result – 第58回高文連道南支部美術展 結果


8月26日(水)は、高文連の搬入でした。朝から、暑い日でした。

第58高文連道南支部美術展 結果

出品校数16校・出品数97点(平面作品96点・立体作品1点)
うち優秀賞(全道Web美術展出品作品)40点・奨励賞 29点

市立函館高校美術部からは29点の作品を出品し、19点が優秀賞を受賞、8点が奨励賞を受賞することができました。
優秀賞を受賞した作品については、11月3日よりネット上にて「全道高等学校Web美術展」として全道大会が行われることになっています。
今年は残念ながら全道遠征はありません。。帯広で豚丼食べたかった…ってそんなことはどうでもいいですね…。

 
 

本校出品作品(大会エントリー順・すべて油彩画・F30キャンバス)

 
3年 佐々木 穂香 「わたし」(優秀賞)

 
3年 濱谷 莉光 「コチョウランのように」(優秀賞)


 
 
3年 山﨑 藍海 「対話」(優秀賞)

 
3年 中安 瑠奈 「安息の始まり」(奨励賞)


 
 
3年 平川 由翠葉 「8月の逍遥」(奨励賞)


 
 
2年 田中 快 「フランシス」(優秀賞)


 
 
2年 池田 眞琴 「狼貪虎視」(優秀賞)


 
 
2年 藤村 恭己 「終点」(優秀賞)


 
 
2年 安齋 雪華 「雨宿り」(優秀賞)


 
 
2年 狩野 胡春 「愛しの、」(奨励賞)


 
 
2年 小林 穂乃花 「心映え」(奨励賞)


 
 
2年 斎藤 璃音 「透光」(優秀賞)


 
 
2年 中川 志衣 「星への旅路」(優秀賞)


 
 
2年 佐藤 泰徳 「あの日までは」(優秀賞)


 
 
2年 栃山 野乃花 「道すがら」(優秀賞)


 
 
2年 松川 莉子 「星影の降る」(奨励賞)


 
 
2年 佐野 碧華 「やがて遺物」(優秀賞)


 
 
2年 内藤 杏 「碌」(優秀賞)


 
 
2年 花田 瑞紀 「韶光」(優秀賞)


 
 
2年 茂木 ふたば 「夢語り」(奨励賞)


 
 
1年 白坂 来望 「来る未」


 
 
1年 今村 美礼 「翔る」(奨励賞)


 
 
1年 太田 愛里咲 「証明」


 
 
1年 藤井 優菜 「一瞥を貴方に」(優秀賞)


 
 
1年 財津 空子 「power」(優秀賞)


 
 
1年 齊藤 瑞紀 「走り出す」(優秀賞)


 
 
1年 小澤 采加 「初夏」(優秀賞)


 
 
1年 松田 彩 「かやのそと」(奨励賞)


 
 
1年 藤井 新 「なんでもない日」(優秀賞)


 
 
 
 
さて、大会出品当日の朝。
多くの部員がギリギリまで描きたい!ということで作品を持ち帰り、一部の部員たちはLINEでグループ通話状態にして夜通し制作していた様子。翌日みんなちゃんと来るだろうかと若干心配だったんですが、そのあたりはさすがに大丈夫でした。

出発前に記念撮影!

搬入開始時間の午前9時、いよいよ会場である函館市芸術ホールに向かって出発です。

毎年そうですが、それぞれが自分の作品をかついで持っていきます。こんな経験、なかなかできませんよね…。

というわけで会場に到着!

到着したときにはすでに他校さんも作品を搬入していました。
作品を空いている壁面に置いていきます。

展示作業がスタートしました。皆で協力して行っていきます。

りょくちゃんがサンダルを履いていたので、なんで搬入なのにそんなの履いてるの…と聞いたら、絵の具まみれの足を見せてきました。もう靴下すら履く余裕がない様子…。。

さぁ、だんだん展示も仕上がってきました。だいたい例年2時間位かけて作業を行います。

というわけで、展示作業が完了しました!

