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地区大会2日目〜顧問お散歩・そして無事終了


今朝目覚めて、すかさずカーテンを開けて外を見ると、ななんと雨が降っているではありませんか…。

おいおいおい今日も雨なのかよ…と思ったんですが、まぁ昨日に比べたら小雨だし、明るくなってきているっぽいから雨もきっと上がるだろう…そう祈りながら会場へ向かいました。
すると函館山に近付くにつれ雨もやみ、ふるる函館に到着する頃には青空も見え始めてきて。まだちょっと肌寒いけれど、これなら外で張り切って描けるだろうとほっと胸を撫で下ろしました。

というわけで、さあ、二日目です。

制作開始の頃にはすっかり雨も上がり、徐々に日差しも出始め、暖かくなってきました。

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さ、ここからは顧問がお散歩しながら各所で制作する部員を発見していくという感じでいきたいと思います。

函館公園に入ったあたりのところには、男子部員らが固まって制作していました。

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彼らは昨日集合時間まで現地で制作していたメンバー。

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今日は昨日とはうってかわって筆の進みがよさそうです。

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ガンガン描き進めます。

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草木の緑に黄色いつなぎが映えますなぁ。

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公園の別の入口付近にもいました。

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対象物をよく観察して描いていますねぇ。

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ささ、公園の中に入って行きましょう。
おお、またいましたいました。ぷっちょ部長率いる1年・3年グループです。

昨日と全然違う光に苦戦しながらナイフで絵の具を乗せまくっていました。

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地区大会の二日間で油彩画を完成させるとなると、いつものようなじっくり時間をかける描き方ができません。
そのためいつもとは違う表現で、思い切って仕事を進めないと完成までもっていけないんですが、そのおかげで新しい表現に気付くことができるんです。

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1年生も慣れない油絵の具と格闘しながら頑張ってました。
昨日体育館で制作せざるを得なかった分、今日はしっかり風景を見つめ、観察して描いていましたね。

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どんどん天気が良くなってきたために、光と影のコントラストが強まっていく…。
でも、その時間や天候のうつろいを今描きとめるのが、風景画の面白いところです。

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あ、今年も函館公園の池には亀がたくさんいました。

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さて、てくてくとお散歩を続けていきます。
 
 
 
 

函館公園の噴水付近までやってきました。
あたりをキョロキョロ見回すと…

あ、いました。

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石碑を描いていました。かなり大きい石碑です。

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こっちにも。こっちは朽ち果てた切り株を描いていました。

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木の質感をとらえようと一生懸命観察しています。

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さ、函館公園組はこんなところかな…と思ったら。

まだいたまだいた。

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立入禁止となった、物悲しさあふれる「こどものくに」の遊具たちを描く部員がいました。

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さて、公園から一歩出ると、制作している生徒が全然いません。おそらく昨日の雨の降り出しが早かったため、公園内もしくは近辺で描く風景を決めて会場に戻った生徒がほとんどだったということでしょう。

函館公園を離れ、そのまま教会方面に歩いていきます。
すると、元町配水場の遊歩道に人影を発見…。

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いましたいました。結構いい感じで描き進めていました。

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そして管理事務所の方に歩いて行くと、なにやら赤いものが柵の隙間からちらちらと。

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お、お、発見。ってなんか完全に盗撮みたいになってますが気にしない。

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描いてます。一生懸命かたちを見て、果敢に絵の具を乗せています。

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さあ、さらに進んでいきます。
ようやく教会付近まで辿り着きました。果たして生徒はいるんだろうか…ホント、ひとっ子ひとりとして絵を描いている高校生がおりません…あ、いたいた。

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手前の石垣と中間の樹木、奥の教会と上手に絵の具の乗せ方を変えて遠近感を出していました。あ、作品は全然見えないですね…。

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観光客が集まる小さなお店のあたりで小さくなって頑張って制作していました。

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絵の具まみれになりながらキャンバスに向かい、昨日の遅れを取り戻すかのように一生懸命筆やナイフを動かしていました。

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さ、これで教会方面の生徒全てを把握完了。
次は住吉漁港に向かいます。海です。そう、昨日最後まで戻らずに制作を続けたあの部員たちのところです。
 
 
 
 
 
 
 
 
………いましたいました。

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この時点で制作終了30分前。最後の仕上げに取りかかっているようです。

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例の防波堤にもいました。

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今日も顔に絵の具を付けて頑張っています。やはり指も絵の具だらけ。絵の具と格闘した証でしょう。

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昨日漁船に寄り添って描いていた生徒も、今日は普通に描いています。

