市函の小窓22 「変わっていく授業 保健」


校長の谷川です。年度が替わりCOVID-19の猛威が沈静化することを期待していましたが、どうもそうはいかないようです。今年度も保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。「学校に普通にある小さなもの(こと)」を紹介します。

今回は「変わっていく授業 保健」について紹介します。体育館に入る手前に、目を引く掲示物がありました。1年次の「保健」の授業で調べたことをまとめたシートでした。テーマは「飲酒・喫煙に関わる健康被害」です。保健の授業ではICTを多用し、単なる知識の伝達ではなく、現在、そして生涯、役に立つ暮らしの知恵を生徒に身につけさせようと、保体の先生たちが工夫を続けています。その工夫の一つが今回の「調べ学習新聞(まとめシート)」につながっています。自分が高校時代に受けた保健の授業とはずいぶん変わりました。この夏休み中に多くの保護者がHR担任との面談で学校にいらっしゃっています。もし、興味が湧きましたらその際にご覧ください。

追記 自分が高校生の頃は分かりませんでしたが、ある年齢を過ぎてから、「保健と家庭科」ってすごいと思うようになりました。理由は「生涯にわたってずっと実際に役に立つから」です。特に教科書は、40歳を過ぎてからもう一度見直したら「こんなことも習っていたんだ」と感動するレベルだと思います。

   

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