カテゴリー : 美術部の日常

3年生・引退の儀と最近の様子と取材


今日は卒業アルバム用の部活動写真撮影でした。
全員揃うと32名…!美術部としては、かなりの大所帯です!

って…もう”卒業”だって…!そう、気付けばもう12月に突入したんだもんなぁ…。。

さ、アルバム写真撮影を機に久しぶりに三年生を含めた全員が揃ったので、ようやく新部長に引き継ぐ「引退の儀」を執り行いました。

新部長には、2年生の「パンまつり」が就任。

例年だと副部長が部長になるパターンが多いのですが、様々な事情を鑑みて彼女が部長となったのでした。
これからぜひとも市函美術部の部長として身を粉にして頑張っていただきたいと思います(笑)

そして副部長には、1年生のとっちー。

そしてそして、もうひとり、男子部員の彼が…!(ハンドルネーム決めようか…!)

そう、今までにはない「2名の副部長」となったのでした。なにせ1年生は15人もいて、うち女子は12人で男子が3人という状況を考えた結果、こういう展開もアリなのでは、というね。

そして、最後にこれまで部長として頑張ってくれたもりやからひとこと。

部長もりやと副部長のホノのおふたり、1年間お疲れさまでした。
特に部長もりやはいろんな負担や悩みを抱えながらこの個性派集団を切り盛りしてくれました。毎回部長さんにはいろいろと大変な思いをさせてしまう面がどうしてもあるわけですが、彼女もこれまでの部長同様、しっかりその勤めを果たしてくれました。本当にいろいろありがとうね…!

というわけで、これからは新部長・副部長の3名を中心に動いていくことになります。
彼らには代表として活躍してもらうことにはなりますが、言っても市函の美術部は全員でやっていくことを大切にしている部活なので、お互いに支え合いながら活動していきましょう!
 
 
 
 
ふぅ、ようやくこれで三年生も引退(遅っ)。
あとは各々の進路に向けて一層頑張っていってほしいと思います。って、もう半数くらいは進路決まってるっていうね…!
センター組は、一日も無駄にせず、目標を定めてラストスパート頑張れよーー!!!!まだ1ヶ月以上もあるから、ここで気を抜かずに最後まで頑張り抜いてね!!インフルや風邪にも気をつけてね!!

そして、残された後輩たちはというと…

2月1・2日に札幌市民ギャラリーにて開催される「道展U21」に向けていよいよ始動です!描いている人もかなり増えてはきたけれど、ちょっと今年は取り組みが遅い…!!果たして大丈夫なのだろうか…。。。
こちらもね、もう1日も無駄にはできないね。50号はやっぱりデカい!普通に考えたら高文連の30号より時間がかかるわけです。
これから年末に向けていろいろと忙しくなると思うけど、部活動の時間は全力で制作に打ち込もう!!もう、やるしかないよ!!!

それと、本日は函館新聞の記者の方が来校し、全国高総文祭に出品が決まった1年生が取材を受けました。

頑張って制作についての話をあれこれとしておりました。
最後は作品のレプリカとともに写真撮影。うむ、表情がやや硬い…(笑)誰かに笑わせてもらえばよかったかな?(笑)

彼女の記事については、おそらく近日中に函館新聞に掲載されることでしょう。ちなみに来週は道新から取材を受ける予定です^^


忘れた頃にやってくる、ある種の恒例行事…


それは、ちょうどひと月前。11月1日の出来事でした。

この日は会議があったため部活に顔出すのが遅くなってしまって。
さーようやく美術室に戻れるぜーみんなデッサンやってんのかなー!と会議が終わった開放感もあったのか、元気よく準備室から美術室へつながる扉を開けると…
 
 
 
 
あれ?なんかみんなの視線がいつもと違う……?

ふと見渡すと、机が片付けられて教室内が飾り付けられてる…。。ああ、一日遅れのハロウィンパーティでもやるのか、そういうことか。。

で、まぁいいか、パーティの準備中だったのね…と思っていたら……
 
 
 
皆の笑いとともに1年部員がやってきてそっと準備室に押し戻されました。
 
 
 

………ん??
 
 
 
 
あっ、準備室の扉になんか貼ってある……

なんか、こんなの前にもあったな…。。しかし、なぜタカトシさん…。。

最初入ったときには、この紙に気づかなかったんです。早く部活に行こうと、テンションやや高めに扉を開けたんで…。

は、もしかして、そういうこと、なのか…!
 