外の看板も取り付け完了!
去年は作るのを忘れていたというのはここだけの話…。。

今年はコロナ感染拡大防止対策として、来場される方に連絡先を確認するという方式をとりました。これは函館美術館が行っている方式を参考にさせていただきました。

というわけで展覧会を無事開催することができました。

放課後の時間帯にやってきた部員たちが目ざとく江差高校の十河先生を発見し、早速講評をお願いしていました。

OGのことちゃん、みなみ、どばしの3名がわざわざ作品を観にきてくれました。ありがたし…!
しかもことちゃんからは、みんなに、ってお土産をいただきました。今度みんなで食べましょう!ありがとう!
これから学校も対面授業が始まったりすると思いますが、ぜひとも頑張っていただきたいですね。

そして、今回激励しに来てくれたOBOGをはじめ、来られなかったけど気にかけてくれていた卒業生、教職員の皆様、本当にありがとうございました。
また、部員の保護者の皆様にはたくさんのご心配とご協力をいただきました。なんとかここまでやれたのは、皆様のご声援があったからだと強く感じております。本当に本当に、ありがとうございました。

 
 
 
 
さて、今回の大会は、新型コロナの影響を受け、そもそも高文連美術展自体が開催できるかどうかが危うい状況でした。
これまで、大会開催に向けて道内各支部が実施方法を検討してきました。石狩支部については支部大会出品数が1000点を超える大所帯のため、作品は画像による審査を行うという情報が入り、道南支部についても開催するとしても展覧会は行わないほうがいいのではという意見もあったのですが、最終的には感染拡大を防止するための対応を行い、気をつけて実施することで可能という判断に至りました。

函館では6月から段階的に学校が再開。
例年であれば5月の地区大会(写生会)で制作に対するモチベーションを上げ、高文連に向けて動いていくところではあったのですが、今年の地区大会は中止となり、特に1年生にとっては手探りの中での30号の油彩画制作でした。2年、3年についても学校がスタートしたことにより単元テストや講習など、様々な面でいつもと違う日々を過ごしてきました。
 
 
 
 
高文連の搬入が終わり、思うこと…。
いつも言っている「結果は結果として受け止める」ということ。結果発表を聞いて部員たちも悲喜こもごもだったと感じています。
もちろん全道に作品が選ばれることは、大きな目標のひとつであったと思います。しかしながら、やはり大切なのはこれまでの取り組み、結果ではなく過程なんだ、ということ。作品が選ばれなかったから今までの制作がダメだった、というわけではありません。また、いくらよい作品を作れたといっても、普段の取り組みがだらしない、皆で協力すべきところを自分を優先してできていなかった人は、結果よりもその過程を反省すべきだと思います。
 
 
 

暑い中、毎日毎日作品に一生懸命絵の具を乗せてきた。
ほかの部員たちと協力してこれまでの活動を行うことができた。
講習や進路などいろいろ考えることがたくさんありながらも、時には愚痴を言い合いながらも、お互い励まし合って頑張ってこれた。
辛くて逃げ出したくなるようなこともたくさんあっただろうけど、なんとか最後までやり切れた。
顧問に厳しいツッコミを受けてやる気を無くしたりしたこともあったけど、腐らず逃げずに自分の作品と向き合い続けてきた。
そんなこんなやっていたら、どーーーしても描けなかった部分が、ある日ついに描けた。
なんだかんだ、楽しんで一生懸命制作できた。。

 
 
 
などなど…。
たくさんの時間の中で様々なことを仲間と共有し、目標に向けてそれぞれが全力で取り組むことができた、それこそがかげかえのない経験なんです。こんなたくさんの仲間と一緒に、ある意味無茶とも言えるほど頑張ることなんて、高校生の今だからこそできるんだ。今しかできないんだ。こんなこと、大学だってなかなかできません。部活って、すごいなぁといつも君たちを見ていると感じます。大人には無理だ、この頑張りは…。。

