平成25年度 高文連美術道南支部展の審査結果
- 2013 8/30
今日はいよいよ高文連美術道南支部展の搬入・審査日でした。
今年の支部展は、例年以上に審査に時間がかかりました。最終段階では専科(美術教員)で詰めるんですが、まぁとにかく議論が止まらない。その間専科以外の先生方はずっと待ちぼうけなわけで…迷惑をかけてしまいました。
でもそこまでやることで、道南支部の美術が他支部に負けない作品を選抜出来ているのだと思っています。妥協や適当な審査はしたくないのです。
そんなこんなで一年で一番長い日も終わりました。本当に、疲れました。。胃が痛かったーー。。
さて、結果についてはこのブログの後半で。
それでは今朝の様子からいきましょう。
搬入前日は大雨の中ほとんどの部員が作品を持ち帰るという状況で、今朝は皆さん相当疲れた顔をしていました。もう体力は限界だったと思います。
最後の描き込みをしつつ、木枠付け・出品票貼り付け、掛けひも取り付けの三点セットを各自行い、出発前に記念撮影!
そして線路の謎のかけ声で気合いを入れる部員たち(笑)
ホント見ていて飽きないね(笑)あら、こんな光景ももしや最後なのか…?そう思うと感慨深い(笑)
さて、会場である函館市芸術ホールは学校から目と鼻の先。懸念されていた雨もやんでくれたので、意気揚々と作品を持って徒歩で会場へ向かいます。なんせ芸術ホールから一番近い学校ですから^^
お、偶然にも看板とねっこが写ってる(笑)
てくてく
てくてくてく
てくてくてくてく
さ、いよいよ到着。
実はこの支部展の縦看板は私がデザインし、印刷したものです。密かにいろいろやってるんですよー実は。誰かホメて(笑)
さてさて。
午前中は展示作業で、午後はいよいよ審査です。
写真は審査も全て終わったあとに撮ったもの。
それでは、今年度の結果を発表します。
★第51回高文連美術道南支部 美術展★
<最優秀賞>
3年 鈴木 愛
3年 菊入 悠佳
3年 北村 彩香
3年 佐藤 桃
3年 田邉 莉子
3年 黒瀧 舞衣
3年 笹森 杏菜
3年 山下 春香
3年 清野 愛彩
3年 塚本 颯
3年 吉田 莉帆
2年 黒島 捺美
2年 石山 咲
2年 中村 樹里
2年 北野 美佳
1年 福田 充
1年 西村 穂花
1年 渋谷 奈津樹
1年 中谷 拓朗
1年 長谷川 詩歩子
以上20名(平面19点・立体1点)
<優秀賞>
3年 佐々木 暁登
以上1名
というわけで、今年は部員数26名中21名が全道大会に行けることになりました。
上記の結果を見てみると、2・3年生全員が全道を決めたということになります。そして1年生も大変健闘しましたよ!これからがすんごーーーく楽しみです!
まぁ…手前味噌ながら、かなりすごい結果だと思うんです。普通こんな人数全道いきませんよ?
でも、これだけいると「美術部ってだいたい全道行けるんでしょ?行って当たり前なんでしょ?全国も行けるもんなんでしょ?」って言われたり思われたりすることがあるんですよねー残念ながら(笑)
ま、はっきり言って心外です。ふざけんな、そんな甘いものじゃねえんだ。
本気の制作っていうのは、本当に血のにじむような努力の積み重ねなんだ。そんな楽に全道行けるんだったら合宿なんてやらないし、何ヶ月もかけてここまで制作しないし、部員だってわざわざキャンバスを持って帰ってまでやろうだなんて思わないでしょう。
要は部員それぞれの気持ちの力なんだと思う。仲間とともに切磋琢磨しあって、どこまで努力できるかじゃないのかな。そして、そうやって本気で努力したからこそ得られる喜びを知ってしまったからこそ、頑張りたいのかもしれない。
今回全道行けなかった人などは、やっぱり悔しいことでしょう。でも、きっと原因もなんとなくわかってるでしょう。ほかの人と自分では何が足りなかったのか。ね。
失敗し、後悔したことで得られることは、成功した者よりも多くのことを学んでいるはずです。あとはその経験をどう今後に生かすかだよ。
だいたい、今回全道決めた人たちだって、全国とか全道優秀の部分で悔しがってるんだから。そういう次元まで行こう。もっともっと、先に行こう!
あやや、あんまり説教臭いことは書かないでおこ。今度ミーティングか何かの場で話します(笑)
部員のみんな、まずはお疲れさまでした。そして、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
みんなも応援してくれた人たち、まわりにいてくれた仲間に感謝しよう。その人たちがいてくれたからこその結果だということを絶対に忘れるな。ひとりで描いたと思うなよ。ひとりで成功したと思うなよ。
<<第51回高文連美術道南支部 美術展>>
会期:8月31日(土)~9月3日(火) 9:00~18:00(最終日は15時終了)
場所:函館市芸術ホール(五稜郭タワーそば・函館美術館となり・駐車場は2時間まで無料となります)
高校生の若い感覚にあふれた美術展です。
お時間のある方は、どうぞ足をお運び下さいませ。
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