学校説明会の部活紹介の様子と青芸の結果と虹と


久しぶりのブログになります。
高文連が終わって学校祭関係のお仕事に奔走していて、気付いたらもう9月も終わりが近づいているという…今月は早かった…。。

というわけで、ブログのネタはたくさんあるのですが、とりあえず今回は今日の学校説明会の時の美術部の様子などをお伝えします。

本日9月27日は学校説明会でした。

今年の学校説明会はコロナ対策の関係で中学生のみを対象として行われ、全体説明と体験授業も学校ごとに分かれての実施となりました。

んで、部活動紹介タイム!
黒板には、1年生が黒板に描いたゴッホの「星月夜」が!短い時間で一気に描き上げてくれました!いい仕事してるね!

廊下には作品を大量に並べ、美術部の活動アピールもバッチリ!

今年はこの3階の端っこにある美術室にどれくらい来てくれるかなぁと思っていたんですが、予想以上に多くの中学生が来てくれました♪

一生懸命中学生のみなさんに活動の説明をする部長、パン祭り。頑張ってました!

話を聞くと、他の部活には目もくれず美術室にやってきたという人も…。なかなか将来が有望ですねぇ笑
ぜひ市函に入学したあかつきには、我らが市函美術部への入部を!部員一同全力でお待ちしております♪♪
 
 
 
さて…話は変わりますが。
先日「函館市青少年芸術教育奨励事業」、通称「青芸」という、函館の小中高校生を対象とした公募展が開催されたのですが、本校から5名がエントリーし、5名とも無事入賞することができました!
この青芸、地味に入賞するのが難しいのですが、なんと金賞から佳作まで一人ずつ入賞!高文連が終わったあとは考査や学校祭関係のこともあってなかなか大変だったのですが、皆さん頑張りました。おめでとう!
 
 
金賞 2年 中川 志衣 「春のgreen gablesにて」 (油彩 F30)


 
 
銀賞 2年 斉藤 璃音 「まなざし」 (油彩 F10)


 
 
銅賞 2年 佐野 碧華 「流れ出る」 (油彩 F6)


 
 
入選 2年 花田 瑞紀 「秘色」 (油彩 F30)


 
 
佳作 2年 栃山 野乃花 「ヒカリ」 (油彩 M30)

いやーホント全員入賞することができてよかったです^^

というわけで、入賞するには入賞したのですが、実は市函の作品は高文連も道展U21も仮縁(額のことです)があまりにも貧相で…。。いつも仮縁は所詮仮縁!作品で勝負だろ!とか言っていたんですが、最近は仮縁を使いまわしすぎて、絵の具はついてるわ木は割れてるわ長さは合ってないわと、もはやボロボロ…。逆によく今までこれで出してたな、ってくらい正直ヤバい状態だったのです。

そして、いよいよ言われてしまったのです。今年の高文連の時も、そしてこの青芸の審査の場面でも、仮縁がしょぼすぎて審査の先生から「額がねぇ…」と…。。

そうか、ならばきちんとした仮縁を作るしかないか!と、専門知識を振り絞って(顧問は大学時代木材工芸専攻…)真面目に仮縁を作ることにしたのでした。

いつも仮縁は一枚の板を切って塗装しただけのお粗末なものだったのですが、今回は某高校の先生に教えていただいた2段構えの仮縁を制作することに。
ばっちりミリ単位で木取りを行い、鋸の使い方とヤスリがけについてレクチャーし、薄い合板と小さい角材をクランプを使って張り合わせ、木口にはとのこを塗り込み磨き上げました。

はみ出したボンドもきっちりと拭き上げます。当然です。仕上げこそ工芸の命…!仮縁だって、きちんと作れば美しくなるのです…!

