9月12日(土)選手権地区予選Aブロック決勝vs有斗(代表決定戦)
この日は先週と打って変わって冷たい雨。雨の試合となりました。
(この日、昨年まで副顧問だったY先生も青森から応援に駆けつけてくれました。)
試合は、力のある相手をどう抑えて、少ないチャンスをいかせるか・・・・そういう狙いを持って挑みました。選手達は特に守備に関しては粘り強く戦いました。本当にこれまで以上にたくましく粘り強く戦ってくれました。「お!」というチャンスも数回作ることができました。
前半0-0。まずまずの試合展開でした。
後半も守備から試合に入り、高い集中力を見せますが、いかんせん攻撃プレーの精度・勇気が見られない。徐々に「守備一辺倒」になっていきました。
後半もなんとか0-0でしのぎ延長戦に!!(80分は0対0でした。立派です!)
延長前半、ふと空いた瞬間に強烈なミドルシュートを決められました。そして同じく前半にクリアの処理ミスを突かれて失点・・・・。
試合の前半-後半からの疲労によって、ふと集中力が切れました。やはり守備一辺倒ではなく、ボールを動かし攻撃する時間をもっともっと増やさないといけない。試合を通じてボールをつなげられる所で無判断に前に蹴ってしまう場面が時間とともに増えてしまった。選手の焦り、技術的不安、経験の少なさがこの2失点に繋がったと思います。
選手達は最後まで得点を目指して戦いましたが、攻撃の形を作り出すことができず、延長0-2で敗戦。高校サッカー選手権は地区予選Aブロック2位で終了しました。
まずは3年生。
コロナの影響もあり春季も高体連もなくなって先が見通せない中でも、「最後までやろう!」とこの選手権の開催を信じ、この時期まで懸命に取り組んでくれました(たくさんの不安もあったことでしょう)。部員みんなで残ってこの大会を戦い、色々な姿を後輩に見せてくれたことはこのチームの大きな財産です。ありがとう。先週得点が奪えずPKで何とか勝ち、最後の試合で強い相手に延長戦の戦いを演じました。これが今年のチームの色を示している気がします。高校3年間トータルしたらたくさんの経験を積めた充実した3年間だったと思います。最後の試合で必死に声を出し、たくましく戦っている姿にうれしく感じました。ありがとう!(勉強面でのこれから大躍進に期待していますよ!)
さて、同時に新チームがスタートしました。この大会を戦って、ベンチで見て、外から見て、2年生、1年生はどう感じましたか?3年生が示してくれた意志をどう受け継ぎますか?
応援ありがとうございました。試合や活動の中で少しでも部員が成長している部分を見せられたなら大成功です。ありがとうございました。
(会場片付け-ミーティング後に全員で写真撮影)2020年度市立函館高校サッカー部