気がつけばもう8月11日。夏休み終了まであと一週間となりました。
3年生も講習が全て終了し、朝から登校して制作に励み、暑い中一生懸命頑張っています。
さてそんな中、明日明後日にはいよいよ美術部合宿が!!
一応合宿は2回予定しているのですが、2回めは搬入直前ということで今回の合宿には各々気合いが入っているようです。多分。
合宿となると、やはり時間を気にせず制作に打ち込めるわけで、おそらくこの二日間で完成度をぐっと上げられるのではないかと。
というわけで、合宿を前に「中間鑑賞会」なるものを実施しました。
「中間鑑賞会」は何を鑑賞するのかというと、現時点での制作途中であるお互いの作品を鑑賞し合い、それぞれ意見を言い合うというものです。
実はこれ、こないだ滋賀で開催された全国総文祭の研修で行われた内容を真似たもの。
作品は鑑賞者がいて初めて作品となるという視点のもと、実際にはあまりじっくり見ていない(と思われる)お互いの作品をお互いで感じたことや思ったことをどんどん言い合い、その客観的な意見を制作者が参考にして、より作品の質の向上を図ろうという意図で実施しました。
最初はぷっちょ部長の作品をお題として、みんなであれこれ感じたことを言っていきます。
制作者が想定していたこともあれば、意図していないけれども第三者には感じられたこと、また、そこを突かれると痛いな…という箇所をどんどん言っていきます。
そして、終わりに制作者がそれらの意見を受けた上で、本来の意味や意図を説明します。聞いている人たちにとっては「なるほどぉ〜」と思えたり、「ん〜?そうなのかな…?」と思ったり。そしてまたちょっと意見のやりとりなんかをして、お互いに様々なものを得ることが出来るのです。
単なる鑑賞会だと、いいねぇとか綺麗ですねぇとかで終わりそうなところを、いろんな意見を思い切って言ってみたことでさらに他者がそこから発展して想像したりでき、制作者にフィードバックされる。これは結構面白いものでかつ意義のあるものだと感じました。
さて、チュートリアルが終了したところで、6人程度のグループに分かれて同じく行いました。
今度は少人数なので、さっきの全体で行ったときよりもよりそれぞれが感じたことを思い思いに言っていきます。
最初は固かった一年生も、だんだんと喋れるようになっていき、最終的には当初予定していた1時間程度の鑑賞会が全部で2時間くらいかかりました。
時間がかかってしまった分制作時間はなくなってしまいましたが、その分それぞれがいろいろなことを得ることが出来たのではないかと思います。
そんな鑑賞会をやっている中、顧問とぷっちょ部長はちょっと抜けだして書道の先生である鈴木大有先生のもとへ…。
支部展搬入まであと2週間というところで、それぞれが目標をしっかり書き留めて貼り出そう!と、まぁいつもやっている決意表明の寄せ書きなんですが、その目指すところである「全道以上」という文字を大有先生に書いていただいたのでした!
大有先生の書があれば…百人力?!
これを明日の合宿の時にみんなで決意表明をするのであります。
鑑賞会がまだ終わらない中、ぷっちょ部長はこないだの石狩支部の支部大会作品を見て研究していました。
本当は全体に見せる予定だったんだけど、テレビに接続するケーブルを自宅に忘れてきてしまったのでした…。iPadには入れたのに…。。
そんなこんなで今日という日が終わりました。
明日はまず午前中に合宿所の掃除をして、昼には制作が合宿所にてスタートします。
いよいよ、ラスト2週間。気合いを入れて取り掛かっていきたいと思います!
ぼけーっとしていればあっという間の2週間。
だけど、やればやるほど濃密な時間となっていくことでしょう。
各々が目標を持ち、お互いと時間を共有しながら制作に励む…。部活動ならではの活動だと思います。
ぜひ、結果にとらわれず自分のために、いい制作をして欲しいと思います。
おまけ。
今日準備室にお客さんが…。
セミ、です(笑)
夏の美術室にはよく迷い込んでくるんですが、今日は準備室に…。
ミーーーーーーーーってうるさかったです(笑)最終的には無事外に逃げていきましたけどね。
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