缶スプレーでの塗装についてもしっかりと伝授しました。
だいぶ前はちゃんと教えていたんだけど、ここ数年はもう出来るだろ、と全然まともに教えていなかったこともあって、気づけばスプレーの使い方が誰もまともに使えず、塗装があまりに下手くそすぎて…。。
まぁこれは完全に顧問に責任があったため、ちゃんと指導することにしました。
塗装は一気にやるものではない。少しずつ、薄く塗り重ねて徐々に色をつけていかなくてはならないのです。

最初は霧を吹きかけるようにして、乾いたら丹念にやきとりを焼くかのごとくくるっと回転させ、それぞれの面にスプレーを素早く薄く塗り重ねていきます。

スプレーを動かすときは、塗装面と平行に、腰を落として素早く端から端まで吹ききります。
そう、その体勢たるや、まるでよさこいの最初の動きのよう…!笑

最後の最後でようやく少しゆっくり目に。液垂れしないよう細心の注意を払いながら綺麗に塗装します。
お好みでゴールドなんかを軽く吹いてあげたら重厚感が増しますねぇ。

まぁ、この写真もまだ完成ではないのですが。
とりあえずあとはしっかり乾燥させてから磨きを行ってようやく完成となります。

ちょっと手間をかけるだけで、あらこんなにも素敵な仮縁が!いやー某高校の先生、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました♪

部員も結構手間と時間をかけて今回の仮縁づくりを行いましたが、結構楽しんで制作していましたね。
まぁ今回みたいに2種類の板を組み合わせて作ることはそう無いかもしれませんが、とりあえず塗装を綺麗に行うことが出来るようになったことでやりがいを感じていたようです。よかったよかった^^ぜひ今後ほかの人たちにも伝授していってくれ!ていうかもっと早くやればよかった…!!
 
 
 
ま、、そんなこんなで毎日和気あいあいと活動しております♪
次回のブログでは、学校祭関係のネタを。今年も頑張ってポスターやグッズを作ったので、そのことについて書こうと思います。
 
 
 
 
おまけ。
台風みたいな大雨が降り続いていた9月初旬の頃。
雨が上がった夕方、外に大きな虹がかかっていました。

その虹があまりにも美しく、みんなで大撮影会が開催されました笑

やはり自然の美しさにはかないませんね。。こんなに濃くて大きいアーチの虹はなかなか見られません。。幸せな気持ちにさせてくれました♪


result – 第58回高文連道南支部美術展 結果


8月26日(水)は、高文連の搬入でした。朝から、暑い日でした。

第58高文連道南支部美術展 結果

出品校数16校・出品数97点(平面作品96点・立体作品1点)
うち優秀賞(全道Web美術展出品作品)40点・奨励賞 29点

市立函館高校美術部からは29点の作品を出品し、19点が優秀賞を受賞、8点が奨励賞を受賞することができました。
優秀賞を受賞した作品については、11月3日よりネット上にて「全道高等学校Web美術展」として全道大会が行われることになっています。
今年は残念ながら全道遠征はありません。。帯広で豚丼食べたかった…ってそんなことはどうでもいいですね…。

 
 

本校出品作品(大会エントリー順・すべて油彩画・F30キャンバス)

 
3年 佐々木 穂香 「わたし」(優秀賞)

 
3年 濱谷 莉光 「コチョウランのように」(優秀賞)


 
 
3年 山﨑 藍海 「対話」(優秀賞)

 
3年 中安 瑠奈 「安息の始まり」(奨励賞)


 
 
3年 平川 由翠葉 「8月の逍遥」(奨励賞)


 
 
2年 田中 快 「フランシス」(優秀賞)


 
 
2年 池田 眞琴 「狼貪虎視」(優秀賞)


 
 
2年 藤村 恭己 「終点」(優秀賞)


 
 
2年 安齋 雪華 「雨宿り」(優秀賞)


 
 
2年 狩野 胡春 「愛しの、」(奨励賞)


 
 
2年 小林 穂乃花 「心映え」(奨励賞)


 
 
2年 斎藤 璃音 「透光」(優秀賞)


 
 
2年 中川 志衣 「星への旅路」(優秀賞)


 
 
2年 佐藤 泰徳 「あの日までは」(優秀賞)


 
 
2年 栃山 野乃花 「道すがら」(優秀賞)


 
 