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ギリギリまで時間をかけて制作に打ち込んでいました。

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こちらにも。

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最後の最後まで風景を観察し、感じながら制作していたようです。

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……そんなこんなで参加部員22名全員の生存と制作状況を確認し、一足先に会場へ戻りました。

さて、帰還時間の頃にはぼちぼち部員も戻ってきましたよっと。

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あ…この写真貼り付けて気がついた…!!なぜか「にそむら」の制作風景を撮りそこねていた…!!な…なぜ???
んーまー悪気はないのよ…。。↑の写真で勘弁してくだせぇ…。。

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さて、全員が戻ってきたところで、体育館にて自評文(自分の作品に対するコメント用紙)を書きます。

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で、作品に貼り付けて各グループのところに並べていきます。

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これが終わって、ようやく昼食にありつけました♪

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食べるの大好きコットンが地味に奥でいい顔してくれてます(笑)

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あ…思いっきり隠れて写ってない連中がいる…けどまあ気にしない気にしない。

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というわけでギリギリまで制作して戻ってきた我々は正直時間が全然無く、昼食をかっこんで体育館に戻り今度は批評カードの記入。各自で指定された作品や自分で選んだ作品に対しての批評を記入するのです。

それを急いでやって、そしていよいよ合評会になだれ込んでいきます。

合評会は、全員が10のグループに分かれ、各学校の顧問からの講評を受けるというもの。
この合評会がある意味地区大会の一番のメインとも言える部分です。自分の作品の講評を聴くことも大事ですが、他の作品についての講評を聴いて、自分とは違う表現のよさや技法を学ぶことができる、とても意義深い時間なのです。

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私もCグループを担当させていただき、のびのびと講評させてもらいました。
基本的にはやはり写生会ならではといったがっちりとした風景画が好みなんですが、いろんな作品が並ぶのでいつもとても楽しみにしているんです。最初の頃は多分こっちも緊張してうまく話せなかったものですが、もう今となっては…楽しくて仕方がありません。あっという間の1時間でした。ぜひ講評を聴いていろいろ感じてくれたり考えてくれていたらいいのですが、どうだったでしょうかね。。

そして閉会式。
いよいよこの二日間の地区大会も幕を閉じようとしています。

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函館工業高校の顧問の水野先生を始め、美術部の皆さん、本当にお疲れ様でした。
細やかなところにまで気持ちの行き渡った、とてもよい大会だったと思います。ありがとうございました!

ということで、最後に記念撮影。

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いろいろ大変で苦労した二日間だったと思うけど、みんな本当に一生懸命頑張っていました。
きっとこの大会を通して様々なことを得ることが出来たと思います。
油絵は何枚も描いていくことで、どんどん成長していくことができます。今回の二日間で「作品を創る」ことは出来たでしょうかね。

二日間の大会、本当にお疲れ様!
あとは、風邪など引かないよう注意してほしいですね。そして明日も元気に登校して、部活するべし!
いよいよ高文連に向けて完全始動だぞーーーー!!!!


地区大会1日目〜雨ニモ負ケズ…風ニモ負ケズ…。。。


本日は美術部の地区大会!今日明日の二日間で、函館西部地区を舞台に作品の制作を行います。今日はその一日目。

会場はふるる函館。当番校は函館工業高校さんです。

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函館工業の美術部員さんはこれまで準備等お疲れ様でした。そしてこの二日間、どうぞよろしくお願いいたします。

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体育館の後ろには筆洗オイルやペインティングオイル、新聞紙が大量に準備されていました。これは非常にありがたいです。屋外の制作だとこぼしたりして無くなることがあるんですよね。

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もちろん本校部員は手分けして絵の具やオイルは大量に持ってきていますが、この心遣いがとっても嬉しかったです。

さ、出撃準備。

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とういうわけで、恒例の出発前記念撮影♪

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心配していた天候はというと、会場入りした頃は青空が広がっていて、とってもさわやかな朝!

これは…いい制作日和になるかも…?なーんて某部員と話していたんですが……

その後我々は、今回、これまでで最も激しい雨に泣かされることになるとはこの時まだ知る由もなく。。

 
 
 
出発前にぷっちょ部長より全体指示。

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そしていよいよ出撃です。

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黄色いつなぎの男がニヤニヤしています。

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この時すでに天候がやや怪しくなってきていました。

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部員が出発したあと、顧問らは一旦戻って来年度以降のことについて会議をしていたんですが…

あ、いよいよ降ってきました。。予定よりちょっと降り始めるのが早いぞ…?って、ああ、、どんどん強まっていく……!