まぁ、結果については、発表になった直後は良くも悪くもずしっと響くものではありますが、長い目で見たら、結果なんかよりも大切な経験ができたということに気付くことができるはずです。
きっと、おとなになって思い返してみたら、思い出すのは結果なんかよりもみんなで取り組んだ制作の時間のほうばかりだよ。
それくらい、充実した時間を過ごせたんじゃないかと思います。それこそが、部活動に全力で取り組むことで得られる素晴らしいものなのだ。

だから、ぜひ胸を張って頑張ってきた自分を褒めてあげてほしいと思います。他人は他人、自分は自分です。
今回の反省をこれからに活かそう!鉄は熱いうちに打て!です。次ははこだて冬アート展などを目標にそれぞれ頑張っていきましょう。きっと課題は山のようにあるはずです。
そして3年生はいよいよ受験に向けて全力で動き出すことになります。これでひとつの区切りをつけて、頑張っていってほしいですね。すべては自分の将来のために。これまでの取り組みは、絶対に君たちの心の支えになるはずです。がんばれ!!

さて、明日30日はいよいよ搬出です。もう部員の皆さんは展覧会を観に行ったでしょうか。
テスト期間なので無理に行けとはいいませんが、もし行っていない人は、ぜひ足を運んでください。
明日は搬出もあります。テスト前なのでこれまた無理は言えませんが、もし手伝いますという人がいたら会場に来てください。テスト前だし、誰かが行くから大丈夫だろ、自分は勉強しよっと、という判断はしないでほしい。。いや、テスト前じゃなかったらいつもどおり全員集合なんですが、今回は…。。頼みにくい…。。むーーーん。。。
ていうか顧問一人で29点も学校に持っていけるのか…。。しかも雨らしいんだよなぁ…。。雨さえなければ…。。

というわけで、支部展結果報告は以上です!
まだ来られていない一般の方は、ぜひ!
 
 
 

第58回高文連道南支部美術展

8月27日(木)〜30日(日)9:00〜18:00 【30日のみ15時終了】
会場:函館市芸術ホール地下1階ギャラリー


道展U21結果発表!スポンサー賞に3名入賞!!


本日1月30日の午後3時に、第12回道展U21の結果が道展HP上にて発表されました。

今回の結果は、本校出品作品25点中、スポンサー賞に3点、奨励賞に11点合計14点が入賞しました。

<スポンサー賞>
札幌市長賞 1年 佐野 碧華 「ミモザ」
函館新聞社賞 1年 中川 志衣 「朝が舞台」
HBC賞 3年 森谷 美友 「empty」

スポンサー賞入賞作品はこちら(道展HPより)からご覧いただけます。

<奨励賞>
3年 阿部 遥 「帰りを待たせて」
3年 岡部 もな 「しぐさ」
2年 中安 瑠奈 「愛別の中で」
2年 山﨑 藍海 「まちかどに灯る」
1年 池田 眞琴 「Breathing」
1年 斉藤 璃音 「十六彩」
1年 田中 快 「第7章」
1年 内藤 杏 「憂」
1年 佐藤 泰徳 「郷愁」
1年 栃山 野乃花 「百獣の王ではないけれど」
1年 茂木 ふたば 「わたしいろ」

<入選>
3年 佐藤 みくに 「白寂」
2年 佐々木 穂香 「しあわせ」
2年 濱谷 莉光 「枯れ葉もいつかは青葉になるでしょ」
2年 黒江 仁美 「はざま」
2年 平川 由翠葉 「私が私であるために」
1年 安齋 雪華 「秋澄む」
1年 狩野 胡春 「靴ずれ」
1年 小林 穂乃花 「億劫」
1年 花田 瑞紀 「麗」
1年 松川 莉子 「閑静」
1年 藤村 恭己 「夢打ちひしがれて」

