卒業式の風景


3月1日(金)、第12回卒業証書授与式を挙行いたしました。
前途を照らすような温かな日差しのなか、来賓や保護者、教職員と後輩たちに見守られながら旅立ちの日を迎えた卒業生たちは、皆晴れやかな表情で式に臨みました。

佐竹卓校長は、卒業生の三年間の頑張りに敬意を表しながら、この先困難なことがあっても、‘気高き魂’と‘市函プライド’を忘れずに、何事にも本気で取り組み、昨日の自分を超えられる努力を続けて欲しいと述べられました。

在校生代表の吉田凌君は、学習・部活動・行事における先輩たちの姿は在校生にとって誇りであり、その想いを継承してさらに誇れる母校となるよう、伝統を築いていきたいと送辞を述べました。
第12期生徒会長の田中祐汰郎君は、目標や志を持つことが全ての原動力であるというアドラーの言葉を引用し、自分たちは校訓「何を求める」を指針としながら‘目標’を定めることが出来たと述べ、高校生活の想い出と市函プライドを胸に、未来へ向かっていくとの抱負を語りました。
田中君の言うように、伝統は一つ一つの‘層’であり、市函生はこの先も、良き‘層’を重ねていく責任があります。先輩たちの姿に倣い、在校生・教職員一丸となって新たな志の層を繋げていくことを約束し、卒業生への餞としましょう。315名の卒業生の皆さん、おめでとうございます。お元気で!


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