平成24年度高文連美術展(道南支部大会) 本校美術部の最終結果一覧


<平成24年度 第50回高文連美術道南支部展(H24.9.1~4)>

<最優秀賞>…全道大会に作品が出品される賞です

3年 桶本 理麗  江口 奈穗
2年 鈴木  愛  黒瀧 舞衣  菊入 悠佳  笹森 杏菜  山下 春華  北村 彩香   
   清野 愛彩  田邉 莉子  塚本  颯  吉田 莉帆  佐々木 暁登
1年 黒島 捺美  北野 美佳  中村 樹里

<優秀賞>

3年 中山 愛理  松本 佳奈

以上、部員22名中18名が高文連全道高等学校美術展・研究大会に参加しました。

また、2年生黒瀧さんの作品「ねっこ」が道南支部の全国高等学校総合文化祭支部推薦作品として選抜され、10月10日に開催された全道大会の専門委員会での審査の結果、全国高等学校総合文化祭「長崎大会」美術・工芸部門に北海道代表として出品されることとなりました。

以下は出品作品です。

3年 桶本 理麗「本体」(全道大会出品作品・「全道優秀作品」受賞

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3年 江口 奈穗「見<エ>ナイ」(全道大会出品作品・「全道優秀作品」受賞

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3年 松本 佳奈「波瀾曲折」

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3年 中山 愛理「Tabidachi」

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2年 鈴木 愛「いつまでも」(全道大会出品作品・「全道優秀作品」受賞

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2年 黒瀧 舞衣「ねっこ」

(全道大会出品作品・「全道優秀作品」受賞平成25年度 全国高等学校総合文化祭「長崎大会」出品作品に選抜

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2年 佐藤 桃「その先の道」

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2年 菊入 悠佳「妖怪メーカー」(全道大会出品作品)

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2年 笹森 杏菜「いっつ すもーる わーるど。(仮)」(全道大会出品作品・「全道優秀作品」受賞

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2年 山下 春華「drawing!」(全道大会出品作品)

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2年 吉田 莉帆「大量生産「中」」(全道大会出品作品)

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2年 清野 愛彩「落描き絵画」(全道大会出品作品)

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2年 塚本 颯「水槽倒した女の子と」(全道大会出品作品)

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2年 北村 彩香「input」(全道大会出品作品)

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2年 田邉 莉子「AFFECTED ⇔ TRADITIONAL」(全道大会出品作品)

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2年 佐々木 暁登「少年の一日」(全道大会出品作品)

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2年 冨田 寛瑛「隔絶」

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1年 中村 樹里「1/2 Happies」(全道大会出品作品)

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1年 黒島 捺美「人生の終着転」(全道大会出品作品)

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1年 石山 咲「7年後の私は」

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1年 北野 美佳「椅子のある風景」(全道大会出品作品・「全道優秀作品」受賞

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1年 宮川 大誠「迷子」

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※10月11日(木)の全道大会において各賞が決定されましたので記事を修正・追記しました。


ジャコメッティと明日より全道遠征。


ねっこがネスミスからもらったというミサンガが…

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なんかジャコメッティっぽいなと。いや、ただそれだけなんですけどね。
さて。
明日より3日間、高文連全道美術展・研究大会ということで、旭川で開催される全道大会に遠征してきます!
本校からは現部員23名中(あ、こないだ1名増えたんです)18名というなんじゃそりゃ的な大所帯での参加となります。
ここまで全道進出者が多いと今回全道に選ばれなかった部員が可哀想にも思えなくもないですが、まぁこればかりは仕方がありません。来年の釧路で開催される全道にはぜひ行けるよう今後さらに努力して欲しいですな。
まぁ…なんかこうやって書くと全道決めるのも簡単っぽく見えてしまうかもしれませんが、そんな楽でも簡単なものではないんですよ…ホントに。でもきっと勘違いされてるんだろうなぁ…全道はそこまで甘くないんですよ。
というわけで全道大会なわけですが、明日はまず旭川入りして、明後日が開会式&研修、そして次の日に全国表彰、全体総評、閉会式という流れです。
で、このたび本校のねっこ作「ねっこ」が全国審査の対象作品に選ばれているんですが、この審査が明日10月10日、専門委員会の場において開催されます。この審査によって、来年度開催の全国高等学校総合文化祭美術・工芸部門、まぁ要するに全国大会に出品されるかどうかが決まるわけです。
まーー、ねっこにとってはきっと審査前日でドキドキでしょうなぁ。眠れないでしょうなぁ。そんなことないか(笑)
一応、選抜されたらステージに上がらなきゃならないので、キレイめな服も持っておいでーと伝えておきました(笑)オサレ着の出番があるといいね!( ̄ー ̄)
ま、それは冗談として、狭き門をくぐり抜け、見事全国、ぜひ決めてもらいたいものです。
そうそう。
3月某日、札幌北陵高校美術部さんが函館にやってきたあの日から早7ヶ月が過ぎました。
北陵美術部部長にゅーとんさんと、うちののざわな部長は、あの日「次は全道大会開催地の旭川で会おう!」と固く誓ったんですが、だんだん高文連が近くなってきた夏頃からはメールもあえてせず、次は言葉を交わすのは全道で…!とストイックな関係を続けていたようです(なんかバクマンみたい)。
当然そのためには、お互いが全道大会への出品を決めなくてはならないわけです。
お互い、本気で大会に向けて一生懸命頑張っていたのでした。ただひたすらに。
そして、支部大会ではお互いが全道大会を決め、そして、とうとう明日、感動の再会を果たすのです!!
し、しかも!!!
我らが旭川で宿泊するホテルが、なななんとその札幌北陵高校さんとご一緒なんだそうで!なんたる偶然!!!いやこれは必然なのか…?!
そんなこんなで、きっと長い夜を過ごす事になるんでしょう。多分。んーー、青春だなぁ…。
というわけで、明日より全道大会行ってきまーす!