 
 
 
…10分ほど経った頃。
ノックで呼ばれたので、扉をおそるおそる開けてみると……

ぬっ

な、なんか、いる…。。

そして、教室の中央には…

なんとなんと、立派なバースデーケーキが…!!

そう、今年はついに忘れ去られていたと思っていた顧問の誕生日を祝ってくれたのでした…!!(ちなみに誕生日は9月2日。。)
毎年9月の頭は支部展が終わったあとで、考査直前というのもありそれどころじゃない、と…。
ま、これもまた例年どおりの展開ではあったんですが、今年はそれにしたって2ヶ月後のサプライズだったわけで…(笑)

そう、思い起こせばただひとり、誕生日の当日にみみみちゃんだけが授業の時に「先生おたんじょうびおめでとうございます〜」と声をかけてくれたんです。ていうかそれだってよく覚えてたな…って話なんですけど、それだけであとはなんにもなかったので、ああ、まぁそんなもんだよね、いろいろ忙しくてそれどころじゃないもんね、って思っていつつもこっちも出張やらワークショップやら演劇部のものづくりやらで忙しく、素で忘れていたところでのサプライズ。普通にハロウィンパーティだと思ったもんなぁ…。。

プレゼント、もらっちゃいました…。

開けてみると…うむ?なんだこれは…

なんと、マッサージ機でした(笑)ちゃんと電池もついてました^^;

毎年恒例の寄せ書きもいただいちゃいました。

矢印の方向に引っ張ると、カードがくるくると動いて次から次へとめくれるようになっているという…ちょっとすごい…。

こんなのが暗闇に立っていたらビックリしますよね…(笑)

ちなみにケーキですが、函館の超有名パティスリーである「スナッフルス」のケーキだそうで…!生クリームたっぷりだけど甘すぎず、フルーツがとっても美味しい!いつまでも食べていられるケーキだったのでした♪
まさか学校でこんな美味しいケーキをいただけるとはね…ちょっと感動しちゃいました(*´∀`*)
 
 
 
というわけで、報告が一ヶ月も遅くなっちゃいましたが、そんなことがありました、って話です^^;
毎年毎年いろいろ工夫を凝らしてサプライズしてくれる美術部のみんなが大好きです。みんなありがとう…。・゚・(ノ∀`)・゚・。


札幌大谷大学による「がんばれ!美術の時間」の様子。


10月12日土曜日に、本校を会場として札幌大谷大学さんによる「がんばれ!美術の時間」が開催されました。

この「がんばれ!美術の時間」は、札幌大谷大学さんが全道各地で開催するワークショップで、今回は油彩基礎・アクリル画・クロッキー・鉛筆デッサン(初級・中級)の5つの講座が開講されました。参加者は本校美術部員をはじめ七飯高校、江差高校、遺愛高校、上磯高校、上ノ国高校、函館西高校の部員、全34名が参加し、それぞれの講座を受講しました。

美術室では油彩の講座が行われました。

そして、青雲記念館という講堂のようなスペースでは、クロッキー、アクリル画、デッサンの講座が行われました。

油彩画の講座では、組まれた基本的なモチーフを複数人で囲んで制作を行います。

今回入部したての部員は、大谷大学の川口先生より丁寧に制作の基礎を説明してもらっていました。

アクリル画の講座の様子です。講師は松村先生です。

アクリル絵の具とモデリングペーストを使い、パネル表面にでこぼこを作ってそこに色を乗せ、筆だけでは表すことのできない表現の技法を学びました。

人物クロッキーの様子。

今回のクロッキーは、函館でバレエを習っている生徒さんにモデルを依頼して実現した講座です。20分間という時間でクロッキーを何枚も描きました。なかなかバレリーナをモデルに描くことなんてできませんよね。貴重な体験です。

