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「七月展」のお知らせとポスターデザインにまつわるお話。


先日、卒業生のロミ子よりハイテンションなおハガキが届きました(笑)

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北海道教育大学岩見沢校美術科による展覧会、「七月展」の案内DMです。
顧問が在籍していた教育大札幌校の美術科で毎年7月に行っていた学生の展覧会、それが「七月展」だったんですが、その後美術科が岩見沢校に移転したあとも連綿と続いているようです。

懐かしいなぁ…あの頃自分は何出したっけ…って考えてたら、なんか思い出さないほうがいいような記憶まで蘇ってきたのでそれはいいとして^^;
DMの裏にはみっちりと後輩に向けてのメッセージが書かれていました。

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相変わらず大学でまた好きな先生を見つけたようで…恋多き乙女(?)だなぁ…変わってないなちっとも(笑)

彼女の三年間は本当に思い出深い。美術系の進学を目指して1年の頃から頑張っていたわけですが、3年生になっていよいよ本格的に受験生となった時って、それまでとは全然いろんなことが変わってくるんです。結局のところは己との戦いなわけで、精神的な部分って結構大きいと思うんですが、そのたびに様々な壁にぶつかって、一生懸命もがいて苦しみながら頑張っていました。時には指導を巡って顧問と険悪なムードになったりしたけれど(笑)、最後にはちゃんと目標を達成してくれたから本当によかったと思っています。

今、美術系の進路を目指す3年生は日々頑張っています。デッサンの技術はまだまだではあるものの、気持ちは少しずつ火がついてきているようで、朝から頑張って描いています。
彼らに進路希望を叶えてもらうためにも、今年もこれから徐々に厳しくあたっていくつもりです。豆腐メンタルじゃ、受験は乗り越えられないぜ。

 
 
さて、学校祭ポスターのお話。

これまで学祭ポスター担当メンバー3名と一緒に日々あーだこーだやりながらアイディアを深めてきたわけですが、ようやく今年のデザインがほぼ決まりました。
あとはレイアウトや画像を再度作りなおして完璧なデータに仕上げ、週末には入稿する予定です。

今年もかなり悩みました。。悩んだ割合としては、もしかしたら過去最高かも。それくらい、細かいところまで妥協しないでずっと考えてくれました。
去年のポスターは結果が残せたのでよかったとはいえ、当時担当してくれた部員がポスター作りで疲弊してしまい、かなりつらい思いをさせてしまったわけで、反省もしていたんですが、今年はもしかしたらそれ以上に大変な熱の入りようで…。

まずいかなぁ…と思いながらも毎日喧々諤々話し合う部員たちを見ていたらこっちも熱くなってきて、少しでも良くするためにどうすればいいかと一緒に本気で頭を悩ませました。何度も写真を撮り、加工して貼り付けてそれに合うキャッチコピーを考えてはまた画像を作り直し、またキャッチコピーを組み合わせて…の繰り返し。どうすれば微妙なニュアンスが見る人に伝わるのかを徹底的に考えました。

で、今日ようやくポスターデザインが終わりを迎えたとき、3人は「本当に良い経験が出来てよかった」言ってとても晴れ晴れとした表情を見せてくれました。
仕事に対して妥協しない取り組みというものを、今回の作業を通して伝わったのではないかと思います。

んー、これだよなぁ…こういうことがあるから、この仕事は面白いんです。やってよかったって思えるんです。いつも最後は生徒に救われるんだ…。
 
 
 
 

モノを生み出すことって、容易なことではないんです。正直適当なレベルでいいならいくらでも出来るけど、本気でつくりだすとなると、そうはいかない。
デザインのお仕事をやっている人はわかると思うんですが、こういうのって突き詰め出したら終わりがないんです。
キャッチコピーも、內容はもとより句読点をどうするかなんていうレベルでも相当悩みます。そりゃもちろんプロのコピーライターのように素敵なコトバは出てこないかもしれないけれど、今自分たちが出せるメッセージを精一杯伝えたい。その思いで、数十のキャッチコピーを考えるのです。

レイアウトだって、0.1mmの世界で微調整しているんです。フォントだって、何十回も変更しながら一番いいのを見つけ出して、字間の調整も細かいこと調整して…。
はっきり言ってそんなこだわりは多分パッと見ても誰も気付かないでしょう。もしかしたらそれは単なるナルシシズムだって言われるかもしれない。誰もそんなのわかんないんだからさっさとしてくれっていう人だって、いることでしょう。

でも、0.1mmまで細かい所まできちんとこだわったものって、やっぱり出来上がってみると綺麗なんです。
余白の数mmまでも気を配る。そういう細かい積み重ねが、いいものにつながるんじゃないかと私は思っています。
今回のポスターも、そういう仕事が出来たかな、と思っています。あ、まだレイアウトの微調整は終わってませんが。。

だーかーら、あんまり急かすなよーってね(笑)
ただ、その分いいものは作っているつもり、です。それなりの自信を持って。
それが、美術の世界に生きる人の使命なのです。妥協は出来ないのです。

というわけで、ポスターはおそらく来週末には納品予定です!今から完成が楽しみ!
皆さんも、こだわりにこだわり抜いた柳星祭ポスターをどうぞお楽しみにー!!


道南支部展ポスター完成!あとDMとかAIRとか。


先日制作した高文連美術道南支部展ポスターが完成しました!

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今回のポスターには、今年8月の全国高校総文祭いばらき大会に出品する市函美術部3年のロミ子の作品が一番大きく掲載。その他には松前高のすごいペン画の作品と、檜山北高の石段をがっちり描いた油彩作品を掲載しました。

はい、せっかくだからポスター持ってハイチーズ!

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……自画像だから嫌です…って言って全然顔出してくれませんでした。。
いつもはいっぱい面白い表情出してくれるんですけどね。照れてるってことにしておきます。

今年のポスターのデザインは、シンプルにレイアウトを組むことを意識して作りました。
縦横の作品が絡むので、作品の配置については未だ微妙だったなぁと反省しています。。が、文字組みは綺麗かな。
スミベタ(K100%)はあえて使わず、若干明度を落としたグレーで文字を配置しているので、あまり文字がガツガツ出てこないようにしました。って言われてもわからないですよね。

とりあえず高文連美術道南支部の高校には6月20日に江差高校で開催される顧問会議にて配布予定です。
もし各学校に届いたら、ポスターを見てぜひ高文連に向けてモチベーションを上げてほしいと思います。

次の全国大会へ行く作品は、もしかしたら私の作品かもしれない!ってね☆

さて、ポスターとは関係ないですが、3月に旅立っていった線路大先輩から1通のDMが届きました。

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教育大学岩見沢校美術科の展覧会「七月展」の案内です。
今年は札幌市民ギャラリーが改築に入る関係で、七月展が6月に開催されるようです。
んーー時期的に学校祭準備と絡むからさすがに行けません…残念…。。

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うむ、相変わらずの線路節が炸裂しています☆
大学では友達出来ただろうか。ちょっと心配(笑)

 
あと、こちらは函館のタウン誌「AIR」なのですが…

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この中のお花見特集ページに…

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うちの美術部が…

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掲載されていました☆