校舎内の景色31


校長の谷川です。
COVID19のために、なかなか学校にお越しいただけない保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。今回のテーマは、「朝の放送」です。

ずっと紹介したくてできなかったことがあります。
それは「市函の一日」です。この後の数回を使って紹介します。今日は「朝の(校内)放送」をお伝えします。
市函の朝は「朝の放送」(8:15-8:20)から始まります。放送局が担当してくれています。
清々しいBGMに乗せ、アナウンサーの生徒が全校生徒に語り掛けます。
内容は「今日の天気、気温、学食の日替わりメニュー、行事、授業時間(5分短縮や7時間など)、先生のお誕生日、フリートーク」などです。
例えば、今日の担当アナウンサー(奈良さん)の読み上げ原稿をお借りすると

「みなさん、おはようございます。朝の放送の時間です。
今日のお相手は2年5組 奈良慶子 です。
今日は12月9日、水曜日。
今日の天気は朝 くもり 放課後の天気も くもり の予報。
予想最高気温は6℃。予想最低気温1℃。
今日の学食の日替わりメニューは ビビンバ丼 です。」

のように始まります。
この後にはアナウンサーが考えてきたフリートーク。今日のトピックは「炭酸の歴史」についてでした。そして締めくくりは

「それでは 今日も1日がんばりましょう!」。

私が市函に着任して、初めて「朝の校内放送」を聞いたとき、その質の高さに驚きました。
毎朝聞いていると、「気持ちが落ち着く効果」が出てきました。
そして、最後の「今日も1日がんばりましょう!」という声に背中を押され
「がんばるか」という気持ちになっています。

さらに、季節感も味わえます(12月に入りBGMが「ラストクリスマス」になりました)。
この放送は、もちろん「市函生に向けて」のものですが、
「お父さんやお母さんに聞かせてあげられたら、元気が出るだろうな」とずっと思っていました。

「朝の放送」が終わり、少しすると、再びアナウンスが放送されます。

「まもなく、朝の読書の時間がはじまります。
チャイムが鳴る前に本を用意し、席についてください。」

「朝の放送」に続き、「朝読書」が始まります。
ということで、次回は「朝読書」についてお伝えします。

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