校舎内の景色 13


校長の谷川です。
COVID19のために、なかなか学校にお越しいただけない保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。今回のテーマは、「課題研究クラス発表 その2」です。

 

昨日と今日(9/9)の4時間目から6時間目を使い、3年生では「課題研究クラス発表」が行われました。今日は3年2組にお邪魔しました。昨日の発表で様子が分かったせいか、今日の発表を聞いて気づいたことが3つありました。

1 「発表後の質問は難しいけれど、大切だということ」
今日のクラスでは、発表の後に質問をするように準備していました。質問があると発表自体が引き締まる感じを受けました。また、質問→応答→質問→応答という形になっていて、「対話」しているようでした。質問するためには話をしっかり聞かなければなりませんし、集中力も必要です。みんなの前で質問すること自体が”勇気のいること”です。でも、質問は重要だと感じました。
2 「新書を読んでいる気分」
 プレゼンの形式が「序論→本論(例示を含む)→結論」となっていて、聞き手に理解しやすくなっています。そのためか、一つのプレゼンを聞き終わった後は“新書を一冊読み終わった気持ち”になりました。聞く人に分かるように、文章を組み立て、図やグラフなども入れ、校正し工夫を重ねた成果だと思います。
3 「感謝の気持ち」
 昨日は私の気持ちに余裕がなかったせいか、プレゼンの最後に「この発表にあたっては○○先生に指導していただきました。ありがとうございました。」という画面に気づいていませんでした。多く発表者がこのように感謝の言葉で締めくくっていました。生徒から先生への感謝の気持ちが伝わりました。先生たちが報われる瞬間です。

 

発表全般を見て、1年生から学んできた「総合的な学習」での積み重ねが、今日の質の高い発表につながっていることを実感しました。3年生のみなさん、お疲れ様でした。クラス代表による「課題研究全体発表会(9/24)」が楽しみです。
 
 
 
 
 

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