カテゴリー : 展覧会・公募展

石狩支部大会の様子をスパイしてきた


8月某日。

 
 

私は任務を遂行すべく、ある場所に潜入してきました。
 
 
 

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ここはどこかというと……

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札幌市内某所…っていうか札幌拓北高校で開催されていた高文連石狩市部美術展に潜入してきたのでありました。
例年札幌市民ギャラリーで開催されているんですが、今年は市民ギャラリー改修工事の絡みで支部大会をここ拓北高校にて行っていたのでした。

ちなみに拓北高校は我が母校である教育大札幌校の隣に位置する高校。帰り際に大学の駐車場に入って、懐かしい気分に浸ってきました(笑)

 
 
とりあえず私はスパイなので会場では隠密行動を取るつもりでこそこそ隠れながら作品をバシバシ撮ってました。

……が、途中まではうまく逃げ隠れていたんですが、どうもばったり会ってしまうとあいさつせざるを得ない状況になり、まずは西高の前田先生に見つかり、そこで観念してあれこれ話をしていたら北陵高の菊地先生にも遭遇。問題作?を鑑賞しているときに北広島高校の谷口先生とも遭遇、そして国際情報高校の富永先生には後ろからこっそりやってきて横っ腹を突かれ、ビクッとなってしまい、そして「スパイしにきたなー!!」といろんな方面から言われる始末。。

あと、合評が始まる頃に江別高の手塚先生や北広島西高の武蔵先生、以前七飯高校にいらっしゃった舩田先生にもお会いできました^^;

そんな感じでほうほうの体で脱出。2時間チョイでしたが、とてもいい展示を拝見することが出来てよかったです♪

無理やり行ってよかった…!そして、石狩支部のおそらく上位と思われる作品たちのクオリティが高くて……いやー勉強になります!
というわけで、気になった作品たちをずらっと掲載。市函美術部の部員はしっかり研究してくれたまえ!!!!

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道南支部の大会は、あと15日です!!
今日久しぶりに作品を見ましたが……うーん……間に合うのか不安なのが多い…。。。
週末の合宿で気合入れなおさないと!!果たして夏休み明けまでに85%終わるのか……?!


2014 ぶんだんジョイントギャラリーに出品!


さぁ、道展U21の作品発送日まであと10日……!!わお!10日って!!自分で書いてびっくりした顧問ですこんにちは。

そんな切羽詰まった状況の日々ですが、昨日は函館市函館市文化団体協議会が主催する「ぶんだんジョイントギャラリー」の作品搬入&展示作業をしました。

このぶんだんジョイントギャラリーにて美術部から作品を展示するのは今年が初めてで、市立函館高校文化部の中でも6つの部(書道・美術・写真・文芸・新聞・放送)の作品を並べて、市函文化部の活動を知ってもらおう!というのが狙いです。

美術部からは、秋の高文連に出品した作品を展示しました。

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書道部の作品展示。

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書道部では通常の作品のほかに、ぶんだんジョイントギャラリー市函文化部展のタイトルでもある「夢ここにあり」という言葉を書いた作品も展示していました。

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文芸部。部誌が展示されています。
パネルになっている文芸誌の表紙は、書道部と美術部のコラボ作品。この表紙で全国高校総文祭にも出品されました。

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写真部の写真展示。

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新聞局の新聞が展示されていました。

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放送局は、高文連等に出品する映像作品を展示。

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放送局の紹介パネルは、放送局の顧問の先生に制作を依頼されたので急遽作成。
気がついたら放送局のロゴまで作ってました。。暇なのか?否、断じて暇ではない!凝り出したら止まらない、B型の宿命なのです。

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放送局はブログを開設していますので、もしよければそちらもご覧ください♪
日々の活動が掲載されています。

高校の展示以外では、美術作品や華道の展示も行われていました。

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ぶんだんジョイントギャラリーは本日1月30日から週明けの2月3日月曜日まで、函館市芸術ホールB1Fギャラリーにて開催されています。
観覧は無料(駐車場も2時間まで無料)です。多くの方のお越しをお待ちしております。


青芸に全員入賞しましたーー!!


