市函の小窓49 「市函生によるいのちのおはなし」


校長の谷川です。年度が替わりCOVID-19の猛威が沈静化することを期待していましたが、どうもそうはいかないようです。今年度も保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。「学校に普通にある小さなもの(こと)」を紹介します。

今日のテーマは「市函生によるいのちのおはなし」です。今年も「はこだて助産師いのちのおはなしの会」様に協力していただき「おはなし会」を実施しました。地域探究学習の一環として行い「わたしたちが誕生するまでの物語を通じ、命の大切さ、一人ひとりの大切さ」を3人の有志生徒が伝えました。コロナがなければ、総合的な探究の時間に1年次生全員に聞いてもらうところですが、希望する生徒のみとなりました。しかし20名を超える生徒が放課後に自分の時間で聞きに来てくれました。この会のキャッチフレーズである「生きてるだけで100点満点」はぜひ市函生全員に伝えたいメッセージです。

例年ですと助産師の皆様が来校したり、生徒が職場におじゃまして、この会を行うために指導していただいていますが、今年はオンラインのみでの準備になりました。指導する助産師士の皆様にも生徒にも、なかなか思うように準備が進まないと感じる場面があったことだと思います。しかし。そういったコロナ禍の制限を乗り越えて、今回も発表できたことは、生徒にとって貴重な経験と自信になったことと思います。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

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