<道展U21全体>
入選総数826点  大賞1点 準大賞1点 スポンサー賞28点 優秀賞34点 奨励賞204点

午後3時の発表前は、なんともいえない緊張感が漂っていたわけですが…ふたをあけると、スポンサー賞が3点!これはかなり素晴らしい結果!ていうかスポンサー賞に1年生がふたりも入るって、なかなかすごいことだ。。
奨励賞は11点とこれまた結構多く、1年生の健闘が伺えますね…。作品総数826点のうち、ですからね…。
しかし…優秀賞はだれも入賞ならず…。結果については真摯に受け止めますが、良くも悪くもなんだか少し複雑な気持ちに…。まぁこれはどんな結果になろうと毎回思うんですけどね。
作品をつくっているのはまぎれもなく部員たちなので、それぞれが一喜一憂かと思うのですが、顧問としてはすべての部員の取り組みを知っていて…。だからどの結果についても全員分ぐわっとくるというか。そりゃもう嬉しい部分もあればすんごく悔しい部分もあり、なんともやりきれない部分もあり…なんていうかもう毎回めっちゃ複雑な気分です(笑)

まぁ、それぞれ悔しい!と思うのはきっと誰だって思うだろうし、そう感じることは大事なことだけど、果たして本当に悔しい!と人に言えるだけの努力や苦労をどれだけ重ねてきたのかな。結果を受けて、足りなかったものはなんだったのかな。ただ惰性で描いていたことはなかったかな。取り組みは完璧と胸張って言えるものだったのかな。そこに甘えはなかったかな。自ら工夫して考えて悩みながら制作してきたかな。。

それらを謙虚に振り返り、これからにどうつなげていくことができるかが何より大事なことだと思います。前向いて行くしかないもんな。

まぁ…50号って…ぶっちゃけ描くの大変だよね。だから、正直完成させるだけでもすごいことだと思う。高文連のあとに入部してきたふたりは、本当に大変な思いをしながら頑張ってきたと思う。出せただけでもう素晴らしい。もちろん、他の人たちだってこれまでずっと頑張ってきたよね。
でも、前回の高文連やそれ以前の活動で出てきた反省点をどれだけ解消しようと思って動けたかと考えると、、正直、んーーーって思う人もいます、よね?入賞していても、していなくてもさ。

だからこそ、しっかりと振り返って、今回の取り組みをいい意味での後悔にしよう。そうやって、少しずつ成長していこう。

と、まずは結果報告でした。
2月1日〜2日は札幌市民ギャラリーに遠征します。たっくさんの個性あふれる作品たちに出会えるのが今からすごーーーく楽しみです♪


【!全国総文祭出場決定!】全道大会参加レポート!


10月3・4日の両日、伊達市にて開催された全道高等学校美術展・研究大会に本校美術部員27名で参加してきました。

というわけでまずは報告!

本校1年次の佐野さんの作品「めざめ」が、来年度高知県にて開催される全国高等学校総合文化祭に北海道代表作品として出品されることが決定しました!!

10月2日の全国審査において、全道大会に出品された平面作品450点のうち1・2年生の作品から10点が北海道の全国代表作品として選抜されるのですが、その10点に彼女の作品が選出されたのでした。
市函美術部からは今回で全国総文祭に7回目の出品となり、1年生としては初の全国出品となります!おめでとう!