って言われても「青芸」って何よって話ですよね。

「青芸」とは、函館市が行っている青少年芸術奨励事業の通称。音楽部門や書道部門、文芸部門と一緒に美術部門もあり、小中高の生徒が制作した作品の公募展。
私は審査補助員ということで、昨日と今日にかけて審査の準備やお手伝い等をしてきたのです。

この青芸美術部門は例年8月末~9月頭に開催されているんですが、この時期は道南の高校の美術部は高文連の搬入とモロにぶつかっており、正直出品する余裕なぞどこにもないのです。。
まぁ授業で制作した作品などであれば出品もできるんでしょうが、どうせ出すならちゃんと照準を絞って作品を出させたい…そう思うのは僕だけではなく、部員らも当然そう思うわけで。そのため、今まで出していなかったんです。まぁ普段から作品描いていればいいんでしょうけど、もう高文連と道展U21、その他行事等で1年終わるからなぁ…。

で、今年はというと、高校からの出品を増やしたい!ということで例年より2週間遅らせての開催となったわけです。

おう、これなら出品できる!!…と思ったのもつかの間、高文連が終わったらすぐテスト期間で1週間部活出来なくて、テストがあけてから正味1週間しか余裕がない…。。

そのため、以前から青芸出そうぜーー今年はいつもより遅いぜーーしかも今年から金賞受賞者は韓国に研修旅行に連れてってもらえるんだぜ!ってハッパかけてきたわけです(笑)

かくして我らが市函美術部からは5名、青芸に出品したのでした。油彩4点にペン画1点の計5点。全員3年生です。1・2年生はしおり表紙の原稿やらなんやらで忙しかったというのもあって出していません(^^;;;

そして本日は本審査。審査の様子です。

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今回の審査では、以前高校で美術教諭をされていて、現函館短期大学教授であり作家活動もされている輪島 進一先生が審査員の一人として加わりました。輪島先生はうちの校外展や先日の高文連道南支部展にも足を運んで下さっていて、生徒も何人か講評してもらったこともあります。そのため輪島先生に作品を見てもらいたいという思いも強かったようです。

で、審査結果は………

<平成25年度函館市芸術奨励事業 美術部門 審査結果>

金賞 3年 山下 春華

銀賞 3年 塚本 颯

銅賞 3年 佐藤 桃

入選 3年 黒瀧 舞衣  田邉 莉子

以上5名全員が入賞!そして、金銀銅それぞれにも入賞しました!!
金賞の彼女は函館市より韓国研修旅行が与えられます。なんとパスポート取得代も出してくれるそうです(笑)

やりましたー!!ヽ(^0^)ノ見事な結果を叩き出してくれました!!
彼女らの日々の頑張りがこのような結果につながったんだと思います。みんな出品3日前くらいからほとんどゆっくり寝ていないと言っていました(笑)

残念ながら写真を撮るのを忘れたので…(^^;;;作品の紹介は後日になります…ご了承くださいm(_ _)m
青芸の展覧会は10月18日(金)~21日(月)まで、函館市芸術ホールにて開催されます。ぜひお時間がありましたら足をお運び下さいませ。


道南支部展、本日をもって終了です。


今日は高文連美術道南支部展の最終日。
朝から道南支部各学校の美術部員が芸術ホール入り。会場はごった返していました。

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搬入の時は地方の学校さんはなかなか部員も来られないところが多いのですが、さすがにこの日はいっぱいです。
各々気にいった作品の写真を撮ったり批評カードを書いたりしていました。
我らが市函の土岐校長先生もお忙しい中わざわざ会場に足を運んでくださいました。市函美術部素晴らしいね!とお褒めの言葉をいただきました^^

昼前より合評会がスタート。
うちの部員も他校の顧問の先生に自分の作品の講評をお願いすべく、奔走していました。

今回立体作品を制作したとまとは、始まってすぐに江差の十河先生に講評をお願いしていましたね。動きが速い!(笑)

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私も多くの作品の講評をさせていただきました。遺愛に中部に檜山北、森が多かったかな…。
ぜひ私に講評を志願してきた皆さん、道展U21に出品しましょう!50号だし大変だけど、絶対に上達すること間違いなしですぜ!!
道南でももっと盛り上がってほしいなぁ…道展U21!
 
