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平成30年度全道大会遠征レポート!(写真多いです)


10月3日〜5日までの3日間、高文連美術全道大会が小樽市民会館にて開催されました。
その全道遠征の様子を写真でレポートしたいと思います。今回は部員28名を引き連れての参加となりました。

まずは結果から。
今回は本校から全道に出品した点数は24点、その中から「全道優秀賞」に以下の部員が入賞しました。

平成30年度全道高等学校美術展・研究大会「全道優秀賞」
3年 長内 絵美 「碧海のガレリア」
3年 伊藤 愛未 「失」
3年 岩瀨 小夜 「大人になるのはやさしくない」
2年 三浦 琴 「ときめきをさがして」
2年 森谷 美友 「まなざし」
2年 土橋 茜音 「blight」
2年 朝緑 明日花 「reset」

以上7名、おめでとうございます!!
 
 
 
以下は全道に出品した部員を作品とともに。

3年生。11名が全道大会に出品しました。

2年生。今年は2年生12名全員が全道に出品することができました!

1年生。来年はぜひみんなで全道に行きたいね!

そして、今年は全国高総文祭北海道代表枠には入ることができませんでした。やはり全国の壁は高い…また来年頑張りたいと思います…!
 
 
 
 
さて、全道大会の様子。

3日間とも天気が素晴らしく良かった!
作品は小樽市民体育館に展示されていました。

北海道の各支部から勝ち上がってきた作品たちは、どれも見応え十分…!

今年の信州総文に出品されていた北海道代表作品も展示されていましたね。

さて、開会式が始まり、最初の研修は現代アート作家であり東京藝術大学美術学科長である「日比野克彦」氏による講演がありました。

著名なアーティストによる講演は、通常であれば全国大会レベルでしかなかなか行われないため、とても貴重な機会となりました。

そして、日比野氏が全道大会で展示されている作品について気になったものを講評してくださったんですが、うちの作品からは部長おしゃないの作品と、1年生の作品が…!これは本人たちもテンション上がったのではないでしょうか。

講演の最後では、3名の高校生を壇上に上げてちょっとした実験的なことを行い、終了しました。

同時に同じことを指示しても、それぞれで違う捉え方をして違った表現となるわけで、でもそれも間違いではない。自由で型にはまらず、自分の表現を信じてやっていきましょう、ということでした。

この講演を聞いていてすごく感じたのは、なんていうか、今回のうちの作品にもつながる話だなぁと。
今度ミーティングでも話そうと思いますが、次のU21でどう殻を破っていけるかがキーになる気がします。

さ、講演も終わりました。
体育館入口付近では、北海道150年記念事業である巨大な油彩画の制作が行われていました。

この150年記念事業は、全道から選ばれた部員たちによる共同制作。本校美術部からも「どばし」が選抜メンバーとして名前を連ねており、原画の部分から参加しています。
…が、台風の影響などで実際の制作は実はこの全道大会が初めて。よってどばしは全道大会に参加しているものの、この共同制作のほうを優先して制作しなくてはならないため、会場に残ることに。
これ、なかなかの大作なんですよ。代表の生徒さんは本当にお疲れ様です…。

さてさて。
バスに乗って小樽市内のスケッチに出掛けます。

到着したのは、小樽運河。

というわけで、どばしが150年のほうにかかっていて居ないのですが、まぁせっかくの運河ということで記念撮影。

ザ・観光名所ってことで、人がたくさんでしたね。

しかし天気が良くて実に気持ちいい!観光日和でした^^

おっ、向こうから歩いてくるのは、うちの部員ですな…!

研修メニューである小樽市内のスケッチは、配布されたスケッチブックに風景などをスケッチするというものです。
それぞれが一応準備してきたペンや色鉛筆などの画材でスケッチをしていました。

小樽運河は小波が落ち着いているときが綺麗です。なんか秋っぽいなぁ。

顧問もちょっとスケッチしたりしながら部員探しも兼ねて、てくてくとお散歩開始。

旧手宮線跡地はなんだか風情があっていいところですねぇ。

いっぱい人が集まっているところがありました。このあたりは建物の雰囲気がいいんですよね。

おおっと、やはりうちの部員もいました。キングとたぢかのコンビ。

おきゃべも座り込んでせっせとスケッチしていました。

ガースーとまなみんも仲良く並んで描いていましたね。

そんなこんなで皆頑張ってスケッチ研修に取り組んでいたようでした。
夕方、またバスに乗り込み小樽市民体育館へ戻り、スケッチを提出し、作品をもう少し見たい部員はそのまま会場で作品鑑賞、顧問は全国報告のリハーサルの関係で隣の市民会館へ。
リハーサルが終わったところで、今回の大会を見に来てくれたOGたちと合流し、小樽の街を散歩したりしました。

