カテゴリー : 美術部の日常

<道展U21>他校の美術部との交流


11日土曜日に行ってきた道展U21を簡単にレポートします。

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この日は最終日前ということで、まだそんなに混んでいませんでした。会場オープン10分前から並んでの入場だったというのもあるんですが。

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市民ギャラリーの1階をフルに活用した展示で、所狭しと作品がかけられています。

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入り口の一番大きな部屋を抜けて隣へ移動すると…

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ありました、大賞作品!大賞の隣には準大賞、そして、なんとうちの部長の作品が!

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この作品が、今回「北海道教育長賞」を受賞した、部長の桶本さんの作品「目に見えぬものは多けれど」です。
相当な時間をかけ、構図も何度も直しながらひたすら描き詰めた作品。この作品にかける情熱たるや、ある意味鬼気迫るものを感じずにはいられませんでした。本当に大変名誉な賞を受賞することができました。改めて、おめでとう!
さて、他の本校美術部員が制作した作品についてはまた後日改めて紹介するとして…
(水平に撮影した写真がそろってないんです)
今回は、ちょうどこのブログからも相互リンクさせていただいている、菊地先生率いる札幌北陵高校美術部の皆さんと交流を持つことが出来ました。

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簡単にお互いの部活動の紹介なんかをしたあとに、なんと北陵美術部より差し入れというかおみやげをいただいてしまいました!
年始に私が北陵の校外展を見に行った際に簡単な差し入れを持って行ったのですが、まさかそれがこんなかたちでお返しされるとは…逆に気を遣わせてしまったようで…。。ありがとうございました。。
その後は作品の講評会。
私は北陵の作品を僭越ながら何点か講評させていただいたのですが、ふぅー終わったかなーと思って北陵顧問の菊地先生を探しに行くと…

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うちの生徒、なんと全員講評していただいていたようで…!!てっきり数名くらいかと思ってたのに…。。
た、大変申し訳ありませんでした…m(_ _)m
んんーーま、まぁ…でもうちの部員には大変勉強になったんじゃないかと思います。本当にありがとうございましたm(_ _)m
そのあとは、外の看板のところで記念撮影。

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うちの部長と北陵の部長さんが固い握手を交わしました。これで生徒同士も友好関係を結ぶことが出来ました^^
このお二人、だんだんエスカレートしていって、なんかもうどんだけ気安いのキミら…!ってくらい盛り上がってました。いいねぇ!

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うむ、これもまた青春なり。色恋沙汰だけが青春だけではないのですよ。
今回はたまたまこんな感じで他校の美術部と交流を持つことが出来ましたが、なかなか難しいんですよね。それでなくても、往々にして美術部のメンバーってあんまり外部と接したがらないというか、そういうコミュニケーションが苦手な人が多かったりするもんですが、皆さんにこやかに接することが出来て、本当にこの機会をセッティングできてよかったと感じました^^
ご協力いただいた北陵の菊地先生、そして北陵美術部の皆さん、本当にありがとうございました♪
今後ともどうぞよろしくお願い致します^^
…それにしても、本当はこの次の日にあった表彰式のほうに部員を連れて行きたかったです。そうしたらもっと多くの部員や顧問の先生とうちの部員を引き合わすことができたのに…。まぁ学校諸事情により断念せざるを得なかったのですが…。でも、絶対もっともっと勉強になったのになぁ…まぁ仕方がないですが。
個人的には、前任校である檜山北高の美術部員とも会わせたかったなぁ…。
そしたら顧問の悪口も共有できたのにね☆なーーーーんて。
いやーそれにしても授賞式である今日は大盛況だったようで…。講評会も大盛り上がりだったようです。
部長は授賞式の関係で参加したんですが、ビデオカメラを託してきたので、きっといい映像を録ってきているはず…!
帰って来たら、みんなでそれ観よう♪
というわけで、U21初遠征は大成功!だったのでした。前泊した千歳の夜も、きっと思い出深いものになったんではないかと思います。
展覧会では、きっとそれぞれが多くの刺激を受け、課題を見つけ、これからのやる気をかきたてられたんではないでしょうか。
この感動を忘れないうちに、反省レポートをしっかり書いて提出するように。1枚と言わず、2枚3枚書いておいで。嬉しい人も悔しい人も、いっぱい考えたもん勝ちですよ。
経験をバネにして、次に生かす。そうすることで、人は成長するんだ。
そのきっかけが、この反省レポートです。この1年間を総括するつもりで書いてきてね。
来年は、全員がなんらかの賞に入っちゃおう!そして、どうせ狙うなら大賞だ!!
みんなでこれからまた頑張ろうぜー!!ヽ(^0^)ノ