2年 松川 莉子 「星影の降る」(奨励賞)


 
 
2年 佐野 碧華 「やがて遺物」(優秀賞)


 
 
2年 内藤 杏 「碌」(優秀賞)


 
 
2年 花田 瑞紀 「韶光」(優秀賞)


 
 
2年 茂木 ふたば 「夢語り」(奨励賞)


 
 
1年 白坂 来望 「来る未」


 
 
1年 今村 美礼 「翔る」(奨励賞)


 
 
1年 太田 愛里咲 「証明」


 
 
1年 藤井 優菜 「一瞥を貴方に」(優秀賞)


 
 
1年 財津 空子 「power」(優秀賞)


 
 
1年 齊藤 瑞紀 「走り出す」(優秀賞)


 
 
1年 小澤 采加 「初夏」(優秀賞)


 
 
1年 松田 彩 「かやのそと」(奨励賞)


 
 
1年 藤井 新 「なんでもない日」(優秀賞)


 
 
 
 
さて、大会出品当日の朝。
多くの部員がギリギリまで描きたい!ということで作品を持ち帰り、一部の部員たちはLINEでグループ通話状態にして夜通し制作していた様子。翌日みんなちゃんと来るだろうかと若干心配だったんですが、そのあたりはさすがに大丈夫でした。

出発前に記念撮影!

搬入開始時間の午前9時、いよいよ会場である函館市芸術ホールに向かって出発です。

毎年そうですが、それぞれが自分の作品をかついで持っていきます。こんな経験、なかなかできませんよね…。

というわけで会場に到着!

到着したときにはすでに他校さんも作品を搬入していました。
作品を空いている壁面に置いていきます。

展示作業がスタートしました。皆で協力して行っていきます。

りょくちゃんがサンダルを履いていたので、なんで搬入なのにそんなの履いてるの…と聞いたら、絵の具まみれの足を見せてきました。もう靴下すら履く余裕がない様子…。。

さぁ、だんだん展示も仕上がってきました。だいたい例年2時間位かけて作業を行います。

というわけで、展示作業が完了しました!

外の看板も取り付け完了!
去年は作るのを忘れていたというのはここだけの話…。。

今年はコロナ感染拡大防止対策として、来場される方に連絡先を確認するという方式をとりました。これは函館美術館が行っている方式を参考にさせていただきました。

というわけで展覧会を無事開催することができました。

放課後の時間帯にやってきた部員たちが目ざとく江差高校の十河先生を発見し、早速講評をお願いしていました。

OGのことちゃん、みなみ、どばしの3名がわざわざ作品を観にきてくれました。ありがたし…!
しかもことちゃんからは、みんなに、ってお土産をいただきました。今度みんなで食べましょう!ありがとう!
これから学校も対面授業が始まったりすると思いますが、ぜひとも頑張っていただきたいですね。

そして、今回激励しに来てくれたOBOGをはじめ、来られなかったけど気にかけてくれていた卒業生、教職員の皆様、本当にありがとうございました。
また、部員の保護者の皆様にはたくさんのご心配とご協力をいただきました。なんとかここまでやれたのは、皆様のご声援があったからだと強く感じております。本当に本当に、ありがとうございました。

 
 
 
 
さて、今回の大会は、新型コロナの影響を受け、そもそも高文連美術展自体が開催できるかどうかが危うい状況でした。
これまで、大会開催に向けて道内各支部が実施方法を検討してきました。石狩支部については支部大会出品数が1000点を超える大所帯のため、作品は画像による審査を行うという情報が入り、道南支部についても開催するとしても展覧会は行わないほうがいいのではという意見もあったのですが、最終的には感染拡大を防止するための対応を行い、気をつけて実施することで可能という判断に至りました。

函館では6月から段階的に学校が再開。
例年であれば5月の地区大会(写生会)で制作に対するモチベーションを上げ、高文連に向けて動いていくところではあったのですが、今年の地区大会は中止となり、特に1年生にとっては手探りの中での30号の油彩画制作でした。2年、3年についても学校がスタートしたことにより単元テストや講習など、様々な面でいつもと違う日々を過ごしてきました。
 