まったり土曜日&道展出品の話。


本日は石田文具に行ってモデリングペーストや木炭などを購入し、その後美術室へ。今日の美術室はなんだかまったりとしていました。
えむおーが昼くらいに帰り、残っているのはのざわな、ぐっち、ネスミスの3人。
今日はネスミスが50号キャンバスの作成をしていました。一人じゃうまく張れないんですー私6号も断念したくらいなんですーとか言ってました。

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ん、頑張ってくれい(笑)
のざわなは鉛筆デッサンをとりあえず一区切りし、これから木炭による石膏デッサンです。

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木炭デッサンは今回が初めて。食パンがもったいないぃぃ?とか言いながら耳だけ食べてました。気持ちはわかるけど、思わず全部食べてしまわないように。豆パンなんて間違っても持ってくるなよ!←
木炭デッサンは基本は鉛筆と一緒ではあるんだけれど、木炭の使い方に慣れないと最初は戸惑うかと思います。
でも、慣れたら鉛筆よりがーっと描けるので、ハマれば楽しいかもしれませんな。
デッサンはまずとにかくたくさん描いて、慣れていくことが大事。隙あらばデッサン!デッサン!です。数枚描いたところで一気に上達なんてありえませんからね。のざわなもぐっちも頑張れい!
そうそう。

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昨日石狩某高校の某先生から突然電話をいただきまして、何事だろうと思ったら、10月17日(水)から札幌市民ギャラリーにて開催される「道展」に、のざわな部長が2月の道展U21に出品して北海道教育長賞を受賞した作品「目に見えぬものは多けれど」が展示されることになったそうで、急遽送って欲しいという電話でした。

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なんと出品料はおろか、往復の送料も持っていただけるとのこと!
道展に展示させてもらえるだけではなくそんなご配慮までいただき、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます!
おそらくU21の優秀作品も一緒に展示するということなのでしょうが、このようにさらに多くの方に見ていただける機会を作っていただいて大変嬉しいです。本人もとても喜んでいました。
まぁ道展の大きな作品たちに囲まれたらちょっと大きさ的に見劣りするかもしれませんが、作品に対する思いは他の作品にも負けない、高校生ならではの作品かと思います。
道展は10月17日(水)から11月4日(日)まで、札幌市民ギャラリーにて開催されています。
ぜひお時間のある方は足をお運びくださいませ。
…ささ、仕事仕事…。
奨学金の推薦書やら通知表の所見、袋詰作業をこの連休中に終わらせなくては…うう…じゃないと来週の全道大会に行けない…。


デッサン指導訪問in七飯高校


今日は七飯高校を訪問してきました。
ただ遊びに行ってきたというわけでは無く、七飯高校で美大を受験したいと考えている生徒さんがいるとのことで、彼女が描いているデッサンを見るために訪問してきたのでした。
ちなみに、江差高校の十河先生もわざわざ江差より来て下さっていました。

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鉛筆デッサンでは人物を描いていたようで、静物や石膏は木炭で描いていました。
ちょうど訪問したときはバイオリンのある静物デッサンを描いていました。

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なかなか頑張って描いています。ただ、各部の狂いやコントラストの表現が気になる…。。
このデッサンについて十河先生と講評したのですが、二人の間でも結構見方の違いがありました。
もしかしたら生徒さんも混乱していたかもしれないんですが、デッサンといっても表現の仕方には違いがあって当然。いろいろな見方を知ってもらって、それらを最終的に自分でどう理解するかがカギとなると思います。
こちらの石膏デッサンは春に描いたものだそうです。

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まだまだ狂いや描き足りないところがいっぱいありますが、量感を捉えようと苦労して頑張っている感じが伝わってきます。明暗の使い方なんて、なかなか悪くない。
こちらの人物は、写真を撮ってそれを元に描いたそうです。

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背景の処理も上手に入っているし、手や顔の描写もしっかりしていてなかなか描けていました。

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デッサンを並べてそれぞれについて十河先生とコメントしあったり、東京五美大についてのいろいろな話や、美術を続けていく上で大学に入ることを目標にするのではなく、その場所・環境で自分は何を見つけていくのかが重要なのだということなどを話しました。
美大に行く、これからも美術を続けていく、と本気で考えることは、相当な覚悟が必要だと思います、いろんな意味で。
今うちの美術部にも将来美大・美術系大学に進みたいと考えている人がいますが、本気で行きたいと思うなら、今から本気で考えていかないと厳しいと思いますよ。
前の学校で教育大の美術科を目指していた生徒が言ってました。「北大に入る方がよっぽど楽だと思います」って。まぁ勉強も出来た生徒だったんですが、これはホントに名言だと思いました。美術の実技は普通の筆記試験と違ってどこまでやればいいかの答えが見えないから…。
彼女は孤独に頑張ってましたよ。美大を目指す人は他にはいないようですし。
でも、制作は孤独だけど、周りには応援してくれている人がいるんです。それを忘れないで、頑張って欲しいな。
のざわなーー、多分ライバルになるよ(笑)