校舎内の景色 3


校長の谷川です。
COVID19のために、なかなか学校にお越しいただけない保護者の皆様に向け、学校の様子をお伝えします。今回は「授業の様子」です。

 7月9日、1時間目に廊下を歩いていると、元気な声が聞こえる教室があったので、入ってみました。
3年生、「国語教養」選択科目の授業でした。国語というと、教科書を読み、理解して、自分の意見を書くというイメージがあります。しかし、今回の国語のテーマは「年金についてディベートする」でした。教科書から離れ、社会問題を考え、論じる授業です。
私が入っていったときに、生徒たちはインターネットで情報を集め、チームとしての作戦を立てている最中でした。
その後、肯定チームと否定チームに分かれてディベート開始。ジャッジも生徒がします。
 ディベートを見て感じたのは、「総合的な国語力」ということです。
課題に対して「情報収集、データ分析、論点整理、意見作成、発表」が1時間の授業の中で行われました。

私の頭の中の「読み書き」の国語とはかなり違っていました。「時代が変わり、授業も変わる」ことを実感しました。
 ちなみに、生徒たちは臆することなく、自分たちの考えを堂々と論じていました。立派だなと感じました。
 
 
 
 

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