市函の小窓27 「学校祭 行燈仮装行列 地元誌に」


校長の谷川です。年度が替わりCOVID-19の猛威が沈静化することを期待していましたが、どうもそうはいかないようです。今年度も保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。「学校に普通にある小さなもの(こと)」を紹介します。

今回は「学校祭 行燈仮装行列 地元誌に」について紹介します。函館の新しい「好き」を見つけるマガジン”peeps hakodate” に本校学校祭(正確には前身の東高校と北高校からの話ですが、つながっていますので“本校”ということにします)の「行燈仮装行列(これ以降は”行列”と記載します)」についての記事が掲載されました。コロナ禍のこの2年は、何とか柳星祭は実施しましたが、行列はできませんでした。ですから行列を経験したことがあるのは、今の3年次生だけということです。私が心配しているのは、来年、行列を行う際に、生徒全員が行列の経験がないということです。つまり、生徒全員にとって「初めての行燈仮装行列」になるということです。ある意味、「復活」のイメージで、新鮮で刺激的な行列になるかもしれません。しかし、製作段階から行列に至るまで「先の予想ができずに」ドタバタになるかもしれません。ただし、救いはあります。今年の柳星祭で、生徒会が「行燈作成のノウハウを後輩につなげたい」という思いで、行燈コンテスト(全学年が体育館を作業場として行燈を作り、それをコンテストする)を企画・実施してくれたことです。今年は、校内だけの行燈コンテストでしたが、来年は市民の皆様と一緒に楽しめる行燈仮装行列になることを願っています。

さて、話は戻して、「行燈行列」の記事はpeeps hakodateの  吉田 智士 様 がご担当されました。吉田様は本校の「函館学講座」で講師として毎年お世話になっています。この記事を通して、「行燈行列の歴史」や本校をとりまく時代や背景が分かります。興味を持った方は “peeps hakodate  October 2021 vol95”をご覧ください。

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