明日からU21遠征に行ってきます。


さて、明日より本校美術部は本日より札幌で開催されている道展U21を観覧するために遠征します。
明日金曜日は、本校が来週月曜に推薦入試があり、日曜が登校日になる関係で振替休日となっています。そのため、明日行って土曜日に札幌市民ギャラリーにて作品鑑賞をするというわけ。
当初は土曜日に行って一泊した後に、満を持して日曜日に作品鑑賞、授賞式出席、そして全体講評会を聴くという予定を組んでいたんですが、日曜が登校日なので遠征できず…。まぁその辺は学校事情でいろいろあったんですが、とにかく日曜の遠征は無理とのことで、金-土で行くことになりました。
せっかく今回特別賞に入った生徒もいるし、全員でその授賞式風景を見たかったんですが…まぁ仕方がありません。。
しかしこの週末は札幌雪まつりの関係で市内で安くホテルを確保するのが非常に難しく、安さ優先で千歳のホテルに宿泊することになりました。で、一泊した後に朝早めに出ていって、土曜日の午前10時過ぎには市民ギャラリー入りする予定です。
札幌北陵高校の美術部の皆さんも土曜日にU21ツアーをされるそうです♪
いーなー札幌近辺だと気軽に行けますよね。ほかの学校さんも来られてたらいいのになぁ。ぜひうちの作品の講評をしていただきたいなぁなんて思っている次第であります。
というわけで、だいたい10時から13時半ころまで市民ギャラリーにいますので、もし見かけた際は気軽にお声を掛けてくださいな。って誰が声かけてくるんだ…。。
ちなみに12日日曜日の授賞式には、今回受賞したbucho-だけが出席してきます。
うーーん、そこで写真撮りたかった…全体講評も聴きたかったなぁ…。とりあえず、ビデオ撮ってもらいますけどね。
# お昼にはギャラリー近くの千歳鶴酒ミュージアム内にある某超有名ラーメン店「すみれ」に行く予定!ここだけは外せませんぜ、ここだけは…!


U21、作品発送完了。そして…


今日はいよいよ道展U21の作品発送日。昨日はあまりにバタバタしていてブログにその様子を掲載することすら出来ませんでした。
今朝もまだ描いてる生徒がいたりして、もういい加減にしろーって感じでしたが、最後の最後までやりたくて仕方がなかったんでしょうな…。
ただ、締切は締切。作品の完成は、締切をもって完成と言えるのであります。
そんな感じで今日もバタバタしていたんですが、今日は顧問は午後から函館中部高校で美術の研究会に参加するために、昼以降はすべて生徒に託して出かけていったのでありました。
で、無事作品も梱包完了し、4時半に運送屋さんのトラックへ積み込み。かくして作品はU21へと旅立っていったのでありました…。
なんていうか、これまで必死になって描いてきた作品が、もう手元にないというこの喪失感。顧問ですら感じるんですから、部員はより一層そう感じてるんではないかな。それよりも、終わったー!っていう解放感の方が強いのかな。
さて、美術室ではみんなパレットや筆の清掃作業をしたり、床磨きをしていました。

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道具をきれいに、大切に扱うことは、いい絵を描くためには非常に大事なことと言えます。心を込めてきれいにするべし。
で、それが終わった部員らが、もう早速…

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30号のキャンバスを張り始めました。
気持ちはもう秋の高文連に向かっているらしいです。そう、ひとつ作品が出来たということは、次の制作が始まるということです。そのモチベーションを保って頑張り続けて欲しいですな。
質の高いモチベーションは、質の高い目的意識がなければ生まれてきません。ただ楽しいからとか好きだからという理由で描いてるだけでは無理でしょう。
素晴らしいことに、市函は全国レベルの作品を描ける部員がいる。その取り組みのレベルを間近で感じられるということは、非常にプラスであると思う。
部員それぞれが、しっかりと目標をかかげて、お互いが切磋琢磨しあい、良きライバルとして頑張っていく。このような素晴らしい環境でみんなが頑張っていけば、自ずと質の高い目的意識が生まれてくることでしょう。
そういう環境をもっともっとみんなで作っていきたいですね。そのためには、こっちも力を惜しまないつもりです。
目標は、全道でイチバンの美術部です。一番絵がすごいとか人数がいるとかそういうのじゃなく、一番頑張っている、頑張れる、楽しい美術部!目標は、高くですよ!
というわけで、これからも頑張ろう!まだまだ、始まったばかりですぜ!


阿鼻叫喚が聞こえる美術室。


U21直前。今日も一生懸命、っていうか必死に完成目指して描いてます。

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2月2日の放課後にトラックに積み込むので、もう残された時間は本当にわずか。今日はいろんなところから阿鼻叫喚に似たものが聞こえてきたなぁ…あああぁぁ…とか、ううぅぅぅ…とか、ぎゃぁぁぁぁ…とか。もうそろそろ限界か。いいね。
さてさて、そんなこと言ってても発送前日の明日は仮縁(額のことね)を付けて、いよいよ「作品」として仕上がることになります。
まぁ、明日も制作する時間はあるにはあるけど、ほとんどロスタイム状態。仮縁付けたのにまだゴリゴリ描くのも…ね。
とはいえ、きっとまだ制作することでしょうな。ホントに完成するのか…?というような状況なのは、正直認めざるを得ないでしょう。
でも、ギリギリまでやることで覚醒することもあるからなぁ…。今日も突然作品がよくなる場面が結構見られたし。
まぁ、やれるところまでやって欲しいと思います。
きっとみんな今回の制作を通して、多くのことを学んでいることでしょう。正直50号を甘く見ていた部分があるんじゃないかな。描いてみると、やっぱりサイズの面で高文連の30号よりもずっと大変なんだよね。30号でヒィヒィ言ってたのに、50号を30号の時と同様かそれ以上の密度で描き込むってのは、相当な根気とやる気がないときつい。それを身を持って体感したんじゃないかと思います。
まぁ、1年生10人は大きい作品を描くのはこれが2回目、そして市函は初のU21出品、ほとんどの人が50号を描くのも初ですからね。ペースが分からないのも仕方がない。相当苦しんでるんじゃないかな。
でもね。
何事も必死になって頑張れば、達成感は半端無いんだよ。ぜひ、そのなんとも言えぬ達成感を味わって欲しい。そしたら、やみつきになるぜーきっと。

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今日は持ち帰り組も多かったね。あと少しだ!頑張れよーー!!