審査結果を聞いて喜ぶ部員たち…!部員から全国出品者が出るということは、一緒に描いていた仲間としても嬉しいことなのです。

また、全道優秀賞には本校から8点の作品が入賞。

洞爺湖の花火も祝福しているかのように見えました。毎日上がってるんだけど(笑)

というわけで、市函美術部の今回の全道大会での結果です。

第53回全道高等学校美術展・研究大会 全国推薦作品

1年 佐野 碧華 「めざめ」

第53回全道高等学校美術展・研究大会「全道優秀賞」

3年 森谷 美友 「夕暮れ時は盲目になる」
3年 岡部 もな 「ポシェットにいれて、」
3年 清水 美菜実 「口から出た空しさが」
3年 白川 恵理 「May」
1年 佐野 碧華 「めざめ」
1年 田中 快 「一世界」
1年 斉藤 璃音 「過ちすら愛して」
1年 中川 志衣 「ウツセミ見つめて」

 
 
 
さて、それでは全道大会報告レポートです。

まずは、作品展示会場となる伊達市総合体育館前にて記念撮影。今回は27名を引率して全道大会へやってきました。

展示会場の様子。整然と並べられたパネルには、全道各地から集まった作品がきっちりと並べられています。

開会式の様子。

開会式のあとは、さっそく研修です。
道南支部は道北支部と一緒のグループで、皆で風車を作ります。
大ホールのステージ上が私達のグループの制作場所でした。

開会式が終わってからブルーシートを敷いて制作場所の設営を頑張って行っていたのですが、それを見た2・3年生たちが「よし、手伝おう」と自分たちから動いて係の生徒さんたちを手伝っていました。顧問から言わなくてもすっと動けるのは大したもんだなぁと感心して見ていました。

制作風景。

私達のグループは「太陽」をイメージした風車を作りました。それぞれがいろいろ考えながら箔シールをカットして貼っていきます。

カラフルでそれぞれの個性が表現された風車を制作しました。

昼食は外で。いつもだとこの時期はもう結構寒いイメージなんですが、この日は暖かかったなぁ。

そんな感じで外でのんびりしていると、芝生の方から声が。
当番支部の生徒さんが「道北・道南支部の皆さーーん、竹竿はこちらでーーす!」と拡声器で呼びかけています。
でもきっとまだ皆さんホールで制作しているから出てこないだろうなぁ…と思っていたんですが、あまりにも何度も何度も繰り返していていたたまれなくなってきたので…

ちょうどカルチャーセンターから出てきた3年生に声をかけて持っていってもらいました。

昼も過ぎ、風車の設置タイムも近づいてきました。

今回は自然の空間に人工物を配置する空間芸術、いわゆるインスタレーションを参加者全員で行うというものでした。
江差高の十河先生の場所を中心として、太陽をイメージした円形になるよう、芝生にそれぞれが制作した風車を設置していきます。

風が吹くとキラキラと輝いてクルクル回る風車はとても綺麗でした。

設置後は、作品を鑑賞します。
カルチャーセンターのロビーには、今年度佐賀総文に展示された北海道の全国作品が並んでいました。改めて作品を鑑賞。やっぱりクオリティ高いな…。

作品鑑賞の様子。

音威子府高校の椅子が顧問的にはツボでした。一応木工出身なので…。

よく考えられて作られていて、非常にクオリティの高い椅子でした。

全道参加者は作品と一緒に記念撮影。

3年生は10点の作品が並びました。

うち4点が全道優秀賞を受賞したのですが、今回初めて全道優秀賞を受賞した部員はそのうち3名。きっとその喜びもひとしおだったのではないでしょうか。
最後の高文連、それぞれ出し切れたかな。
 
 
 
2年生は4点。

これはオマケ(笑)

2年生はそもそも部員数が6名のため全道出品点数も他の学年と比べると少なめですが、うち初全道が3名ということで昨年から比べるとぐっと成長してきたと感じています。
 
 
 
1年生。1年生は7点が展示されました。うち4点が全道優秀賞を受賞。

今年はまさかの1年生が全国総文祭への切符を手にし、また全道優秀賞にも4名が入賞ということで、とても素晴らしい結果でした。
今年全道出品に手が届かなかった6名(高文連後に2名入部したから正確には8名)は、ぜひ来年こそ全道出品、いやそれ以上を目標として頑張ってほしいですね。
 
 
 