 
 
 
高文連の搬入が終わり、思うこと…。
いつも言っている「結果は結果として受け止める」ということ。結果発表を聞いて部員たちも悲喜こもごもだったと感じています。
もちろん全道に作品が選ばれることは、大きな目標のひとつであったと思います。しかしながら、やはり大切なのはこれまでの取り組み、結果ではなく過程なんだ、ということ。作品が選ばれなかったから今までの制作がダメだった、というわけではありません。また、いくらよい作品を作れたといっても、普段の取り組みがだらしない、皆で協力すべきところを自分を優先してできていなかった人は、結果よりもその過程を反省すべきだと思います。
 
 
 

暑い中、毎日毎日作品に一生懸命絵の具を乗せてきた。
ほかの部員たちと協力してこれまでの活動を行うことができた。
講習や進路などいろいろ考えることがたくさんありながらも、時には愚痴を言い合いながらも、お互い励まし合って頑張ってこれた。
辛くて逃げ出したくなるようなこともたくさんあっただろうけど、なんとか最後までやり切れた。
顧問に厳しいツッコミを受けてやる気を無くしたりしたこともあったけど、腐らず逃げずに自分の作品と向き合い続けてきた。
そんなこんなやっていたら、どーーーしても描けなかった部分が、ある日ついに描けた。
なんだかんだ、楽しんで一生懸命制作できた。。

 
 
 
などなど…。
たくさんの時間の中で様々なことを仲間と共有し、目標に向けてそれぞれが全力で取り組むことができた、それこそがかげかえのない経験なんです。こんなたくさんの仲間と一緒に、ある意味無茶とも言えるほど頑張ることなんて、高校生の今だからこそできるんだ。今しかできないんだ。こんなこと、大学だってなかなかできません。部活って、すごいなぁといつも君たちを見ていると感じます。大人には無理だ、この頑張りは…。。

まぁ、結果については、発表になった直後は良くも悪くもずしっと響くものではありますが、長い目で見たら、結果なんかよりも大切な経験ができたということに気付くことができるはずです。
きっと、おとなになって思い返してみたら、思い出すのは結果なんかよりもみんなで取り組んだ制作の時間のほうばかりだよ。
それくらい、充実した時間を過ごせたんじゃないかと思います。それこそが、部活動に全力で取り組むことで得られる素晴らしいものなのだ。

だから、ぜひ胸を張って頑張ってきた自分を褒めてあげてほしいと思います。他人は他人、自分は自分です。
今回の反省をこれからに活かそう!鉄は熱いうちに打て!です。次ははこだて冬アート展などを目標にそれぞれ頑張っていきましょう。きっと課題は山のようにあるはずです。
そして3年生はいよいよ受験に向けて全力で動き出すことになります。これでひとつの区切りをつけて、頑張っていってほしいですね。すべては自分の将来のために。これまでの取り組みは、絶対に君たちの心の支えになるはずです。がんばれ!!

さて、明日30日はいよいよ搬出です。もう部員の皆さんは展覧会を観に行ったでしょうか。
テスト期間なので無理に行けとはいいませんが、もし行っていない人は、ぜひ足を運んでください。
明日は搬出もあります。テスト前なのでこれまた無理は言えませんが、もし手伝いますという人がいたら会場に来てください。テスト前だし、誰かが行くから大丈夫だろ、自分は勉強しよっと、という判断はしないでほしい。。いや、テスト前じゃなかったらいつもどおり全員集合なんですが、今回は…。。頼みにくい…。。むーーーん。。。
ていうか顧問一人で29点も学校に持っていけるのか…。。しかも雨らしいんだよなぁ…。。雨さえなければ…。。

というわけで、支部展結果報告は以上です!
まだ来られていない一般の方は、ぜひ!
 
 
 

第58回高文連道南支部美術展

8月27日(木)〜30日(日)9:00〜18:00 【30日のみ15時終了】
会場:函館市芸術ホール地下1階ギャラリー


あと3日…!!


