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今年の美術部地区大会in江差の様子!


5月19日・20日の両日、高文連美術道南支部の地区大会が江差町にて開催されました。

美術部の地区大会とは何かというと、簡単にいえば写生会です。二日間にわたって本校美術部員は全員油彩画の制作に取り組みます。
初日に大体5時間、2日目は午前中のみの制作なので正味2時間、合計7時間程度の時間で作品を完成させるのであります!

さて、開会式。
今回の当番校は江差高校美術部の皆さんです。

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これまでの準備とこの両日の運営、お疲れ様でした。
天候にも恵まれ、運営も非常にスムーズだったおかげで私たちは制作に没頭することが出来ました。ありがとうございました。

そう、今年の地区大会は二日間ともいいお天気でした!両日とも天気が良かった地区大会っていったいいつぶりだろうか…とブログを読み返してみたら、4年前の地区大会が天気良かったみたいです。うーん記録しておくもんですなぁ。

というわけで江差のシンボルである開陽丸をバックに、出発前の記念撮影。

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開陽丸はこんな感じです。レプリカだそうで。

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今回の写生会の舞台となった鴎島(かもめじま)です。もっと引いて撮ればよかった。

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意気揚々と鴎島に向かう我が部員たち。

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一応江差の町並みを描くというのが大会テーマだったのですが、うちらは大会前から鴎島一本でいきましょう!と計画しており、みんなで鴎島周辺での制作を行いました。

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鴎島の北側の海岸線を歩いて行く部員たち。

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はっつぁんがトイレットペーパーを落として水に濡らすというアクシデントが発生した模様(笑)

大自然の中に佇むこっとんたち。

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海の透明度が高くて驚き…!

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こっとん、崖に登るの図。

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男子連中は靴を脱いでさらに奥へと進んでいきました。

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ああいうところってワクワクしますよね。

とりあえず一旦戻って別のグループのところへ。

鳥居と瓶子岩。

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この日は風が凪いでいて、江差の十河先生も「珍しいよ。こんな日は」とおっしゃっていました。
今回は二日間とも本当に同じような天気で、すごく穏やかでした。

あ、いましたいました。

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もうさっさと色を乗せ始めていました。さすがに2年生ともなると着手が早いですな。

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散策路をてくてくと歩いていきます。

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いやー綺麗な場所だ…。

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1年生がここで制作していました。

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初めてながらあれこれ工夫したりして絵の具と格闘していました。

散策路を歩きながら水際をながめていると、ウミウシがいるではないですか。
すると十河先生がウミウシとたわむれ始めました。

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「こういうの見るとさ、ツンツンしたくなるよね!」って、しばらくツンツンしていました(笑)

その先では生徒が制作していました。

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ぐるりと島をまわって登っていくと、またうちの部員が。
つなぎがカラフルなので見つけやすいのです。

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みんな果敢に制作に取り組んでいて、なんか今年の一年生はあんまりビビってないなあと感心しました。
なにより天気がいいので制作もノリノリだったようです。虫はちょっといたみたいですけどね。

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いやーそれにしても鴎島から見下ろした景色が最高…!なんて素敵な場所なんだろう…。

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こちらは「千畳敷」と呼ばれる岩場。長い年月をかけてこんなに平らになったそうです。自然ってすげえなぁ…。

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島から降りていく階段のあたりで、1年生が制作していました。

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さて、さっきの男子連中のところに顔出してみよう…。

靴を脱いで素足になり、岩のトンネルをくぐっていくと……

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いましたいました。この場所だけで10人位も制作していました。うちの部員で占領みたいな感じになっています。

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港の方でははっつぁんたちが。

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そんなこんなで夕方5時近くまで制作し、1日目は終了となりました。

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いい感じで日が落ちてきています。

この日宿泊する「俄虫温泉旅館」へ移動する途中、バスの車中から見た夕焼けが綺麗でした。
水平線が溶け込んでしまっていて、なんとも幻想的な雰囲気が漂っていました。

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旅館に到着し、さっそく夕食です。

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夕食前に、厚沢部に実家がある部員のお母様よりジュースの差し入れを頂きました。大量のジュース、誠にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m

ご飯を美味しく頂いて、みんなで温泉にも浸かり、先輩・後輩と語らい…。これもまた遠征の醍醐味。何時に寝たのかは…あえて聞かないことにします。

さて、翌日。
午前中しか制作時間がなく、その時間は正味2時間。現地解散前にそれぞれの作品のアドバイスを行い、その後は各自急いで制作場所に行き、昨日の続きを描き始めました。

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あ、こんなのに出会いましたよ。

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カナヘビちゃん。ちょろちょろして可愛かったです(笑)

さて、各自急ピッチで仕上げていきます。
集合場所へ戻るギリギリの時間まで制作を続け、正午頃、制作時間が終了しました。それぞれいい感じで描けたかな?

バスに乗り、合評会会場である「まなびっく」に移動。
作品を各グループのスペースに並べ、自評文を書きます。

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自評文を作品に貼り付けてから、やっと昼食です。

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その後はグループ別合評会前までに批評カードを書いて貼り付けるという作業があります。
要するに自分がいいなと思った作品に貼り付けるもので、この批評カードがたくさん付けられていると、すごくうれしいんですよね。

で、こんな感じで作品が並んでいました。

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この後はいよいよグループ別合評会。
例年は1時間だったんですが、今回はなんと1時間半…!!ゆっくり丁寧に講評することができました。

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合評会の後の空き時間を利用して、江差の十河先生に講評を求めるうちの部員たち。十河先生はうちの部員からも人気があります。

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ただ時間がなかったため、講評を受けられず残念がっていた部員もいました。

さて、閉会式です。

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江差高校美術部部長の生徒が挨拶していました。2日間ありがとうございました。

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これ以上ないというくらいの好天に恵まれた今回の地区大会。
制作時間も例年より少し長めに設定されていたので、ゆっくり制作に没頭できた大会でした。

最後に記念撮影。

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大会前のミーティングで話した「お泊まりの写生会と言えど『作品』を作るんだという気持ちで制作すること」ということは実践できたでしょうか。
今回の大会を通して、楽しむところは楽しみ、市函美術部の先輩・後輩、そして同級生というお互いを高め合う関係を生み出し、次へのモチベーションにつなげて欲しいと思います。

そして、8月末の高文連美術展に向かって始動していこう。全道・全国へとつながるこの大会、ぜひ今年も頑張って欲しいと思います。

 
 
以上、大会報告でした。