翌日。大会最終日。
閉会式に先立ち、全国表彰式がおこなわれました。

くっ…ベストなポジションをキープできなかった…。。

全国に出品される作品数は、1・2年生の作品から平面作品10点、立体作品4点の計14点だけが選抜されるというとっても狭き門。そんな中、1年生で全国総文祭出品という結果は本当に素晴らしいと思います。

全国報告。さすがは全国といえる作品がたくさん紹介されました。
…そういや今年の全国作品の写真、どなたかいただけないでしょうか…。。

大会総評。札幌国際情報高等学校の富永先生から今回の全道大会についてのお話がありました。
その中で気になった作品ということで5点講評があったのですが、

本校の部員の作品が1点紹介されていました。彼女も嬉しかったことでしょう。作品のタイトルが「若干」違うのはご愛嬌(笑)
 
 
 
そんなこんなで閉会式も終わりました。

部員は、この大会で何を学ぶことができたでしょうか。
部員は、いろいろな先生に作品の講評をいただいていました。講評してくださった顧問の先生方、お忙しいところ誠にありがとうございました。

北陵の菊地先生に至っては、バドミントン部への入部を薦めていました…このネタもなんだか久しぶり(笑)

さ、いよいよ大会も終わりです。
昼になり、搬出作業が一斉にスタート。あっという間に作品が壁面から剥がされていきました。真っ白…。。

しかし、搬出作業時のこと。
だらだらおしゃべりしながら眺めているだけの部員を見ていて、いよいよたまらず軽くキレてしまいました。
一生懸命動いている先輩たちがいるのに、なぜそこで自分たちが代わって動こうとしないのか。3年生たちにやらせていて恥ずかしくないのだろうか。もう帰る気満々でリュックとかしょってるとのか、ポケットに手を突っ込んでヘラヘラしているのとか、むしろ何もしないなら邪魔だとなぜ気付かないのか。自分の作品降ろしたら終わった気になってるのとか、どうなんだ?来年は自分たちがメインで動かなきゃならないのに、いつまでたっても未だにお客さん気分なんだろうか。

ブルーシート敷きのときはあえて言いませんでしたが、当番支部の先生方が少ない人数で一生懸命準備しているその状況を理解し、顧問が言わなくても自分たちから動いて手伝い、協力していましたよね。その動きに気づいていた人もいたはずなのになぁ。姿をぼーっと座席から見ていた人は、何を思っていたんだろう。
竹竿のときも外でのんびりご飯食べていながら声を聞いていたはずなのに、何もできないとは。
これまでも支部展の時や地区大会の時などの節目節目で、言われなくても考えて動けよとミーティングで散々言ってきたはずなのになぁ。

言われなきゃ気付かない、言われないから何もしない。もうそういうの早く卒業しよう。自分から気づいて考えて動ける人にならなきゃ。一人でできないならお互いに声を掛け合って、今何をすべきなのか、何ができるのか、どう立ち振る舞うべきなのかを考えて行動できる人になろう。自分はいいやー他の人がやってくれてるからいいやーとかっていう考えの人は、さっさとその考えを改めよう。

そんな人は、絵だけ頑張って描いてても、全く協力する気になれないんですよ。いくら上手に描いていたとしても、いい結果が出たとしても、心の底から応援しよう、褒めてあげようという気持ちになれない。また、あれほど忘れるなと言っていても上靴を忘れる人とか、スマホを落としても報告せず、別の場面でそれがわかっちゃう人とかさ…そんなんで大丈夫か、って気になっちゃう。

制作する上で大切なのは、結果よりも過程なんです。それは、制作の過程だけではなく、日常における様々な行動すべてが過程なんです。そしてそれらはすべて作品ににじみ出るんです。だって、作品はその人を映し出す鏡なんだもの^^

