を受賞したガースーの消えるおつる作品を飾りました。

んーーーやはりもっと作品飾りたいな!少ない!

ぜひ生徒たちや先生方、お客様にもじっくり観ていただきたいですね^^

 
 
 
 
さて、先日の話。
市函美術部恒例の豆まき大会がありました。今年もお菓子を鬼にぶつけます!

鬼の1人は女子です。だれでしょう…。

ビシビシ投げつけます。

鬼さんがんばりました(笑)

さて、そしてその後は真打ちが登場します…。

がおーーーーー

びしっ!!びしっ!!!

誰だ、割と本気で投げてるやつは!!!

とりあえず、これで今年も厄を払えた…のかな。ちなみに顧問は後厄です…。

ま、そんな感じでした。
 
 
 
あ、ちゃんとミーティングもやってますよ。U21が終わったので改めてその表彰と全体総括、そして今後の活動について顧問から話し、その後おしゃない部長にもしゃべってもらいました。

U21を終えて、この後はラストに五稜郭タワーで開催する校外展が控えていますが、だいたい1年間の活動もほぼ終わり…。
これまでの取り組みや日常についての反省を各自が行い、次年度に向けていよいよ始動していくこととなります。
次の主役は現1年生。あと少ししたら新学期となり、おそらく新入部員も入ってくることでしょう。「先輩」としてちゃんと胸を張って新入生たちを迎えてあげられるよう、しっかりこれからのことを考えてほしいと思います。


「第10回道展U21」結果発表!なんと大賞が!!


先日出品した「第10回道展U21」の結果が、本日午後3時に道展公式サイト上にて発表になりました。

ななんと!!

今回、本校の部員が「U21大賞」を受賞しました!!しかも!スポンサー賞にも2名が入賞するという結果に…!!
まさかの大賞が、ついに市函から…!!!入選総数774点の中の大賞です!!!快挙だーー!!!!

U21大賞を受賞したのは、本校の2年生である伊藤愛未さんの作品、「失透(しっとう)」。

昨年の彼女のU21作品でも登場した部員がモデルになっています。なんとも言えない憂いを含んだ表情とその醸し出す雰囲気にこれでもかと迫る表現は、相当なものがあると思います。今回はオイルに頼りすぎず、絵具をしっかりと丁寧に乗せて描き上げました。背景の表現についてもたくさん悩み、最後の最後まで粘り強く制作した作品です。

彼女は先日のブログのラストにも登場しているんですが、本当に…ものすごい情熱をかけてこの作品を制作してきました。
なんていうかね、ものすごく奥ゆかしい部員で、黙々と制作に打ち込む部員なんですが、背中から燃え盛る情熱が溢れすぎていて周囲が怖がるレベルという…(笑)
今年の高文連でも全国を取りたくて必死に頑張って素敵な作品を描き上げたのですが残念ながら全国の切符には手が届かず、「もう部活やめます」とかぼそりとつぶやいたりして周囲を慌てさせるような部員で、もちろん今回も出品前に「賞取れなかったらもう辞めます」とか言ってました。そんな彼女が、今回大賞を取ったというわけです。

もうね…結果を知ったときは本気で腰が抜けそうになって、思わず歓喜して泣きそうレベルまでいっちゃったくらい。でも、どこかで納得の結果だな…なんて思ってしまう自分もいて。それくらい素敵な作品なんです。
彼女の頑張りはみんなよーくわかっているので、受賞の知らせを聞いたときはみんなの拍手が鳴り止みませんでした。。いやー思い出しても泣ける…。

とにかく、とっても素敵な作品です。ぜひ、会場の札幌市民ギャラリーにて実物を見ていただきたいと思います。

また、これだってホントにすごいんですが。
2年の菅原優菜さんの「一日と一生」が北海道知事賞を受賞しました。

いやーこれもいいなぁ…改めて写真で見てもいいなぁと思ってしまいます。とにかくあれこれ悩みながら描いた作品。執念が詰まっています。ある時を境にぐっと作品がよくなったんだよなぁ。そういう変化が見られるのも、指導していて実に面白いんです。

そして、同じく2年の長内絵美さんの作品「A whale new world」が函館新聞社賞を受賞。

市函美術部では珍しい、空想画。ファンタジーな作品です。顧問のところに構想を持ってきて1分で許可が降りるという奇跡を起こした作品。過去にも例がない気がする…。
ちなみに、制作中顧問はとなりでずっと「ゼルダの伝説」の話をしていました。ニンテンドースイッチのゼルダが過去最高に素晴らしすぎて、アドバイスをゼルダに例えて話をしていました。それが功を奏したのではないかと。(違

というわけで、スポンサー賞以上に上記3点が入賞、その他優秀賞には4点、奨励賞にはなんと13点もの作品が入賞…!!本校からの出品数26点に対して、入賞数が20点…!
これは昨年23点出品中入賞数13点を遥かに超える結果となっています。。す…すごすぎ…!!!身内のことながら、この結果は褒めない訳にはいかない。本当にすごい結果だと思うんです。

にしても、奨励賞に1年生が8名も入賞とか…正直入りすぎ(-_-;)ちょっとーいい気にならないでね〜(笑)

というわけで、優秀賞・奨励賞・入選の作品を全て掲載します。

<優秀賞 4点>


 
 
 

<奨励賞 13点>


 
 
 
 
<入選 6点>

 
 
 
というわけで、第10回道展U21の結果でした。

展覧会は2月2日(金)〜4日(日)まで、札幌市民ギャラリーにて開催されます。
本校美術部では3日土曜日から一泊二日で札幌に遠征します。もし会場でお会いしましたらぜひお声をおかけ下さい。私はカメラかついで作品の写真撮りまわってるかと思います。

最後に。
結果は目に見えるものなので、時として残酷なものともなります。嬉しい者もいれば、悔しい思いをしている者もいることでしょう。
ただ、結果は結果です。それよりも大事なのは作品にどれだけ向き合って、感謝の思いを感じながらやってきたかということであって、そしてこの経験をどう次につなげていくことができるかでしょう。
とりあえずまずは結果だけ見ると素晴らしいなと客観的には感じていますが、果たして皆がどれだけ頑張っていたのかなって。本当の本当に頑張れたのかどうかを、自分の活動を振り返ってみて考えて欲しいんです。結果は紙一重。惜しかった…もう少し上だったかも…と感じるものもいれば、逆もまたあるわけで。

とりあえずU21が終わったら、ていいますか、もう次が始まってるんだよね。そう、夏の高文連です。
ぜひ、今回の制作で得たことを無駄にせず、次につなげていって欲しいと思います。またレポート書いてもらいますので…。

今回の道展U21に向けての活動にあたり、たくさんのご声援やご協力をいただき、なんとかこのような結果に結びつくことが出来ました。
これからも感謝の気持ちを忘れず、頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。