カテゴリー : 美術部の日常

はこだてトリエンナーレ2023


函館美術館にて新米美術部顧問がキュレーションさせて頂いた展覧会が開催されました。
色々な世代の様々な生き方をした作品を作る者達が集いました。
イチハコ美術部員には、この場所で出会いと刺激を得て欲しいと思っていました。
出会いが無ければ何も始まらない。出会いがあっても努力しなければ、縁は育たない。縁が育たなければ、実りはない。
新米美術部顧問の教訓です。
イチハコ美術部員達は作品制作も人とのコミュニケーションも臆することなく臨んでいました。
本当に大したものです。
皆にとって、ここで得た経験が何かしらの役に立ってくれることを願っています。
次は君たちが、はこだてトリエンナーレを創っていってくれ!



卒業式


3年生が旅立って行きました。
新型感染症の影響をもろに受けた世代だったのではないでしょうか。
後輩たちともなかなか時間がとれず、それでも一生懸命に後輩達とコミュニケーションを取ってくれていました。
新米美術部顧問も多く支えて頂きました。
本当におめでとう。
イチハコ美術部員の進路先は多岐にわたります。
それだけ、皆が多才だったということです。
芸術は、皆の人生を彩る一つの歯車にしか過ぎません。
何か思い悩んだ時は、美術で培った戦い方を少し参考にして、時に休んだり(乾かしてみたり)、時に後ろに下がってみたり(絵の具を削ってみたり)、足掻いてみたり(色を塗り重ねてみたり)、してみてください。
きっと新たな発見があると思います。
ほんじゃあ、またいつかどこかで会いましょう。


冬アート展


1年生が冬アートへ搬入しました。
初めての50号。よく頑張ったと思います。
確実に作品に説得力が付いてきています。

辞めるのはいつでも出来ます。
続けることが何よりも難しい。
色々と皆には事情があるとは思う。
出来うるならば、3年間という期間は美術部を続けて欲しいと思っています。
何かしらの力で繋がった縁を大切にしていこうな。


小品展と冬アートとハコトリと


小品展が函館市まちづくりセンターで開催されました。小さな作品になるほど、実は手間がかかります。誤魔化しが効かないので手を抜いたら一発で見抜かれます。そんな中、出品したイチハコ美術部員は丁寧な仕事をしたと思います。
そして引き続き部員達はそれぞれの大会へ向けて作品を鋭意制作中です。
1年生は冬アート展へ向けて。2年生(1年生数人)はハコトリへ向けて。

この1年で全員大きく成長したと感じます。
作品に魂とメッセージがこもってきました。
それが無ければ、どんなに構図が良かろうと、どんなに写真のように描けようと、その先はありません。
結局、自分が何を伝えたいのか、何を表現したいのか、自らの手に熱をのせて、一つの作品を最後まで創り切ってください。
それが君たちの人生にも繋がっていくと思います。

美術を続けようが、続けなかろうが、ここでその経験が出来れば、どんな人生であっても自ら道を切り開ける人になれるよ👍。


はこだてトリエンナーレ
Hakodate Triennial – ART x TRAvel (shinhakodate.com)
3月11日(土)~3月22日(水)
函館美術館


冬アート
令和5年2月26日(日)~3月5日(日)
函館市芸術ホール