さぁ、今日は8月23日、高文連の搬入日まであと3日となりました。

最近は制作もいよいよ大詰めということで、日々暑い中熱中症とコロナに気をつけながら活動しています。
たまった写真を放出すべく、直前のブログを書いていきましょう。

気分転換にラジオ体操。。

昨日は2回目となる中間講評会を行い、改めて課題を認識してガシガシ描いています。

おや、赤い人が……

そう、先日のことですが、卒業生のヒロ、ひろない、ガースーが激励に来てくれたのでした…!

多摩美、ムサビともにオンライン授業ばかりでずっと函館にいたらしい彼ら…。一般の大学はもとより、美術のような実技系はやはり大学で学びたいですよね。でもこれからいよいよ東京に行くらしいです。

部員たちに熱心にアドバイスをしてくれていました。ありがたや…。

しかも、アイスまで差し入れ…!ハーゲンダッツ…!!奴ら、無理しやがって…。。

でも、スプーンをもらってくるのを忘れたらしく、フタで食べてました笑
このあたりは、らしいというかさすがというか…笑

なかなかゆっくり話せなかったのが残念…。またぜひ遊びに来てくださいな^^

ミーティングのあとは、円陣を組んで気合い入れてました。特にやれとは言ってません笑

差し入れのお菓子にむらがる部員たち。

制作しているとお腹も減るんですよね…。描いている最中は結構頭を使うので、きっと脳が糖分を欲しているのでしょう。。

そして週末。
今年はコロナの関係で合宿も行うことができず、合宿を楽しみにしていた部員がなんだか不憫でもあったので、久しぶりに…

カレーを作りました!カレーは48皿分、米は27合も炊きました…。

というわけで、みんなでいただきまーーーーす!!

大量に作ったカレーはかなり大盛りで配給したのもあり、無事完食…!漢のカレーはいかがだったでしょうか…。

そうそう、、
今年3月に卒業したOGも激励に来てくれたので、彼女たちもカレーを一緒に食べていきました。

顧問がカレーを作っている間、部員全員にアドバイスをしてくれていたようです…。しかもアイスの差し入れもしてくれて…本当にありがたし…。

そんなこんなで頑張っています!

そうそう!
今日は部員のおかあさんから、たっくさんのシュークリームやロールケーキをいただいてしまいました…!

お会いできずお礼を言いそびれてしまいました…この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます…。

また、そのほかの方からもジュースやシフォンケーキなど、さまざまな差し入れを頂いております。重ね重ね、本当にありがとうございますm(_ _)m

部員のみんなも、たくさんの人たちに応援してもらっているんだということに対する感謝の気持ちを忘れないでほしい。すごくすごく幸せな環境で制作できていることを噛み締めて頑張ってほしいと思います。

さぁ、制作できる日数はあと2日…!
結果よりも、それまでの過程、取り組みが大事。一生懸命、最後の最後までやり遂げようじゃないか。
疲れもメンタルもピークというかもう振り切れてる感がありますが、今やれることを全力で取り組む!仲間と励まし合いながら、いろんな事柄に感謝しながら、自分史上最高の作品となるよう、ギリギリまで妥協せず頑張るべし…!!


覚悟を決めてじっくりと腰を据える。


先日、市函美術部にとっては第2の家とも言える、某合宿所に制作場所を移動しました!

まず、今年度になって初めて合宿所を使う我々としてはもはや儀式ともいえる、アース○ッド様による虫退治を敢行…。

ウホッ、いい煙…!

この煙のおかげで、我々は平和にこの場所を使うことができるのです。って、今普通に家に住んでいてコレを使う場面ってあるんだろうか…。。近所のホー○ックからはあんまり売れないからなのか、商品撤去されてたし…。でもこれ、効果テキメンよ?笑

この翌日、虫様がいなくなった合宿所を部員総出で大掃除を行い、かくして第2の家での制作がスタートしたのでした…!ただいま!

