市函の小窓32 「市函ギャラリー 書道1」


校長の谷川です。年度が替わりCOVID-19の猛威が沈静化することを期待していましたが、どうもそうはいかないようです。今年度も保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。「学校に普通にある小さなもの(こと)」を紹介します。

今日のテーマは「市函ギャラリー 書道1」です。市函の廊下にはたくさんの書や絵が飾られていて、何気なく展示されてはいますが、全国出品される、かなり質の高い作品群になっていることは、以前に「美術部の作品」を通してご紹介しました。今回は「書道部の作品」を紹介します。

部員のみなさんからの「作品に対する思い」を読んでいただきながら、それぞれの作品をご覧ください。コメントと写真は上からの順になっています。「市函ギャラリー 書道」はあと2回掲載する予定です。

泉 玲蘭 さん 「魏霊蔵造像記」

造像記の力強く鋭い線を表現することができたと思います。特徴のある起筆や終筆を意識して書くことができました。

岡村 留奈 さん  「枯蘆が騒ぐ」

厳しい寒さの中で、風に吹かれても堂々と生きる枯蘆の姿を想像して書きました。文は冬の内容ですが、見ていて温かい気持ちになれるような作品を目指しました。

鍋田 茉綾 さん  「氷霰の降る伽藍」

雪の積もった教会の、もの寂しくも凛とした様子を表現しました。作品の流れが途切れないように空間の余白に気をつけて書きました。

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