骨格見本を用いて説明を行う佐々木先生。

個別に指導をしてくださいました。

鉛筆デッサン講座では、村井先生が担当してくださいました。

それぞれが組まれたモチーフを描きます。

中級のデッサン講座ということで、美大受験につながるデッサンの指導を受けることができました。

こちらでは静物デッサンの基礎を学んでいました。講師は平向先生。

基礎形態である直方体をデッサンする上でのポイントなどを丁寧に指導されていました。

青雲記念館を広々と使ってそれぞれの講座が行われ、普段では見かけない美術の空間がそこに広がっていました。なんかいい。

油彩基礎の講座。それぞれの制作が進んでいます。

油彩画の合評会の様子。川口先生が各作品に対して講評をしてくださいました。高校生たちはそれを真剣に聴き入っていました。

クロッキーの合評会の様子。

クロッキー体験は、前半が20分のクロッキーを複数枚描き、後半はデッサンとしてじっくり制作しました。

鉛筆デッサンの合評会。
それぞれが制作時のアドバイスをもとに完成を目指して一生懸命制作しました。

アクリル画の合評会。
技法を活かして筆の塗りだけでは表現できない不思議な世界観を制作しました。

午前中より開催された「がんばれ!美術の時間」も、夕方4時前にはすべて終了。
生徒たちはとても楽しく美術を学ぶことができたようです。普段なかなか体験することのできないことや、デッサンや油彩画の基礎を改めて学ぶことで、きっと今後の制作に活きることかと思います。
この場をお借りして札幌大谷大学の皆様に感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

さて、次回は…また再来年、といいたいところですが、実施する価値を考えるとまた来年も開催していただきたいくらいです^^
道南の美術が好きな高校生たちにもっともっと参加してもらいたいなぁと強く感じました。だって絶対楽しいもん…!
次回開催する際は、もっと多くの人が集まることを期待したいと思います♪


全道への作品発送と舞台装置づくり。


もう気付けば9月も半分を過ぎましたね。

さて、ようやく秋っぽくなってきた今日このごろですが、10月頭には伊達市にて高文連の全道大会が開催されます。
その全道大会に出品する道南支部の作品は本校で預かっていたのですが、いよいよ先日、その作品たちが全道に向けて旅立っていきました。

作品をバケツリレー方式で運び出します。

運送業者のボックスに無事積み終わりました。

全道大会でまた会えることを祈りつつ見送りました。

さぁ、次に会えるのは10月3日木曜日。伊達市にて開催される「全道高等学校美術展・研究大会」、作品は伊達市総合体育館に展示予定です。
全道の美術部から集まってくる素敵な作品たちにようやく出会えます♪今年はどんな作品が並ぶんでしょうか…うーー楽しみでなりません!
 
 
 
というわけで全道大会が徐々に近づいている中、現在の美術部はというと…
 
 
 

なんと部員が突如2名増えました…!そう、高文連が終わったこの時期に、1年生が2人入部してきたんです^^
3年生もいよいよ全道大会を終えると引退となってしまうんですが、13名いる3年生が抜けると、今後は2年生が6名、1年生は…15名と、2年生が数で押された感じになってますが、新入部員合わせて合計21名で頑張っていくことになります。U21への取り組みもにぎやかだねぇ、きっと^^

部員たちは、高文連のあとは各々デッサンやクロッキー、油彩など今できることを取り組んでいます。
そして…U21に向けて少しずつ構想も練り始めているところ…なのかな。まだそのあたりの目立った動きはないですが、高文連後のレポートでは今回の反省を活かして次のU21で頑張りたいという声が多数見られました。その気持ちを大切にして、次の作品を考えていかなきゃですな。

さて、最近はというと…

演劇部の舞台装置づくりを行っています。

美術部では毎年大道具を作成しているんですが、まずはその部材作りを部員で行いました。

結構な本数の角材を必要とするために、1年生が中心となって頑張ってくれました。
しかしながらのこぎりとかの使い方を知らない人って案外多いので、こういう作業を通して、のこぎりの基本的な使い方を身に付け、また効率のいい木取りの方法を学ぶのです。何事も勉強よのぉ…。

とりあえず部材作成は部員のおかげで一気に終わったので、あとは組み立てと塗装。月末までには完成させないとならないため、隙間を縫って作りたいと思います。
 
 
 
 
さ、明日はうちの卒業生も進学している、多摩美術大学にお邪魔してきます。大学説明会が開催されるとのことで、例年だとタイミングがなかなか合わなかったんですが、今回は時期的に行けそうだったため、ちょっと勉強してきたいと思います^^初の多摩美、、楽しみ…!!