嬉しくて逆立ちするりょくちゃん。うんうんわかるわかる…

そしてこっちは動画で見せたいくらい、なめらかな逆立ちっぷりでした。なんかシュッと伸びていて綺麗…。さすが美術部きってのダンサー…!

さて、掃除が終わり落ち着いたところで、第1回目となる中間合評会を行いました。

数名のグループに分かれて、それぞれの作品について皆で講評し合う会です。

自分の作品について、第三者の視線からはどう見えているか…。様々な見方があり、とても参考になるのです。付箋にメモして記録していきます。

また、人の作品に対して自分の考えを言語化してグループ全体にわかるように話すという行為は、作品の見方について自らの理解を深めることにも繋がります。

自分の作品のみならず、他者の作品に対しての様々な感想やアドバイスも勉強になるんですよね。いろいろな見方を理解し、応用して自分の作品に反映してほしいなと。

とりあえず、顧問からは掃除おつかれ様〜の意味も込めてお菓子を大量差し入れしました。

頑張って元気に描いてくれい!
 
 
 
そして、今日。
OGのどばしともなちんが遊びに来てくれました!今回はちゃんと事前に連絡くれたよ笑

後輩たちに、いろいろ作品のアドバイスをしてくれていました^^

札幌の某学校に通うもなちんは、学校の課題をいろいろ見せてくれました。AdobeのIllustrator駆け出しって感じだったんだけど、やはりイラストの雰囲気とかはもなちんらしく綺麗でやわらかい色合いでした。これからもっと勉強してイラレの扱いに慣れていけば、もっと自由に作れるようになるだろうね。また今度見せてくださいな^^

しかし…
話は変わりますが、今日はホントに暑かった…。暑い上に湿度が高く、じっと描いていると汗がジワジワ流れるような、そんな温度でした。もはや扇風機も意味無し…。
これからしばらくそういう日が続きそうなので、適度に休憩をいれつつ、熱中症にならないよう気をつけていかなきゃね。

ただ、そんな中今日は副部長とっちーがすごくいいことを言っていた。
とっちーはこれまでずーっと自分の作品のある部分をどうやって表現するかについて試行錯誤していて、なかなか上手くいかず悩んでいたんだけど、今日ふと見たらすごーくいい感じになっているではないか…!!

とうとう壁を超えられたか!やったね!と声をかけると、「どうしても描けないから、もう覚悟を決めて資料をじっくり読み込んで、朝早くから腰を据えて描いてみたら…なんか意外と描けちゃいました」と。

そう、そうなのよ。「覚悟を決めてじっくりと腰を据える」、これいつも言っていることではあるんだけど、ホント大切なんですわ。
どうしても、じっくり時間をかけなければ突破できない場面ってあって、なんとなく、フィーリングで、ノリで、惰性で描いていても、完成度なんて上がるわけもなく、ましてや神がかった表現なんてできるわけがない。
難しい表現やややこしい表現から逃げたくなる気持ちもよーくわかる。だけど、だからこそそういう時は「覚悟を決めて」「じっくりと」「腰を据える」。そうすることで意外と思ったよりあっさりクリアできる案件は経験上たくさんあるのです。ちなみにこれ、勉強でも仕事でも一緒だからね。

これはぜひ他の人も見習ってほしいと思います。とっちーがこれまでずっと頑張っていたのは、美術部のひとたちならわかるよね。頑張り続けたからこその到達点、なのです。

やっぱり、進んでいる人、完成度が上がっている人は、腰を据えて取り組んでいます。が、申し訳ないけど、進みが遅い人、完成度が上がってこない人は、ふと見たときにだいたい作品の前にいないんだよなぁ…。Youtube見たりおかし広場で談笑するのも全然いいんですけど、息抜きが長くなってダラダラになっているひとが少なからずいるような。。

気づきましょう。
来週月曜からは通常通りの授業が再開になります。放課後って、何時間あるんだっけ…?
じっくり描ける夏休み中の制作可能日はあと何日あるか数えてごらん…?緊張感、集中力…。大事だぜ…。

というわけで、搬入まであと2週間です。みなさん夏バテに気をつけてがんばりましょう!