部員らからは、最初は「ちょっと雨宿りしながら頑張ります!」って連絡が来ていたのが、だんだん「雨がひどすぎて絵の具が乗りません!」「寒くてやばいです!」「これはさすがに心が折れます…!」「海がざばんざばんいってます…」「今びそぬれです」「しにそうです」といったLINEが届きまくり。
さすがにこれ以上無理させて風邪引いたら大変なので、いよいよ戻ってこーいの指示を出しました。

会議が終わって外にでると、ちょうど雨が弱まっていました。
しかし、ご覧のどんより雲。

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ほどなくして、戻ってきました。

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かなり悔しそうでしたが、致し方ない。。
体育館にブルーシートを敷いて、そこで制作再開です。

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ちょっとくらいの雨なら頑張れ!って言ってたんですが、さすがに今回はひどかったです。

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1年生らもキャンバスがびしょ濡れで絵の具が乗らず、どうしようもなかった様子。

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撮影してきた写真を参考に絵の具を置き、あとは二日目の制作時間に現地で改めて制作することにしました。

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そんな中、会場に戻らず気合いで描き続けた猛者たちが。
雨は結局ほとんど降り続けていて、一時は本当に強い雨になったりもしたにも関わらず、カッパを着込んで現地にかじりついて制作を続けていたようです。

例えば住吉漁港で制作していたグループは最後の最後まで頑張っていました。

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あの大雨の中、この完成度…!!

そして防波堤の向こうにも……

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いた。描いてた。顔もすごいことになってる…。

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普通にやったら絵の具が弾いて乗らないため、指でキャンバスにこすりつけるようにして描いていたようです。すごい…。

また、漁船に寄り添って傘を背負って描く部員も。

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過酷な状況なのは間違いないはずなのに、なぜか楽しそう…。

そんな状況で生まれる作品には、そこでしか表現できない色、タッチが生まれます。

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彼は1年生ですが、作品を見て思わず震えました。

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こんな空、普通描けません。描きません。これぞ、現地での仕事…!と感動してしまいました。すごい…執念すら感じる…。

また函館公園で描いていた男子部員らも頑張って最後までやっていました。

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そんなこんなでひどい雨にやられながら1日目の制作が終了しました。

体育館に全員戻り、作品をブルーシート上に置いて今日は終了。。

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とにかく風邪を引かないよう、早く家に帰って熱いお風呂に入って休み、気を取り直して明日の制作に臨むべしというようなことを話して解散しました。

いやー大変な天気でした。
最初に戻ってきた部員らも本当に外で描きたがっていて、かなり悔しがっていました。

終わったあとの表情にはさすがに疲れが見られましたが、でも思ったより楽しそうであったようにも見えました。
さすがは高校生、元気です。若いです。ガッツに溢れてます。

さ、明日は晴れ…とまでは言わないけど、雨にはならないでほしいですね。
制作できる時間は午前中の正味2時間程度。ぜひ頑張って地区大会を満喫しましょう!きっと思い出に残る大会になることでしょう…今年は特に…。


140516 高文連美術地区大会in松前町での様子


先週5月16日金曜日に、高文連美術道南支部主催・当番校は松前高校となる美術地区大会が松前町にて開催されました。

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高文連の美術地区大会は、ここ道南支部で伝統的に開催されている写生会です。例年は2日間の日程で制作し、昨年は森高校が当番校でグリーンピア大沼を舞台として実施されました。そして今年は松前町!この時期の松前町といえば…

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そう、さくら!遅咲きの八重桜がまだまだ咲いています♪

実はこの日は天気が微妙で、函館は雨が降っていたために延期になっていた遠足がこの日もダメでとうとう中止になってしまったのでした。そのため、松前も雨なのかな…一日しか無い貴重な写生会が雨で屋外での制作が不可能となってしまったらどうしよう…と、かなり心配されていたんですが、当日は松前に近付くにつれて雨が上がり、雲の隙間からは青空が。これなら外で制作できる!と一同大喜び。かくして無事地区大会がスタートしたのでした。

今回の写生会場となった松前公園周辺には、松前城をはじめ多くの史跡が残されています。桜も大変多くの種類の桜があり、まだまだこの時期でも見応え充分の桜がありました。

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また、立派な幹を持つ大木や、北海道ではあまり見られない竹林など、歩いているだけで自然を堪能できます。

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そんな今回の写生会場で、生徒らは早速場所を決めて制作開始。なんせ実質的な制作時間は3時間程度。悠長に散歩しているヒマはありません。しかも画材は全員油彩。皆さんそれはもう必死です。