気付こう。様々なことに。
今回の全道で得たことは、作品が素晴らしかったーとか夜が楽しかったーとかそういうことだけじゃないですよね。集団行動における自身の立ち振る舞いや、当番支部に対しての感謝の気持ち、ここまで来ることができたことは誰のおかげなのか。そこを理解してほしい。それがわからないと、誰も応援してくれなくなるよ。しっかり人間的な成長をしていってほしいと思います。

すみません、説教臭くて申し訳ない。でも、見てる人は見てるんだぜーーそういう振る舞いって。よりよく活動していくためにも、これからいろんなところで頑張っていける美術部であってほしいと心から思う顧問なのでありました。。
 
 
 
今回全道大会を運営してくださった室蘭支部の皆様、道高文連美術専門部事務局の皆様、そしてその中心の当番校である室蘭清水丘高校の顧問の先生をはじめ大会に携わった多くの皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。素晴らしい大会をありがとうございました!
来年は十勝支部、舞台は帯広です。十勝支部の皆様、来年よろしくお願いいたします。
 
 
 

というわけでおまけの写真をば。

ホテルの夕食風景。大人っぽい夕食でした(笑)

ホテルロビーに置かれていたインスタ映え?するボード(笑)

顧問が専門委員会に出席している間、道南支部は昭和新山方面に研修(というか見学)に行っていたんですが、その時の様子。
クマ牧場に行ったりロープウェイで山に登ったりと楽しんできたようです。部員に送ってもらった写真からその雰囲気が伝わってくるかと(笑)

うむ、いい思い出になるといいですなぁ…。

さぁ、次は道展U21だ!
ボーッとしてるとあっという間に年末になるぞー!今回学んだことを活かして、もう次に向けて全力で動いていきましょう!目指せ、道展U21大賞!!


高文連・道南支部展リザルト!


美術部の夏のお祭り、高文連道南支部展が終了しました。。
8月22日に搬入・審査があり、全道出品作品等が決定しましたので、まずは結果から。

第57回高文連道南支部美術展 結果

市立函館高校出品数30点中、優秀賞21点・奨励賞6点が選出されました。

優秀賞(作品とともに全道へ)

・3年
森谷 美友 朝緑 明日花 阿部 遥 濱道 七海 三浦 琴 佐藤 みくに 清水 美菜実 白川 恵理 岡部 もな 土橋 茜音
・2年
佐々木 穂香 濱谷 莉光 平川 由翠葉 山﨑 藍海
・1年
中川 志衣 斎藤 璃音 田中 快 内藤 杏 狩野 胡春 藤村 恭己 佐野 碧華
(以上 21名)

奨励賞(作品は行かず、人だけ全道へ)

・3年
岡部 悠太
・2年
中安 瑠奈
・1年
池田 眞琴 花田 瑞紀 栃山 野乃花 茂木 ふたば
(以上 6名)

以上27名が10月3日から伊達市にて開催される高文連美術全道研究大会への切符を手にしました。

<出品作品一覧(すべて油彩画・F30キャンバスに制作)>

3年生

2年生

1年生

 
 
 
さて、搬入前から終わりまでをざっとダイジェストで振り返りましょう!

8月22日木曜日。
この日はいよいよ高文連の搬入日です。

朝8時半ころの風景…。

9時には芸術ホールに向けて出発だというのに、やっぱり今年もギリギリまで手を止めず描き込んでいました。。
黙っていたらいつまでも描いていそうなので、いよいよタイムアップの宣言をし、最終ミーティングを行ったのちに芸術ホールへ作品を持って搬入しました。

午前10時過ぎから作品展示がスタート。

展示中に、1年生の作品に白い絵の具が付着してしまったため、急遽油彩セットを持参して修正…。。大事に至らなくてよかった…。

というわけで、無事展示も完了し、翌日の23日金曜より、高文連道南支部展がスタートしたのでした。

正面の壁面には、本校美術部の作品が4点飾られました。

会期中はOBOGや部員の保護者様など、たくさん会場に観に来てくださいました。ありがとうございました。

そんな中、部員の中学校時代の恩師や…

他支部の某高校美術部顧問の先生などもいらしてましたね。遠いところありがとうございましたm(_ _)m

25日日曜日。
この日は午後から全体合評会。
各校の顧問の先生から作品についての講評をいただきました。

本校の先生たちも何人か来てくださっていました♪ことちゃんも喜びのピース(笑)
ハマチは、3年間来てくださいとお願いしてきて、今回やっと来てくれたー!嬉しい!と言ってました^^