「かま栄カフェ」まで歩いて行ったものの、残念ながらオーダーストップ…。。でもかまぼこをパンにくるんで揚げた「パンロール」は無事ゲット。美味しかったです♪

夜の小樽運河も一応撮ってきました。

絞りまくってスローシャッターで撮影したら、光芒が出すぎてやけにうるさい写真になっちゃいました^^;

翌日、最終日。
全国高総文祭の表彰式が行われました。いいなぁ佐賀総文…行ってらっしゃい!

その後は、今年の全国高総文祭に参加した生徒3名からの報告会。
うちのさよちんは一番最初に発表しました。しっかり自分の言葉で堂々と発表していました。

そして、今回が最初で最後となるであろう、北海道150年記念事業の共同制作に参加した面々が壇上に。
後ろにある作品が、今回共同制作を行った油彩画です。とても素敵な作品でした。

この作品はレプリカが作られ、全道各地の美術館に展示されるそうです。函館美術館にも来るらしいので、皆で観に行かなくては…。
どばしをはじめ、皆さんお疲れさまでした。
 
 
 
 
そんなこんなで閉会式も終わりました。
今回某高校からペンギンの立体作品が出品されていたんですが、ペンギン大好きなおしゃないがそれに興奮していたら偶然にも作者さんと出会うことができ、えらいテンションで盛り上がっていました。

今回の研修で参加者が描いたスケッチが張り出されていました。
なかなか味のあるスケッチが多かったですね。水彩で色付けされているものもあったりペン一本で描かれたものがあったりと、結構雰囲気のある作品が多かったです。

このあと各校の生徒さんから講評を求められ、作品について講評させていただきました。
あくまでも一個人として感じたことですので、鵜呑みにしないで参考程度に聞いていただけたらと思いながら、一生懸命話しました。
閉会式前にも多くの生徒さんから声をかけていただいたのですが、作品の写真撮影があってあんまり多くの人と話せなかったのが残念です…申し訳ない…。。
うちの部員も時間がない中、各校の顧問の先生から講評をいただきにまわっていました。講評してくださった顧問の皆様、この場をお借りしましてお礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m

午後0時をまわったところで、一斉に作品の撤去作業が始まりました。

というわけで、今年の全道大会もこれにて終了です。
今回当番支部となった後志支部の皆さん、大会運営本当にお疲れさまでした。とてもいい全道大会でした(*^_^*)
来年は室蘭清水丘高校が当番校となって全道大会が開催されます。来年の全道、そして全国出品を目指し、またこれから部員一同頑張っていきたいと思います。

はー、全道大会もこれで終わりました。
今回全道に参加してたくさんの高校生の作品を鑑賞し、また専門委員として全国候補の作品審査を通して、いろんなことを考えました。
多分うちの部員も全道の作品を鑑賞しながらいろいろ感じたのではないかと思いますが、道南、ていうか市函の作品はよくは描けているんだけど、もう少しオリジナリティ、挑戦が必要かな、と。独自の世界観をもっと恐れずに表現していって、誰にでも描けるような作品ではなく、自分だからこそ描ける、創ることができる作品をもっと目指してもいいなぁと改めて感じさせられました。

技術は練習すれば身に付くものであり、いわゆる「上手く描く」のは慣れれば誰でも描ける。その技術や技法を土台として、もっとその人ならではの思い切った発想をどんどん膨らませて作品にしていってほしいと思います。
失敗してもいい。唯一を目指していこう。道展U21はまさにうってつけの公募展。さっそく今回で受けた刺激を大切にして、次につなげていってほしいな。。

さ、また始まるね。
3年生もいよいよ引退、これからの1・2年生の成長がどうなっていくか楽しみでなりません。がんばりましょう…!!
 
 
 
 
おまけ。
今回宿泊した朝里クラッセホテルにはプールがあるということで……

なんと皆でプールに入るという展開に(笑)
さすがに顧問は入りませんでしたが、かなりの人数がプールで遊んだようです。写真はおしゃない部長からもらったものから選別したものを掲載。
なかなかみんなでプールに入るだなんて展開、そうそう無いですよ…^^;これもまたいい思い出になったんじゃないでしょうかね。