というわけで、部員らの制作風景の写真を。

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そんなこんなであっという間に制作終了。昼ご飯を食べる暇すらなかったようです。そりゃそうだよなぁ…。

こんな感じで描いていました。この作品は1年生のものです。

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一応練習はしていたものの、たったの3時間でこれだけ淡い色彩でそれでいてしっかりかたちを描いてきました。こいつは…将来が楽しみですな。

さて、合評会会場に戻って自評文を記入。これは作品の下に貼って展示します。
このほかに批評カードもあり、自分の気にいった作品の自評文に批評カードを貼り付けるのです。たくさんの作品の中から「気にいった作品」に選んでもらえることってとっても嬉しいことですよね。だから、貼ってもらった批評カードは記念に大切にしてもらいたいものです。

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それぞれが作品を鑑賞しています。

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作品はグループ別に展示され、このあとはグループに分かれて合評会があります。各校の顧問の先生から作品についてのコメントをいただきました。
一応持ち時間は1時間ということで、私のグループは見事に1時間フルに使いました。が、どーやら一番遅かった様子…。ん、それだけ丁寧にやったってことです(^^;;;誰だ、話が長いんだよって思ってる奴は(笑)

ということで合評会風景は写真に収めておりません(^^;;;
無事合評会も終わり、閉会式…。来年の地区大会当番校は函館工業高校で、函高美術部部長さんが挨拶しました。
函館公園を舞台として開催される予定です。お世話になります!

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最後は全員揃って記念撮影!みんなよく頑張ったねー!いい顔してるぜ!…いや、疲れ切った表情か…?(笑)

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というわけで今年の地区大会も無事終了することができました。大会当番校の松前高校美術部の皆さん、本当にお疲れさまでした。素敵な大会をありがとうございましたっヽ(^0^)ノ

日帰りの地区大会、しかも正味3時間での制作。相当大変だったけどその分楽しめたのではないでしょうか。風を感じ、温度を感じ、土や草の匂いを感じ。桜の花びらが舞い散っているかと思いきや雨もパラついてきたり、桜の下では小さい虫たちもたくさんいたりしてね。
ま、写真を撮って帰ってきて体育館で制作すれば、キャンバスが風にあおられることも無いし、トイレにもすぐ行けるし。暖かい中のんびり描けたかと思います。まぁうちの部員にはひとりもそういう人はいませんでしたが。

そんなやり方じゃあ、意味が無いですよね。あの天気の中、外で制作することで得られる感動はなかったことでしょう。
実際高文連などの大作の制作においては、風景画だからといって常に外で描くわけにはいかないです。だから自分の頭の中にイメージを焼き付けておかないとならないし、資料としてその場所で描いたスケッチや写真が重要になります。でも、その場所でないと、実際に見ていないと得られないこと、感じられないことがある。

今回わざわざ屋外で制作するということはどういうことなのか。気軽にスマホで画像検索してそれを見ながら描く桜と、雨や風や虫と戦いながらリアルに見つめながら描く桜。そこには必ず違いがあらわれます。

ま、そういうことです。その意義をしっかりと受け止め、これからの制作につなげていってほしいと思います。
しかし…ホント天気が持ってくれてよかった…。

次は…いよいよ高文連!!全員全道以上!全国総文祭目指して頑張ろう!!

というわけで、地区大会レポートは23日金曜日までに提出すること!>ALL


平成25年度高文連美術道南支部地区大会の様子!


5月20日・21日の両日は待ちに待った高文連美術道南支部の地区大会!
今回の当番校は森高校さんで、会場はグリーンピア大沼でした。

地方での大会は前回の江差大会から数えると実に4年ぶり。函館大会だと函館方面の高校は宿泊することができないので日帰りとなるのですが、今回は宿泊できるとあって部員も相当楽しみにしていたようです♪

ただ…当初天気予報では晴れだったような気がするんですが…大会が近付くにつれだんだん天候が下り坂に…そして当日朝には雨が…。。ちと不安だったのですが本降りにまでは至らず、二日目は晴れ間も出てきてくれて制作日和となりました♪

これが会場となったグリーンピア大沼。初日はこんな天候でした…。

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開会式の様子。

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開会式も終わり制作に向かう準備を整えています。

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で、制作開始!

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江差の十河先生にアドバイスをもらう根っこ。

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まー霧が深くてなかなか寒い日でした。
というわけで一日目の制作が終了。

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寒い中結構しっかりと絵の具を乗せてきました。
さすがに上級生は慣れてる部分もあり、みんながっつり描いてます。
1年生も油彩の練習をしてきたのがよかったのか、結構思い切って遊んできました。なかなかいいぞ!