というわけで、合評会も終わり…いよいよ支部展も終わりです。
全道出品票の仕分けをする部員たち。

搬出作業自体は、搬入に比べると早いもので…。
本校美術部は全道大会に出品する作品を整理し、タグ付けを行って、トラックに積み込みます。

そして、全道行きの作品をすべて学校に搬入。

というわけで、無事すべてが終了…!!みんな〜お疲れさまー!!!

はーようやく、長かったような短かったような高文連の支部大会が幕を閉じました。


 
 
 
さぁ、終わりましたね、高文連。皆さんお疲れさまでした。あとは全道大会ですね。

3年生はいよいよ最後の高文連が終わってしまいました。いよいよ引退、ですね。
2年前の初めての高文連を思い出してほしい。みんな、すごく成長したよね…。あの頃全道に行けなかった人も、3年生まで頑張ってやってきたら、しっかりみんな結果を出せるようになりました。この3年間の取り組み、まさにドラマティックだったのではないでしょうか。きっとそれぞれに様々な思い出が残っていることでしょう…。

2年生。2年生は今年が全国を狙えるラストイヤー。それぞれが目標を持って一生懸命取り組んできました。なかなか制作が思うように進まず、苦労していたよね。悔しい思いをした人もいたと思うけど、結果うんぬんよりもまず自分の取り組み自体を褒めてあげよう。皆よく頑張っていたと思います。

そして1年生。初めての高文連、初めての大きな作品の制作はどうでしたか。
中学校から上がってきて初めての「絵画」としての表現にかなり苦労していた人が多かったかと思います。最初の頃はどの程度のテンションで制作に向き合えばいいかわかっていなかったようだけど、日を追うごとにだんだんと制作に向き合えるようになり、最終的にはお互いをライバル視しながらも一生懸命頑張っていたね。少しずつ作品が変わり、意識も変わっていったことでしょう。

さて、部員には、各自自分の取り組みを振り返ってもらいたいと思います。
確かに皆頑張っていた。しかしながら、反省すべき点はたっくさんあると思う。やっぱりスマホに無駄な時間を取られていた人は多かったと思うし、ダラダラふらふら、時には無断で休むなど、無駄な時間を過ごした人も多かったでしょう。また、制作に向き合う姿勢はもとより、挨拶やお礼などをきちんと言えること、周囲を見ての立ち振る舞い、相手を思いやる気持ちなどなど…。振り返ってみて、自分の制作はどうだった?頑張るときには全力で頑張り、休む時はしっかり休む。時間を上手に使えたかな?

また、結果は結果だから、発表された時はいろいろとあるだろうけど。
自分の思いばかりを優先せず、そうさせてもらえた環境、支えてくれていた人に感謝の念をあらわそう。そして、頑張った自分を褒めてあげよう。周りが見える人になってくださいな。
小さなことをおろそかにする者は、大きなことを成し遂げることはできないよ。

「部活動」として、ただ絵を上手に描くことが目標なのではなく、制作を通して、人として成長していくことこそが一番の目標なのです。
部員諸君は今回の取り組みをレポートにまとめましょう。9月上旬までに、A4両面くらいでまとめて提出してくださいな。

さ、、次は道展U21ですね!
今回の反省をもとに、少し休んだら次に向けてまた再始動しよう!!これからの頑張りに、そして作品に期待しています。

 
 
 
おまけ。
搬出後にラッピに行った面々からの写真。解放感からなのか、とても盛り上がったそうな(笑)