市函の小窓7 「変わっていく授業」



校長の谷川です。年度が替わりCOVID-19の猛威が沈静化することを期待していましたが、どうもそうはいかないようです。今年度も保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。「学校に普通にある小さなもの(こと)」を紹介します。
今日のテーマは「変わっていく授業」です。今後も授業の様子は随時お伝えしていきたいと考えています。今回は「ICTを活用している授業」に注目して、授業の様子を紹介します。本日(6/17)の5hと6hの授業からです。

昨年度、4月から2か月間の休校で、学校のICT化が進みました。休校中は「クラッシーをどのように活用して、家庭にいる生徒の学習を確保できるか」ということが主になっていました。そして、6月になり生徒が登校できるようになってからも変化が現れました。黒板にチョークで書く授業から、PCを使い、プロジェクターからスクリーンに教材を映して行う授業が増えました。昨年の場合には2か月分の遅れを年度内に回復させるために、ICTを授業に取り入れた先生が多かったと思います。しかし、今年は一斉休校にはなっていませんので、「遅れを取り戻す」ことから「生徒の理解を促し、深める」ことに目的がシフトしているように思われます。昨年度も「校舎内の景色」の中で触れましたが、「COVID-19を乗り切るために社会がsociety5.0にぐんと近づいた」ことを実感しています。そして、この変化の先には、まず「タブレットを使った授業」が待っています。どんどん変わっていく授業。一連の変化の中で、市函生たちが今日も学んでいます。

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