夕食風景。
この列全てが市函美術部です。全26名。めっちゃ多い(笑)

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食事が終わったあとはしばし休憩の後に夜の研修会が開催されました。
研修会では、秋の高文連に向けてモチベーションを高めるために、私と檜山北高顧問の藤本先生による全道・全国作品の紹介をしました。
私からは今回の地区大会の意義、そして全道・全国に向けて制作する姿勢などについて話し、歴代の全国作品の中でも見せたい作品を選んで講義しました。
最初パソコンで…と思っていたんですが、iPadを使えば拡大して見せることも簡単なので、わざわざHDMI端子のついたプロジェクターを学校から持っていきました。全国レベルの描き込みを伝えられたのではないかと思います。iPad便利!

で、本当であればその後うちの作品を並べて中間合評会を行おうと思っていたのですが、外は雨が…。体調不良の生徒も出ていたので断念しました。まぁ仕方がない…。

で、二日目。
朝は微妙な天気だったんですが、前日に比べたら晴れてきそうな天気。残りの制作時間は正味2時間強。
この時間でさらに描き込みをし、「作品」と呼べるものを仕上げていきます。

ピンクなふたり。

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さ、ゴリゴリ描いていきます。

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制作が始まる頃にはだんだん晴れ間が見えてきました!

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前日とは光の当たり方ががらりと変わっています。
描き直しをしなくてはならない箇所も増えてきます。が、それが「外で制作すること」の面白いところでもあります。
他校の生徒の中には体育館の中で制作を続ける者もいたようですが、体調不良なら致し方無いにせよ、昨日よりいい天気なんですから外で描かなきゃ意味がありません。いったいあの生徒らは何を見て描いていたんだろうか…。

うちの部員はもちろん全員外で描いています。昨日体調が悪くなった部員も頑張って外で描いていました。
私はよっぽどでなければ中では描かせません。でも数年前の函館大会で大雨にやられた時は、仕方が無く雨がやむまで体育館で描かせたこともあったっけな…。ま、それでも雨がやんだらみんな飛び出していきましたけどね。その気持ちが大切なのです。

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みんないい顔して制作してましたよ!やっぱり外で絵を描くのは気持ちいい!
昨日の雨のせいか小さな虫が大量発生していたり、ちょっと風もあったりと大変だったようですが(^^;;;

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そんなこんなで12時半に制作時間タイムアップ。なんとか全員完成できたかな?!

体育館に戻り、それぞれ自評文を書いています。作品に込めた思いを文章で表すことも制作を振り返るという意味で大事なことです。

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昼食後はグループ別の合評会。
10のグループに分かれ、各学校の顧問から作品の講評を受けます。
私のグループでは、全部の作品の講評が終わったあと、昨日の研修で言い残していたことを語りました。

「高文連の作品を、死ぬ気で描いてほしい。うちはそういう気持ちでやっているし、それくらいの気持ちで描いている。生徒は全道、全国にたくさんいる。それらの作品と並んだときに、中途半端な作品で恥ずかしい思いをするのは自分なんだ。全力で取り組んで欲しい」

まぁ…なんてえらそうなんでしょう(-。-;)でも、それくらいの気持ちで取り組んでくれないとね、部活動として取り組む意味がないと思うんです。学校からお金もらって制作させてもらってるんですから。やるなら全力でね、やってほしいわけです。
さ…どれくらい伝わったんでしょうか。

終わったあと、ちょうどうちのグループだったネスミス部長から「先生、熱かったですね……!」と言われました(^^;;;
ま、部活のミーティングではいつも言ってるようなことなんですけどね。

というわけで、最後に記念撮影!皆さん変顔してますねぇ(笑)

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あれ?何人かいない??と思ったら、たまたまいなかったようで…。
残り3人で記念撮影^^

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そんなこんなで美術部の春のおまつり、地区大会が無事終了しました。
大会当番校の森高校の神田先生をはじめ教職員の皆様、携わった部員の皆さん本当にお疲れさまでした!

さ、これからは高文連に向けて全力で走っていかなくては!すでに構想はだんだん煮詰まってきている部員も多くなってきました。1年生もいよいよ動き出しています。3年生はいよいよ最後の高文連!2年生は全国目指して頑張れ!!
このあとには中間考査、学校祭と行事が入ってきますが、うまく時間配分をしながら全力で取り組んでほしいと思います。