市函の小窓23 「美術部作品 その1」


校長の谷川です。年度が替わりCOVID-19の猛威が沈静化することを期待していましたが、どうもそうはいかないようです。今年度も保護者のみなさまに向け、学校の様子をお伝えします。「学校に普通にある小さなもの(こと)」を紹介します。

このコラムをご覧いただいているみなさま、お久しぶりです。夏休み前に準備していたテーマをようやく掲載します。(今回は「腰が重いのにもほどがある」くらい、私の腰は重かったようです。協力してもらった美術部のみなさん、お待たせしました。そして、時間がかかりすぎてしまい、すみません)

(それでは、心機一転ということで)今回のテーマは「美術部作品その1」です。市函の廊下にはたくさんの絵や書が飾られています。何気なく展示されてはいますが、全国出品された作品が校舎内のいたるところに掛けられていて、かなり質の高い作品群になっています。昨年度からのこのコラムで、紹介したいとずっと思っていて、できなかったのがこれらの作品紹介です。ようやく取り上げることができて嬉しいです。

さて、今回と次回は「絵画」を紹介します。美術部員がコンクールに出品したものです。私には、絵画を解説することができませんので、作者からコメントをもらいましたので紹介します。(今回は2年次部員の作品を紹介します。3年次部員の作品はこの後、2回に分けて紹介します。)

(上左)太田 愛里咲  「誘惑」
とても美しく魅
力的なりんごの花言葉は「誘惑」です。いつも誘惑に負けてしまいそうになる私の心の中の葛藤を描きました。

(上右)今村 美礼  「期する」
暗い中光る消火栓と淡い雰囲気と女の子の持つ静かな中にある強さを描きました。

(下左)財津 空子  「夢想」
未来への希望や淡い期待、不安な気持ちを表現しました。

(下右)松田 彩  「夕幻」
初めは描いていて全く筆がのらず、悪戦苦闘しながら描いた作品です。自身の成長のために描きました。

*