 
 

さて、2時間にわたる合評会も終わり、昼食の後はいよいよ表彰式です。
表彰式では最優秀賞の人らが名前を呼ばれて賞状授与の後、優秀賞も同様に行います。
市函美術部は…20人と1人がそれぞれで起立しました。多すぎてごめんなさい(笑)

賞状授与後、今年で定年退職となる、函館中部高校美術部顧問の阿部先生から全体講評をいただきました。

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制作の話からだんだん脱線して人生論になっていきましたが、部員らは真剣に聴いていましたね。

そのあとは、我らがねっこから全国大会の報告が。

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どうやら緊張していたようです(笑)んーもう少し作品の話もしてもよかったかもね(笑)
「あとは…全道大会でも発表するんで聞いて下さい~」って、全道行かない人だっているんだからなぁ(^^;;
でも、美術部での活動について熱く語ってました。伝わればいいね。

ねっこの話も終わり、その後は美術専科教員による「わたしが選ぶこの1点」。これは各顧問が選んだ気になる1点についての講評を行うというものです。

江差の十河先生は、うちの2年生の作品について講評してくださいました。実は彼女、1年生の時にも十河先生がこの場で講評してくれたんです。
その時はデッサンの部分について結構厳しいお言葉をいただいたんですが、今年また彼女の作品を指名してくれたのでした。
そういう意味では今回はリベンジマッチのようなもの。果たしてその結果は…?

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森高の神田先生は、うちのえぬおーの作品を選んで講評してくださいました。今回のえぬおーの作品は、結構面白いものでした。神田先生がちゃんと見てくれたんだね。よかったなあ^^

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ネスミス部長の作品も、この場で講評してもらうことが出来ました。講評して下さった先生は、八雲養護の太田先生。たくさんある作品の中から、この作品がいいなぁ!と思って選んで下さったそうです。表現としての意図は伝わったかな?

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というわけで全体講評の時間も終わり、閉会の言葉をもって表彰式・講評会も終了しました。
いよいよ僕らの夏祭り、高文連美術道南支部展も終わりです。

いそいそと搬出作業に取り組む部員ら…。

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線路もいい線路描いたなぁ。

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1年生たちもがんばりました。

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だいたい作品も片付け終わり、最後に記念撮影。総勢26人!!

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そして、搬出。
全道に行く作品のうち1点は立体、これはうちで発送作業を行わなければならないため、学校へリヤカーを使って持ち帰ります。土台を作り直さないと…あと梱包用の木枠ボックス。うーむ憂鬱(笑)

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学校へ戻った後は、高文連を総括するミーティング。

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ネスミス部長やちゃっちゃハンド副部長も全体の前で語りました。
本当は時間をしっかり取ってゆっくり座談会的にやりたかったんですが、なんせテスト一週間前。1時間弱でミーティングは終了しました。 

今回の高文連を経て、3年生は本当に達成感でいっぱいだったのではないかと思います。なんせ、3年生12人全員が全道を決められたわけだし。
今の3年生は、顧問が市函にやってきたときに一緒に入ってきた1年生ですから、私が作ってきた美術部をともに3年間駆け抜けたメンバー。3年間の成長を見てきて、本当にひとりひとりずいぶん大人になったなぁと感じずにはいられません。今の1年生も、そして2年生もきっとまだまだ成長できるんだろうな…と思うと、とても楽しみであり、期待してしまいます。

そういう3年生を見ていて改めて思うこと。それは、やっぱり、部活は3年間最後までやるべきだということ。
どんな理由があれど、途中で投げてしまっては見えるものも見えてこない。そして最後まで本気でやり切らないと、気付けないこともいっぱいある。

そもそも芸術の世界というのは、本気でやればやるほど精神的に追い詰められるんだ。だから、それくらい苦しむほどやればいい。そして、悩んで、辛い思いして、大変で、踏ん張って、汗水たらして足掻くんだ。

そして、本当に辛いとき、顔を上げたら周りに仲間がいるんだ。最高じゃないか。それが部活動なんだよ。

そういう経験ができた人は、きっと生きていく上で大きな糧となる。社会に出て行った時にだって通用するくらい、ひとつの自信となるんだよ。
部活動はひとりでやるものではなくて、多くの人に支えられているからこそ頑張ることが出来るんだということに改めて感謝しなきゃならない。

感じ方は人それぞれでしょう。
それでいいんです。思いっきりくそ熱く燃えてもいいし、別にわかりやすく熱くなる必要もない。でも、結局のところつながるところはひとつなんだと、私は思います。
  
 
というわけで、我々の熱い夏も終わりました。3年生もいよいよ引退です。寂しくなるねぇ…。
なんか、祭りの後の喪失感って感じです。急に疲れが出てきたような気がします(-。-;)

 

さて、市函美術部の人たちに業務連絡です。
今回の高文連についてのレポートを最低ルーズリーフ1ページ書いて提出すること。期限は…早めに。
あと、青芸出品する人は19日搬入なのでそれまでに全ての準備をすること。

さ、テスト勉強死ぬ気でがんばれよ!!!赤点保持者は全道連れていきたくありませんのでその心づもりで。。