校舎内の景色32


校長の谷川です。
COVID19のために、なかなか学校にお越しいただけない保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。今回のテーマは、「朝読書」です。

前号で取り上げました、「朝の放送」が終わると、引き続き、「朝読書」(8:20-8:30)が始まります。これも4月に遡ってしまいますが、私が異動してきて「驚いた(戸惑った)」ことの1つがこの「朝読書」の時間でした。「朝の放送」まではBGMもあり、アナウンスもあるので音が校内を包む感じです。

ところが「朝読書」が始まった瞬間に「音が消える」状態になります。そして、校舎内で人が動く気配が止みます。4月当初は「誰もいなくなってしまった」感じがして戸惑っていました。しかし、廊下に出てみると、先生たちも(写真のように)廊下で静止して本を読んでいます。教室を見ると、当然生徒たちも読書に集中しています。そして職員室の先生たちもやっぱり読書をしています。

「全校一丸となって」と言うと、運動系のイメージがしますが、市函では「読書」の時間に「全校一丸となって」います。保護者のみなさまが「朝読書」の様子を見る機会はおそらくないので、あまり話題にはなりませんが、「すごい」です。「朝読書」の目的は「文字を読み、思考力と集中力を身につけ、気持ちを整える」ことだと思いますが、しっかり目的を果たしています。

 

「レベルの高い読書」が毎朝繰り広げられています。このようなところにも市函生の資質・能力の高さを感じます。

*